From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
※シンヤと出会ったばかりの頃の体験談を、今度はサヤ視点(女性視点)で描いたストーリーの続きです。
前回、私サヤは表面では「自分の年収の2倍」などという恋人候補に高すぎる条件を出していたものの、実は心の底で求めていた条件の1つ目を書きました。
残る2つの条件のうち1つは、「愛情表現をしっかりしてくれること」です。
2つ目の条件「愛情表現をしっかりしてくれること」
実は私は学生時代からドラマや映画の正当派恋愛ものはちょっと苦手でした。
学校はずっと共学だったにもかかわらず、どっぷり恋をすることはおろか、友達と恋バナをするということもあまりありませんでした。
なんだか自分が恋人と「ラブラブ」なのは気恥ずかしいと感じていたのです。
なので恋人はなるべく友達の延長線上で、付き合っても「友愛」的な感じがいいなと思っていました。
でもいざ友人時代が長かった人と付き合ってみると、結構しんどかったです。
「何だか自分だけが好きなような気がする」
「付き合っているはずなのに片思いのような感じなのはなぜ?」
「2人の時の方が孤独を感じる・・・」
「自分はこういうタイプが好きなはず」と頭で思い込んで付き合うと、うまくいかないことがよくわかりました。
その後は「恋人にはめいっぱい愛情表現して欲しい」という、自分が一番受け入れがたいタイプだと認めることにしました(笑)
もしあなたも毎回同じパターンで恋がうまくいかないと感じているなら、私と同じように「恋愛で自分が一番受け入れたくないタイプが本当の自分のタイプ」なのかもしれませんね。
さて、その点シンヤは最初から気持ちがダダ漏れていたので、心配はなさそうでした。
3つ目の条件「人生を切り拓く力がある」
それまでの私は、失敗したら人生終わりと思っていました。
だから「なるべく失敗しないように」「選べるルートの中でできる限り世の中から見て良さそうな方を選ぼう」「リスクを取らずに程々に」と思って生きてきました。
だから、勉強して自分が入れる中で偏差値の高い高校に入り、就職もホワイト企業を選びました。
でもそんな自分の姿勢に疑問を感じていました。
その生き方の裏には、リスクをとっては自分は生きていけないという、自信のなさがあったからです。
シンヤには私とは違う何かを感じていました。
シンヤは、失敗しても終わりにはしていませんでした。
失敗を糧にして何度でも這い上がっていました。
というか、失敗ですらなくて自分に正直に好きなことをして、その体験を次に活かしていました。
それまでの体験全てがあって今があるんだなと伝わってきました。
鉄工場で働いていたのに役者になろうと東京の演劇スクールに通ってみたり。
大卒しか採用しない大手英会話スクールで、初の高卒講師になってしまったり。
もしその体験がなくてただ順調に過ごしてきたシンヤだったら、私はここまで惹かれなかったでしょう。
確かに今は私の方が給料は高いかもしれない。
でももし今失業して突然路上に放り出されたら、どちらが生き延びるか?と聞かれたら確実にシンヤです。
この人の方がずっとずっと人生を切り拓く力がある。
そしてそれこそが一番私が潜在的にパートナーに求めていた条件だったのです。
実はシンヤは、表面には現れない心の底で思っていた私の中ではずせない3つの条件をすべて満たしていたのでした。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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