From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
※シンヤと出会ったばかりの頃の体験談を、今度はサヤ視点(女性視点)で描いたストーリーの続きです。
さて、前々回の私(サヤ)の理想のタイプを聞いて、あなたはどう感じましたか?
私は自分の年収の2倍がいいなんて言ったことはすっかり忘れていまいましたが、今見ると「なんて強欲な!」と思いました(笑)
ただ、私は最初から高い条件を掲げていたわけではありません。
これまでの失敗があったからこそ「もう次は同じことで傷つきたくない」と強く思っていたのです。
愛だけではご飯は食べられない
実はその前におつきあいしていた人と別れた理由が、金銭的に将来を見通せないと感じたからでした。
本人はとても努力していたのですが、あまりにも私とは置かれた境遇が違いすぎました。
私にはそれに耐える自信がありませんでした。
困難を乗り越える覚悟ができるほど相手のことを好きではなかった、と言われればそれまでですが、今思えば相手のことはもちろん、自分のことも信じられなかったのだなぁと思います。
それまでは「親の言うような自分と似た境遇の人となんてつまらない」と思っていました。
でもその後は本人の人柄とは関係なく、ある程度は条件が整っていないとダメだと思うようになりました。
それでこの時は完全に親の言う条件をそのままシンヤに言っていました。
気持ちいいほど理想の条件に当てはまらないシンヤ
でもシンヤは、私の出した条件に一つも当てはまっていませんでした。
それはもう気持ちのいいほどでした。
ここまで来ると笑えてきたのを覚えています。
きっと好きな人に等身大の自分をさらけ出すのは勇気が要ったでしょう。
私は何だか尊敬してしまいました。
後から思えば、シンヤは私が「パートナーに求める3つの条件」に当てはまっていたのでした。
それは年収や正社員のように表面には出てこないものです。
そして私自身も当時は気づいていないものでした。
でも実はこちらの条件の方が長く時間を過ごすパートナーを選ぶためには重要なのではないかと思います。
私がパートナーに求めた表面に出ない3つの条件①
1つ目は、「正直であること」です。
嘘を付かないなんて人として当たり前だと思いますよね?
でも私は年齢で恋人に嘘を付かれたことがあります。
別に10歳とかじゃないですよ。
たったの2歳です。
そんなの大して変わらないじゃん?と思いますよね。
でも、そうまでして自分をよく見せたいとする気持ちが、私にはちょっとショックでした。
自分をよく見せようとする気持ちの裏には「本当の自分はイケてない」という、自分を卑下する気持ちが隠れています。
そういう人には、パートナーとしての魅力も半減してしまいます。
それにありのままの自分を見せてくれないことが、信頼されていないようで悲しかったです。
自分をよく見せるための嘘を付く人は、またいつか私や周りにうそを付くのではないか?と思いました。
その点シンヤは自分のことを過大評価もせず、過小評価もせず、嫌われるリスクを負って等身大の自分を見せてくれました。
私が逆の立場だったら、ちょっと取り繕って良いように言ってしまったり、「なんでそんなに理想が高いんだ!」と逆ギレしたかもしれません。
(元恋人のこと言えませんね)
なのにシンヤはお腹が痛くなりながら弱みをさらけ出してしまって、何だか人として愛おしいなと思ってしまったのでした。
それに、シンヤはこの先人生でどんなにピンチになったときにも、嘘を付いたり、人を裏切ったりは決してしないだろうと確信しました。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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