【僕が育休1ヶ月間で学んだこと⑤心がすさむ】

From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)

※火曜日のブログは夫シンヤが担当します

(→前回のつづき)

・なかなか言うことを聞かずに、いつも僕の指示とは真逆の行動を取る上の娘。

・1度泣き出すと、疲れて眠るまでずっとノンストップで全力で泣き続ける下の娘。

自分の娘2人に対して、メラメラと燃え上がってくる怒り。

怒りに任せて、娘2人に往復ビンタを食らわせたくなる衝動。

ギリギリで思いとどまるものの、無力な子ども達をひっぱたく寸前まで行ってしまった自分に対する罪悪感。

自分の中にある、このドロドロした感情を抑えるために、僕は「お世話マシン」と化しました。

マシンのように淡々と育児作業をこなせば、何も感じずに済みます。

でも、その弊害で喜びや楽しみも感じられなくなり、毎日が「ただタスクをこなすだけの日々」に感じられるようになってきました。

そして、押し殺した怒りは実は完全に消えているわけではなく、ずっと心の奥底でくすぶっていました。

その証拠に、マシンになった後にも、「仲良し親子」の姿を見ると、以前と同じようにイラッとするようになってしまったのです。

仲良し親子のYouTube動画を見てヘコむ

最近、僕のスマホでYouTubeのアプリを開くと、ホーム画面の「あなたへのオススメ欄」に、子育て系ユーチューバーの動画がズラッと並ぶようになりました。

YouTubeのAIには、僕が今「子育て真っ最中の状態」だということがバレています。

さらに、特に画面をタップしていないのに、ショート動画が自動で再生されることも出てきました。

ショート動画の中で、お父さんと娘が仲良く遊んで楽しそうにしている姿を見ていると、

「チッ!どうせ俺はそんな父親になれないよ!娘もそんなになついてないよ!くそぉ~!!!!」

という、くやしい感情がわき起こってきました。

自分の娘と同じぐらいの年齢の娘と、その父親が仲良く遊んでいるだけの平和な動画から、攻撃性を感じてしまうのです。

その親子が僕に対して、

「おまえは、他の父親が当たり前にできていることが、できていない」

というメッセージを発しているように感じてしまいました。

これはもう、完全に僕自身の受け取り方の問題です。

その動画のコメント欄には、「可愛い!癒やされました~!」とか、「お父さんの愛が伝わってきて、ほっこりしました。」とか書いてあります。

でも、僕はそのコメント欄に何か文句を書き込んでやりたくなる人の気持ちが分かってしまいました。

もちろん、本当に書き込んだりしませんが、その場では「くそぉ~何だよ!もう!!ムカつくなぁ!!」と口に出して言ってしまうほど、心がすさんでいました。

YouTubeにアンチコメントを書く人の心理

本心は、

「うらやましい!自分もそんな風に、笑顔で余裕の子育てパパになりたい!娘からも慕われたい!でも、できないんだよ・・・そんなに心の広い人間になれないんだ!どうしたいいんだよ!」

という、自分に対するイラ立ちの感情です。

でも、そのままコメント欄に、

「あなたたち父娘がうらやましい!自分は娘とそんなにうまくやっていけないよ!」とか書いたらカッコ悪いです。

だから、自分の本当の感情を隠しながら、相手がイヤがりそうなことを書くことになるのでしょう。

「こんな風に仲良くできるのも今のうちだけだよ。13年後にどうなってるか、見てみたいもんだ。」

とか。あるいは、ムリヤリあら探しをして、

「○○するなんて、信じられない!親として失格!」

と書き込んでみたり。

敵の気持ちが理解できる

僕はこれまで、YouTube動画にアンチコメントを書く人の心理が理解できませんでした。

自分がYouTube動画をアップする側だったので、アンチは敵でした。

7年前に初めてYouTube動画を始めたばかりの頃にも、コメントは全部、ネガティブなものばかりでした。

しかも、建設的な批判ではなく、細かい言い間違いを指摘されたり、揚げ足を取るようなものが多く、うんざりしました。

実験的に、違うジャンルでチャンネルを4種類立ち上げたのですが、「世の中には他人の挑戦を応援する人よりも、批判する人の方が多いのか?」と思うぐらい、どの動画にも「つまらない」とか「話すのがヘタ」とか、アンチコメントばかりが付きました。

その後、自分のチャンネルのコメント欄はすべて閉じました。

その後も、自分が好きなYouTuberの動画のコメント欄を見ていると、「わざわざそれ書く必要ある?」と言いたくなるようなコメントがけっこうあるのが、うっとうしいと感じました。

「イヤなら見なきゃいいじゃん!」

「どう思うかは個人の自由だけど、わざわざ書き込む必要ないでしょ!」

と思っていました。

でも、今回の「仲良し父娘の動画」に関しては、コメント欄にわざと悪口を書いてしまう人の気持ちが分かったのです。

幸せそうな人たちが、まぶし過ぎてツラい

心がすさんでいる時、自信がなくなってヘコんでいる時には、楽しそうにしている人たちの姿が、まぶし過ぎてツラいのです。

まぶしい光で、自分が攻撃されているような気分になってきます。

彼らが放つポジティブな光が、自分の中のネガティブな影を、より濃くしていくように感じるのです。

そして、まぶしさの中で必死にもがいて振りまくる腕が、アンチコメントの正体なんだと思います。

少なくとも、僕はそうでした。

本当は自分もそっちに行きたい!けど、ムリっぽい。自信がない・・・

そんな心境の時に、思わず一言書き込んでしまうのでしょう。

まさか、平和な子育て動画を見てそんな心境になるとは、僕自身も予想外で戸惑いました。

ただ、以前に比べてアンチコメントを見ても、

「なんでこんなことを書くんだ!この人には心がないのか!」

とは思わなくなりました。

「そうか、きっとこいつらも、俺と同じように今の人生がツラいのであろう・・・希望を感じられず、義務感いっぱいで生きているんだろう。分かるぞ!」

と思うようになったのです。

もちろん、だからといって攻撃的なコメントを書いて良い理由にはなりません。

僕も、わざわざ自分のネガティブ心境を人の動画のコメント欄に書き込もうとまでは思いません。

でも、「アンチコメントを書く人がまったく理解できない」という状態ではなくなりました。

 

・・・つづく

 

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