【「結婚生活」と「海外移住」の共通点:6つのアドバイス①】

From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)

※火曜日のブログはシンヤが担当します

(→前回の続き)

※国際結婚をしているイーツさん夫妻のYouTube動画を見た感想のシェアの続きです。

動画の最後には、イーツさんは日本に移住したいと考えている外国人の仲間へのアドバイスをしていました。

1つ1つが、パートナーシップとすごく関連しているので、一緒に対比しながら見ていきましょう。

↓↓↓

①カルチャーショックを受け入れる

カルチャーショックは、必ず来るものだと思って、心の準備をしておく、ということです。

今はキラキラ輝いて見える日本文化に対しても、必ずその輝きが失せて、自分に合わない面、イヤな面を感じる時が来ます。

そうなった時に、「こんなハズじゃなかったのに!」と思わないためにも、いつかやって来るカルチャーショックに備えて、心の準備をしておくことが大事だと、イーツさんは動画の中で言っていました。

これは、パートナーシップにも言えることです。

最初は相手の良いところだけが、キラキラ輝いて見えるものです。

でも、それはあくまで恋愛ホルモンの分泌によって「目くらまし」が起こっている状態です。

本能のパワーで、相手を過大評価してしまっている状態なのです。

でも、時間と共に恋愛ホルモンの量が減っていくに従って、だんだん現実が見えてきます。

相手は何も変わっていないのに、自分のとらえ方が変わったことで、相手への不満が噴出してくるのです。

これは、パートナーシップにおけるカルチャーショックと言ってもいいでしょう。

②日本語をできるだけたくさん勉強して覚える

イーツさんいわく、日本で感じるイライラの95%は、「相手の言っていることが分からない&自分の言いたいことが伝わらない」ことから来るそうです。

日本語が上達するに従って、このイライラが減っていきます。

「日本に住むなら、日本語の習得はマスト!」

と言い切っていました。

これをパートナーシップに置き換えると、大きく2つに分けられると思います。

1.男女で違う言葉の意味

2.自分とパートナーの愛の言語

僕は、男女の会話は英会話に近い部分があると思っています。

文化や言葉の持つ意味が違う人同士が、1つの言語を通して交流するのが、英会話です。

でも、文化が違うと言葉の持つ意味も変わってきます。

たとえば、僕らが中学校で習う英単語、happy ひとつ取っても、使い方が違います。

happy = 幸せ

と学校では教わりますよね?

でも、日本語の「幸せ」という言葉は、使えるシーンがかなり限定的です。

幸せという表現は、結婚したり、子どもが生まれたりといった、大きなイベントの時に使う言葉で、特別感があります。

日常的に会話の中で自分の感情を表現する時には、まあり使われません。

一方、英語の happy は、もっと幅広い状況で使われます。

Are you happy (with it)?

といった使い方もよくあります。

これを直訳したら、「あなたは幸せですか?」になりますよね。

日本語では日常会話で絶対に聞くことはないセリフです。

もし初対面の人に「あなたは幸せですか?」と言われたとしたら、きっと怪しい宗教の勧誘かと思ってしまうでしょう。

でも、英語では「Are you happy (with it)?」という表現は、日常的によく使われます。

どういう時に使うかというと、レストランで注文が揃った時に店員さんから、

Are you happy (with it)?

と聞かれることが多いです。

これは、

①注文した品が揃っているか?

②食べ物は口に合っているか?

③サービスが良いか?

など、お店の提供しているサービス全般に対する満足度を聞いています。

そもそも、日本のレストランでは、こんなことを聞かれません。

たまに①を聞かれるぐらいでしょうか。

②&③は、よほど高級なレストランでない限りは、聞かれることはないでしょう。

他にも、何かの説明を受けた後に、

Are you happy with it?

と聞かれることがあります。

これは、

今の説明内容で満足しているか?

という意味で、自然な日本語にすると、

「今の説明で大丈夫?」

「分かってもらえた?」

ぐらいの感覚です。

日本語の「あなたは幸せですか?」とはだいぶニュアンスが違いますよね。

英語と日本語では、happy という言葉1つ取っても、まったく違う意味を持つわけです。

外国語であれば、「ほぅ!そうのか!文化の違いというのは、大きいですな!」で納得できます。

でも、男女の会話では納得できないことが多くなります。

お互いに日本語を話しているので、通じ合えるのが当たり前だと思っているからです。

でも、実は言葉の持つ意味は男女で大きく違います。

この違いを知らずにコミュニケーションを取っていると、必ず衝突してしまうのです。

次回は、その違いについて詳しく見ていきましょう。

 

・・・つづく

 

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