【付き合ってた時は許せてたけど、結婚すると許せなくなるパートナーの欠点①】

From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)

先日、Yahoo!知恵袋でこんな投稿を見つけました。

↓↓↓

(要約)

新婚1ヶ月ですが、結婚を後悔しています。

実家暮らしだった彼と付き合って半年後から、一人暮らしの私の家で同棲を始めました。

私は同棲してからずっと家事をガンバってきました。

でも彼は、何も家事をしてくれません。

服も脱ぎっぱなし、ゴミを捨てない、使用済みのお皿もキッチンまで持っていかない、などなど・・・

「手伝って欲しいー」と言ったら、彼は「まじで疲れた、毎日頭も痛いんだよ!朝は早いし、帰り遅いし!」と言いながら、手伝ってもらえません。

前まで許せてたけど、結婚前ぐらいからすごくイライラしてきて、私ももう、彼のために家事をやりたくないと思うようになってきました。

結婚式はしないのですが、フォトウェディングは撮ります。
それも彼は、何も手伝ってくれません。私に全部丸投げです。

腹が立ってきました。

どう思いますか?

という内容の相談です。

一部省略しているので、実際にはもう少し長めです。

これに対しては、色んな意見のコメントがあります。

コメントの3パターン

①そんな男とは、さっさと別れた方が良い。

②彼を育ててしつける覚悟があれば、そのまま結婚生活を維持するのが良い。

③男は変わらない。あきらめて自分の受け止め方を変えるしかないのでは。

大きく分けてこの3パターンが、コメントにありました。

同じようなタイプの男性と結婚した経験者、友達が似たような状況になっている人など、状況は様々です。

男女のパートナーシップの心理学的に見ると、この状況は必ずしもマイナスではありません。

むしろ、「おめでとうございます!」と声をかけたい状況です。

相手の欠点が見えてくるのは、関係が深まっている証拠

どんなカップルでも、付き合ってしばらくすると、相手の欠点が見えてきます。

それまでは恋愛ホルモンの力で、相手の欠点がむしろ長所に見えるような魔法がかかっていた状態です。

おそらく、この投稿者の女性も最初は純粋に、彼に尽くすこと自体が喜びだったはずです。

彼が喜んでくれるから、家事や身の回りの世話をしてあげる。
それで愛を表現していたわけです。

当時は、彼が手伝ってくれるかどうかなんて、気にしなかったはずです。
そして、おそらく彼の方も、彼女に対して献身的な部分があったと思います。

この投稿文からは分かりませんが、彼女に対してマメにプレゼントをするとか、作ってもらったご飯に対して感謝の言葉をたくさん言うとか、ことあるごとに彼女の身体に触れるとか、愛の表現をたくさんしていたはずです。

ただその状態は、お互いの「通常モード」ではありません。

本能の力で突き動かされているだけです。

このステージでは、相手のことをあまり理解していません。

相手を美化して、欠点すら長所に勝手に転換している状態だからです。

・家事を手伝わない彼=仕事に一生懸命な彼

・服を脱ぎっぱなしな彼=おおらかで包容力がある彼

というように、美化して見えてしまいます。

それから半年~数年経ってくると、本能の力がなくなってきて、次第に欠点が浮き彫りになってくるのです。

これは、お互いに相手のことが今までより正確に見えている証拠です。

冷静に、相手の良いところも悪いところも見えるステージは、関係が深まっているステージとも言えます。

実は、ここからが本当のパートナーシップを築いていくスタート地点になります。

だから、「おめでとうございます!」なのです。

 

・・・つづく

 

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