【互いの年収をせーので発表:私たちシンヤ&サヤの出会った時の体験談34】

From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む

※サヤと出会ったばかりの頃の体験談を、シンヤ視点(男性脳視点)で描いたストーリーの続きです。

「俺は、サヤの理想の男性像とは程遠いタイプだよ。今からそれを、証明してあげる。」

僕がそう言うと、サヤは驚いた表情で、目を丸くして僕の方を見つめました。

サヤ:「え?どういうこと?」

僕:「さっき理想の男性像を言ってもらったじゃん?あの条件に、俺は1つも当てはまらないってこと。」

サヤ:「そうなの?」

僕:「そうだよ。もうね、メッキをはがすことにしたよ。俺は、サヤが想像しているようなやつじゃないと思う。婚活物件としては、最低ランクだね。」

サヤ:「そんな・・・それ言いすぎじゃない?」

僕:「そんなことないよ。じゃあ、さっきの条件に合わせて、1つずつ言っていこうか。」

サヤ:「・・・・」

驚くサヤの表情を見ながら、僕は話し続けました。

僕:「まず、サヤはさっき大卒が良いって言ってたけど、俺は高卒だよ。しかも、ヤンキーが集まるような学校。」

サヤ:「うん。それは何となく、昨日のディズニーでの会話で感じたかも。でも、シンヤはヤンキーじゃなかったんでしょ?」

 

僕:「ヤンキーじゃなかったよ。でも、頭が悪い学校にしか行けなくて、腕力でも勝負できない、中途半端なやつだよ。よくアメリカ映画の学園モノで出てくる、ゲームオタク男子みたいな感じ。」

サヤ:「あ~!あの系統のキャラね!(笑)」

僕:「次に、俺は今の仕事が4つ目だよ。

鉄工場→イトーヨーカドーの販売員→ジーンズショップの店長→英会話スクール講師って進んできた。

日本の会社は年功序列だから、職を転々としてる俺は不利だよね。」

サヤ:「へぇ~そうなんだ。」

僕:「さらに言うと、俺は正社員じゃなくて、契約社員さ。ボーナスも退職金もない、契約社員。たぶん、年収はサヤの2倍どころか、1倍もないんじゃない?おそらく。」

サヤ:「え~!そんなことないでしょ?!」

僕:「あると思うよ~。じゃあ、今からせーの!で同時に自分の年収を発表しようか?」

年収同時バラし

サヤ:「え?マジ?」

僕:「マジ。」

サヤ:「ちょっと待って。人に年収言ったことないから、ちゃんと計算したことないや。」

僕:「去年の年末調整の源泉徴収票に載ってた額面金額でいいんじゃない?」

サヤ:「うん。だいたいだけど、分かるよ。」

僕:「ざっくりでいいよ。俺も細かい数字は分からないし。じゃあ、一緒に言おう。せーの!!」

僕:「300万!」サヤ:「400万!」

僕:「ほらね!100万円も負けてるじゃん!この差は予想以上だけど(笑)」

サヤ:「ホントだ!私、銀行員の給料って安い方だと思ってたけど、そんなことないのかなぁ・・・」

僕:「ちなみに、俺がジーンズショップの店長時代にモーレツに残業しまくってた年の年収でも、400万円台前半ぐらいだったから、もしサヤがそんなに残業しないでその金額なら、かなり良い方じゃない?」

サヤ:「そうなのか・・・他の業種で働いたことないから、知らなかった・・・」

僕:「サヤの働いている銀行は、間違いなくホワイト企業だよ。おそらく世の中の会社は、ブラック企業がほとんどだと思うよ。」

サヤ:「そっかぁ・・・」

僕:「さらに言うとね、俺は近いうちに独立起業しようと思ってるんだ。これは前に言ったよね?」

サヤ:「うん。そのために勉強中なんでしょ?」

僕:「そうそう。だからまあ、今正社員でもどっちみち、不安定な道に進むわけだけど。」

サヤ:「それはある程度は知ってた。」

僕:「さらに俺は、実家暮らしで長男でしょ。まあ、結婚しても親との同居の可能性はゼロだけど。家の親は同居したくない派だから。」

サヤ:「そうなんだ。」

僕:「さらにここまで来たらぶっちゃけるけど、俺は戸籍上は未婚だけど、実は31歳の時に結婚式&披露宴を挙げた経験があるさ。つまり、限りなくバツイチに近い状態。」

サヤ:「えーーーー!!マジ?!」

僕:「マジ!」

想定外の雰囲気

サヤは、なぜか笑い始めました。

サヤ:「いや~ビックリだわ!実はさ、こないだお母さんに、バツイチの男だけはやめときなさいよっ!って言われたばっかなんだよね。まさか、全部揃ってるとは!驚き!アハハッ!」

僕(あれ?なぜ笑ってるんだ?てっきりどんよりするのかと思ってたけど、なんか明るい雰囲気になってる・・・)

サヤ:「他にまだ何かある?私にとってネガティブな要素は?」

僕:「いや、もう全部出し切ったけど・・・でも、これだけで十分じゃない?俺はサヤの理想の男性像とは程遠い存在だってことが分かったでしょ?俺にはサヤと付き合う資格はないってこと。超残念だけど・・・」

うつむいた状態でここまで言い切った僕は、おそるおそるサヤの顔を見ました。

すると・・・

サヤはまったく想定外の表情をしていたのです!!

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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