【結婚予定の彼が、家事をやらなさそう・・・本当に結婚すべき?①】

From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

「これから結婚する予定の彼が、結婚後は家事をやらなさそうな発言をしている。本当に彼と結婚すべきか?迷い始めている」

という悩みは、実はけっこう多いです。

さらに、結婚後にも、この問題は付いて回ります。

・子供が生まれても、、夫が家事をまったく手伝ってくれそうにない。

・夫がもうすぐ定年退職するけど、何も家事を手伝わなさそう。自分のやることが増えて、自由時間が減るのが不安。

などなど、新婚~熟年まで、パートナーシップのどのステージにいるかにかかわらず、家事をめぐる女性の悩みは本当に多くあります。

直接言葉にまでしなくても、心の底で不安に思っている女性はさらに多いと思います。

今回の記事では、家事の役割分担をめぐる男女のすれ違いについて考えてみましょう。

男女の家事に対する位置づけの違い

男性と女性では、家事に対する位置づけがまったく違います。

男性は太古の時代には、村の外へ出て、命がけで狩りをして獲物の肉を持ち帰る、という暮らしをしていました。

村に帰ると、そこは安全ゾーンです。獣に襲われることもありません。

男性は安心して、脳のスイッチをオフにしてくつろぎ、また明日の命がけの狩りに備えて心身を休ませました。

この時代に何万年もかけて発達した脳の機能は、現代の男性にも受け継がれています。

男性脳は外の仕事から帰ったら、スイッチがオフになる仕組みになっています。

家はくつろぐ場所であり、仕事をする場所ではありません。

スイッチがオフになっている男性脳にとっては、家事は「やるべきこと」ではないのです。

心身を休めるモードに入ると、男性は家の片付いていない部分を見落とします。

見えるけど、無視するのではありません。

気付けないのです。

一人暮らしの男性の家が荒れがちなのは、それが理由です。

女性は家事が気になる

一方で、女性は家事に対するとらえ方がまったく違います。

女性は太古の時代から、村の中で他の女性たちと一緒に、コミュニティーを守ってきました。

男達が狩りに出かけている間に、みんなで協力し合いながら村の中を掃除して、整えていました。

女性の協力体制は、男性のようなハッキリした役割分担制ではなく、「困っている人を見付けて、自分から手を差し伸べる」というスタイルです。

男性は狩りをするため、遠くに視野が広がって、左右の幅は狭いです。

でも、女性は視野や横に広く、細部に気がつくように出来ています。

女性の能力のおかげで、村の中は生活しやすい環境作りができていたのです。

これは、女性が「子を産み育てる性」だということも関係しています。

まだ抵抗力の低い赤子を守り育てるためには、女性達はでるだけ村の中を清潔に保つ必要がありました。

この時代に何万年もかけて発達した脳の機能は、現代の女性にも受け継がれています。

女性脳は外の仕事から帰っても、スイッチが切れない仕組みになっています。(ものすごい疲れている時を除いて)

家はくつろぐ場所というより、もう1つの仕事をする場所なのです。

スイッチがオンになっている女性脳にとっては、家事は「やるべきこと」なのです。

女性は男性に比べて、本能的に家の片付いていない部分に気がつきます。

見たくなくても見えてしまうのです。

そして、それを無視した時にかかる脳へのストレスは、男性の比ではありません。

男性は家が汚くても、そこまでストレスにはなりません。

でも女性は、かなり大きなストレスになるのです。

例外はあるけど、まずは脳の作りを知ることが大事

もちろん、男性でもキレイ好きな人はいますし、女性でも片付けが苦手な人はいます。

ただ、全体の傾向としては、男性は部屋が散らかっていても気にならず、女性は家事が終わっていないとソワソワします。

これは本能的な部分です。

家事をしないタイプの女性が結婚する場合は、相手の男性はキレイ好きなことが多いです。

人間はお互いを補い合うために、自分とは正反対の特徴を持った異性に惹かれる傾向があります。

男女が逆転した場合でも、結局はすれ違いが生まれることに変わりはありません。

ここでは解説をシンプルにするために、いったんそういった例外パターンは横に置いておきます。

男性と女性では、家事に対する位置づけが違います。

良い悪いの問題ではなく、「違う」ということを認識することから始めるのが大事です。

そうでないと、「私はこんなに家事に気を配っているのに、あなたは・・・」と、相手を非難する気持ちが強くなります。

男女のすれ違いのほとんどは、「相手も私と同じように考えているはずだ」という期待が満たされないことから始まります。

・男性は本能的に、家事を重要視しない傾向がある。

・女性は本能的に、家事を重要視する傾向がある。

まずはこれの違いを認めることが、スタート地点になります。

この違いを先に受け入れることで、「じゃあ、どうする?」という方向に舵を切ることができるのです。

 

・・・つづく

 

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