【敗者復活した理由を分析:私たちシンヤ&サヤの出会った時の体験談38】

From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む

※サヤと出会ったばかりの頃の体験談を、シンヤ視点(男性脳視点)で描いたストーリーの続きです。

もうダメだ!と思った矢先に、なぜかサヤから延命措置を与えられて、僕は首の皮一枚でつながった状態になりました。

それまで約7年間に及ぶ婚活経験の中で、僕は自分の市場価値を十分に理解しているつもりでした。

その時点での自分の市場価値からすと、僕は明らかにサヤとの釣り合いは取れない状態でした。

・僕=収入の安定しない高卒アラフォー男(ほとんどバツイチ)

・サヤ=婚活市場で引く手あまたの27歳(しかも大卒で銀行員)

どう考えても、スペックでは僕は選ばれません。

しかも、僕はこのスペックを隠し通せなくなって、開き直ってサヤの前で公表したのです。

付き合いがスタートする前に、です。

もし、これを読んでいるあなたが婚活経験がある場合は、厳しい婚活市場の現実が分かっていると思うので、余計に不思議に思うかもしれません。

 

なぜ、敗者復活のチャンスが与えられたのか?

ではなぜ、ディズニーデートの告白で断られ、翌日の青学デートでネガティブ要素をすべて暴露した僕に、復活のチャンスが与えられたのか?

女性側の視点は、後日サヤの書く記事で語られると思いますので、この記事では、男性目線で分析してみたいと思います。

まず、今振り返ってみても、「単に運が良かっただけ」では片付けられません。

男性は婚活している時に、「運良く自分だけを好きになってくれる、若くてキレイな女性に出会えたら、人生逆転するかも!」と期待しながら活動していることが多いです。

でも、僕が7年間婚活をしてきて分かったとは、「奇跡は起きない」ということです。

・自分のタイプの女性が、たまたま運良く婚活市場に入ってきた瞬間に自分が先に出会えて、まだ他のライバル男性達と接触しないまま、自分だけが掘り出し物をゲットできる!

とか、

・自分のタイプの女性が、他の男たちには目もくれず、自分だけを好きになってくれる。運命の女性に出会えれば、そういう不思議な現象が起こる!

・・・なんて事は起こりません。

本当に、婚活市場に奇跡はないのです。

自分のコミュニケーションスキルや年収などのスペックを上げない限り、びっくりするぐらい、女性たちから相手にされません。

色んな男性たちからアプローチされる若い美女が、わざわざ自分のようなスペックの低い男を選ぶ理由がないのです。

ボクシングのラッキーパンチに似ている

僕は、婚活はボクシングの試合に似ていると思っています。

ボクシングの世界には、「ラッキーパンチ」と呼ばれる現象があります。

一見、適当に振り回しているように見えるパンチがクリーンヒットして、相手をノックアウトしてしまった時、それは「ラッキーパンチ」と呼ばれます。

特に選手の間に実力差があって、格下の選手が追い詰められている時に、苦しまぎれに打ったように見えるパンチが、格上の相手に当たって倒れた時には、「ラッキーパンチで大番狂わせ!」というような表記がされます。

でも、ボクシングマンガ「はじめの一歩」の中で、天才ボクサーの宮田君が初めてやられそうになって、玉砕覚悟で次のラウンドに出ようとした時、セコンドについている元ボクサーのお父さんが、こんなセリフを言います。

↓↓↓

「ボクシングにラッキーパンチはない!結果的に偶然当たったパンチにせよ、それは練習で何百何千と振った拳だ。

その拳は生きているのだ。

試合を投げて適当に振ったパンチなど決して当たらん。

当たったとしても、死んだ拳では人は倒せん。

(~中略)

生きた拳こそが、奇跡を生むのだ!!」

と。

僕は、婚活も同じだと思います。

外から見たら、

「なぜあんなイケてない男が、あんな美人と結婚するんだ?」

と思われるようなカップルを見かけることがあります。

そういうカップルを見ると、「俺にもチャンスがあるはずだ!とにかく数を打ち続ければ・・・」と思いがちです。

でも、そのイケてないように見える男性は、単にラッキーだから美女をゲットできたわけではありません。

その男性は、「生きた拳」を持っていたのです。

生きた拳

それが何なのか?は、本人2人にインタビューしないと分からないでしょう。もしかして、女性の方も言葉で説明できないかもしれません。

でも、必ずその男性の中に、他の男性にはない何かを感じたはずです。

その何かが、女性のハートを捕らえたのです。

高年収やイケメンなどの分かりやすいスペックだけではない、女性にしか分からない魅力というものがあるようです。

一見イケてない相手の男性は、おそらくそれまで何千回、何万回と降り続けたパンチを持っているのでしょう。

今回の僕のケースも、それまで婚活市場で振り続けたパンチの数と、相手の女性からカウンターを食らってボコボコにされても投げ出さない、打たれ強さが役立ったと思われます。

次回の記事では、そこを自己分析していきます。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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