From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
※月・金曜日のブログはシンヤが担当します。
(→前回の続き)
前回の記事では、新婚でケンカが増えるメカニズムを解説しました。
①違いに惹かれて恋愛感情が芽生える
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②恋に落ちて、相手がパーフェクトな存在に見えるようになる
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③ラブラブ状態(in love 状態)で結婚を決断する
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④ in love 状態の平均期限が約2年、最長で3年という脳のメカニズム知らないまま、今のラブラブ状態が永遠に続くことを夢見て結婚準備を進める。
(もしくは、すでにラブラブ状態から覚めているけれど、パートナーに押されて「結婚しない理由もないし、まあ、いっか!」と覚悟を決める)
⑤結婚する時期と、付き合い始めて2年たった時期がちょうどバッティングするせいで、相手への幻想が覚めてくる。と同時に、急にケンカが増え始める。
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⑥結婚準備中に大げんかするか、新婚時期に大げんかが続いて、「本当にこの人で良かったんだろうか?」とお互いが自分の決断に自信が持てなくなる。
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⑦カップルによっては、この時点で別れを選ぶ。
という流れです。
こうして見ると、新婚時期にケンカが多いのは必然とも言えます。
むしろ、ケンカしないカップルの方が珍しいのかもしれません。
昔と今を比べても意味が無い
昔の時代はお見合い結婚が多かったので、新婚時期に恋から覚めるケースは少なかったのでしょう。
また、婚前交渉がNGだった時代は、in love 状態が2年間より長く続いたのかもしれません。
当時のカップル達は、まだ in love 状態のまま、もしくはまだ in love 状態になってもいないタイミングで、お見合い相手を「この人だ!」と思って、結婚したわけです。
だとしたら、新婚時期とラブラブ時期が重なるのもうなずけます。
その結果、
新婚=人生で最も甘くて幸せな時期
という図式が出来上がったのではないでしょうか。
付き合い始めから結婚までに平均で3.3年もかけている現代のカップルと、昔のカップルを比べても、意味がないことが分かります。
現代でも他のカップルと比べても意味がない
もちろん、現代でも結婚相談所などに登録してパートナーを見付けた人は、真剣交際が始まってから3ヶ月前後で結婚を決めるというルールがあります。
また結婚相談所は、遊び人の男性会員が混じるのを防ぐため、婚前交渉禁止のルールを設けているところがほとんどです。
さらに、友達の紹介などの王道パターンで出会ったカップルが、付き合って数ヶ月で結婚を決める、というパターンもあります。
その場合は、in love 時期と新婚時期が重なることはあるでしょう。
そう考えると、現代であっても「どうやってパートナーを見付けたか?」「付き合ってからどのぐらいで結婚したか?」によって、新婚時期がラブラブになるかどうかは変わります。
「あなたの新婚時期はラブラブでしたか?ケンカばかりでしたか?」という質問に対しては、千差万別の答えが返ってくる確率が高いでしょう。
#付き合いが長すぎると、逆にケンカしないこともある
たまに、すごく長年付き合ってから結婚するカップルもいます。
5年~10年以上付き合ってから、ついに結婚!というパターンのカップルです。
これだけ付き合いの長いカップルは、多くの場合学生時代から付き合い始めているので、in love 状態からはとっくに覚めています。
そして、これまでの長い道のりの中で、冷静な目でお互いの良い部分も欠点も見えているので、新婚時期もそんなにケンカが多くなる確率は低いでしょう。
おそらく一番ケンカが増えやすいカップルは、付き合い始めてから2~3年目と新婚時期が重なるケースです。
もしあなたがそのパターンに当てはまったら、「新婚でもケンカするのが普通だ。これは相手選びを間違えたわけではない」と自分に言い聞かせてみてください。
次回は、僕たちシンヤ&サヤの新婚時期の実例をご紹介します。
・・・つづく。
※このブログでは、恋人や夫婦のケンカを乗り越え、パートナーと長く幸せな関係を築く方法を発信しています。
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