From サヤ（男女のパートナーシップ研究所）
※木曜日のブログはサヤが担当します。
今回は、「なんで俺と結婚したの？」…オタクを装い、年収800万ハイスぺ男性を手にした女性の絶望的な末路」（現代ビジネス：山本昌義さん）の記事からお伝えします。
なかなかにセンセーショナルなタイトルで、思わずクリックしてしまいました(笑)
この記事は前編もあるので合わせて読むと、状況がより一層よくわかります。
かいつまんで状況を説明すると・・・
【結婚前】
松岡恵美さん（28歳：仮名）、年収400万円、婚活中
・ハイスペ男性狙いで、女性慣れしていない漫画やアニメが趣味の一流企業に勤務する男性にアプローチ
澤田智也さん（30歳：仮名）、年収800万円、大手企業SE
・休日は「オタ活」しつつも普通のデートもできるタイプ
【結婚後】
共働き、家事は半分ずつ、隔週でデート
恵美さん
・最初は満足していたが、隔週ではなく毎週デートしたいと言ったのに断られてイライラ。
智也さん
・漫画1000冊を新居へ。毎週新刊が発売されると漫画優先。
・毎週デートは断る。
【出産後】
恵美さんは育休後、復職。家事・育児は智也さんの方が負担大。2人での外出は難しい。
恵美さん
・智也さんの漫画を読む時間を減らして、もっと自分との時間を過ごして欲しい
・智也さんだけ楽しんでいるように見えてイライラ
智也さん
・漫画1日20分未満。家事や育児後のわずかな時間に読むのが楽しみ。
そのまま収拾が付かず、離婚へ・・・。子どもは智也さんが引き取ることに。
この記事を読んでほとんどの人は夫に同情したのではないでしょうか。
こんなに家事をしてくれて、子どもの面倒を見てくれて、妻と出かける時間も作っているのに、何が不満なんだ！
一日たったの20分のマンガくらいいいじゃないか！
という声が今にも聞こえてきそうです。
たしかにそうですよね。
ではなぜ恵美さんは夫との時間にそれほど執着してしまったのでしょうか？
結婚するまでは上手く行っていたのに、どこで戦略を間違ってしまったのでしょう？
実はマンガオタクのふりというのは表面的なことで、この二人の問題は、誰にでも起こり得ることです。
なので今回取り上げてみることにしました。
他の人の事例を見て、どうしたら上手く行く可能性があったのか考えてみることは、自分とパートナーとの関係を振り返るのに役立ちます。
よかったら一緒に考えてみましょう！
二人の本当の問題は何か
「うちの夫はオタクじゃないから」
「高年収のパートナーをゲットするために相手にうそを吐くなんて自分には考えられない」
と思った方も多いでしょう。
でも先ほどもお伝えしたとおり、「マンガオタクのふり」や「高年収ねらい」は表面的な問題にすぎません。
この問題はどんなカップルにも起こります。
そもそも相手にいい顔をしたくて（嘘ではなく）相手に合わせることってありますよね。
実際きっかけは相手の趣味に合わせていたとしても、結婚後も上手く行っているカップルはいます。
問題は、結婚後も相手に合わせる努力ができなかったことです。
そして自分が本当に必要としていることを相手に伝えられなかったことです。
すべては「愛の言語」に集約されます。
チャップマン博士の「愛を伝える５つの方法」に書いてる愛の言語、これを押さえておくと、この夫婦の「どちらが悪い」ではなく「どうすればよかったか」が見えてきます。
愛を伝える５つの言語
パートナー愛を伝える方法は大きく分けて５つあります。
しかも、人によってその優先順位は変わってきます。
自分がしてもらって嬉しいからといって、パートナーが同じだけ喜ぶとは限らないのが愛の言語の難しいところです。
私の解釈でざっくり５つを復習すると・・・
①ポジティブな言葉
ほめられたり、感謝を言葉にされると愛を感じるタイプ。逆に感謝の言葉がなかったり、不満や愚痴を言われると怒りがわく。
②クオリティタイム
相手と一緒の時間を過ごしたり、話したり、共同作業をすることに愛を感じる。「全然話を聞いてくれない！最近全然二人の時間がない！」と怒るのはこのタイプ。
③サービス行為
相手が自分のためにちょっとした手間をかけてくれると愛を感じる。（例：皿洗いをしてくれた、赤ちゃんのおむつ替えをしておいてくれた）逆に「やりっぱなし」「サポートをしてくれない」と愛がないと感じる。
④ギフト
その名の通り、ギフトをもらえると愛を感じるタイプ。このタイプと付き合うなら、誕生日や記念日のプレゼントは忘れずに。
⑤タッチ
身体的な接触を好むタイプ。キスやハグ、セックスで愛を感じる。セックスレスになると最もきついと感じるタイプ。
では、恵美さんと智也さんはそれぞれどのタイプだったのと思いますか？
よかったら予測してみてください。
次回はそれぞれの愛の言語を見ていきたいと思います！
・・・つづく
※このブログでは、恋人や夫婦のケンカを乗り越え、パートナーと長く幸せな関係を築く方法を発信しています。
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