【私たちシンヤ&サヤの出会った時の体験談⑩】

From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む

※サヤと出会ったハロウィンパーティーでの体験談を、シンヤ視点(男性脳視点)で描いたストーリーの続きです。

サヤと出会う前に参加した、ルーク平野さんの1日セミナー、

「99日間でベストパートナーに出会える」

の中で一番印象に残っているのは、「理想のパートナー像を書き出すワーク」でした。

僕がそれまで読んだ婚活本には、どの本にも「理想の結婚相手の条件をたくさん並べ立てる人は、一生結婚できない」と書いてありました。

特に、結婚相談所などでは「理想のお相手の条件は3つまで」としているところが多いようです。

3つより多い条件を出すと、とたんにマッチングが難しくなるそうです。

そして、好き嫌いの激しい人は結婚できる確率が遠のくそうです。

その考え方は、確かに論理的です。

ヤフーパートナーのような大手のネット出会いサイトの検索でも、相手の条件を絞り込めば絞り込むほど、どんどんヒット件数が減っていきます。

好き嫌いが激しい人は、当然ヒット率が減って結婚できる率が下がる、という理屈はしっくり来ます。

ところが、ルークさんのセミナーでは、この理論の正反対のことをやったのです。

思いつく限り書き出す

セミナーの中では、理想のパートナー像の条件を、思いつく限りたくさん書き出すように言われました。

僕はビックリしました。

そんなことしたら、どんどん好き嫌いの激しいヤツになってしまい、婚期を逃すんじゃないのか?と思いました。

でも、僕はこの時はほぼ結婚は「あきらめモード」になっていたので、どうせならたくさん書き出してやる!と思って、なんと13個も書き出しました。

本当は30個以上書き出してやろう!と思ったのですが、実際にやってみるとなかなか難しくて、MAXで13個に落ち着きました。

今までと違って面白かったのは、「好きな異性のタイプを書き出す」というわけではなかったことです。

好きな異性のタイプを書くと、たいていの人は表面的な条件になりがちです。

・背が高い or 低い人が良い

・ぽっちゃり型 or やせ型が良い

・美人系 or カワイイ系が良い

・黒髪ストレート or 茶髪ショートが良い

などなど、人によって好みの違いはあっても、基本的には表面的な部分です。

一方で、ルークさんのセミナーは内面の本質的な部分を教えるのが特徴でした。

理想のパートナー像のワークでも、

「まずは理想の結婚生活を思い描いて、それを実現できるパートナー像を書き出す」

という、逆算式のやり方を採用していました。

このやり方は、婚活本でも以前読んだことがありましたが、ちゃんと自分と向き合って真剣に考えたのは、セミナー内が初めてでした。

1人で本を読みながらやるのはモチベーションが上がりませんが、セミナー内で仲間やルークさんのいる空間でワークをすると、集中して真剣に書けることが分かりました。

「終わったら、自分の理想のパートナー像を皆の前で発表する」と思うと、いっそう身が入りました。

 

理想の結婚生活を明確にすると、相手の条件は内面的になる

実際に書き出してみて思ったのは、

「理想の結婚生活を明確にイメージすると、理想の相手への条件は内面的なものになる」

ということです。

たとえば、僕の条件の中の1つには、「自分の起業を応援してくれる」というものがありました。

当時の僕はまだ会社員で、起業して独立するのが夢でした。

この条件を満たす相手を表面的な条件で検索するのは難しいです。

・背が高い or 低い人

・ぽっちゃり型 or やせ型

・美人系 or カワイイ系

・黒髪ストレート or 茶髪ショート

これらの要素では、「自分の起業を応援してくれる女性か?そうでないか?」を見分けることはできません。

また、「経済的に自立している人」ということで、フルタイムで仕事をしている女性を選んでも、それがイコール「自分の起業を応援してくれる女性」とは言えません。

仕事をしている女性=自分の食いぶちは自分で稼ぐ、という発想じゃない

ある雑誌のリサーチ結果によると、フルタイムでバリバリ働いている女性の理想のパートナー像をアンケートしたところ、リアルな条件が浮かび上がってきたそうです。

「今の生活スタイルを落としたくないから、自分と同じかそれ以上稼いでいる男性と結婚したい」

というパターン、もしくは、

「今のバリバリ働く生活に疲れたから、結婚してのんびりしたい。そのためにも、安定した稼ぎのある男性と結婚したい」

というパターンが多いそうです。

このリサーチ結果は、男性視点としては意外でした。

会社員と起業家は価値観が違う

さらに、これはまた別の本で読んだのですが、大企業の会社員や公務員など、安定した仕事で会社員を長くやっている人は、起業してリスクを取ろうとする人の気持ちを理解できない確率が高い、とのことでした。

そのため、会社員と起業家が結婚して夫婦になると、価値観の違いやお金の使い方でぶつかり合うことが多いらしいです。

ちなみにこれは、起業がうまくいって稼いでいるかどうか?家にお金がどのぐらいあるか?に関係なく、モメるらしいです。

実はこの話は、僕の元カノの友達(女性)がまったく同じシチュエーションで、お金がらみでリアルにケンカしている最中の話を聞かされていたので、すごく納得感がありました。(その時は女性が大手企業の会社員で、パートナーの男性は成功しているベンチャー起業家でした)

自分の理想像から逆算する

僕は自分の理想の結婚生活からさかのぼって、理想のパートナー像を書き出すためには、「内面に関する条件」を考えなければ意味がないことに気付きました。

そして考え抜いてひねり出したのが、13個の条件だったのです。

そしてなんと!!その13項目を、すべてサヤが満たしていることに気付いてしまったのです!!

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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