From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
バレンタインは、クリスマスに次ぐ男女のイベントです。
日本では、女性が男性にチョコをあげる習慣がありますが、海外では真逆です。
西洋の国では、男性が女性にバラをプレゼントするのが一般的なイメージです。
僕は31才の時に、カナダのバンクーバーに3ヶ月間ビジネス留学しました。
時期は真冬の1月末~3月末まで、めちゃくちゃ寒い季節でした。
ちょうどバレンタインの2月14日を、むこうで過ごしました。
2月に入ると、色んなお店の店頭にバラの花が売られているが目に入りました。
花屋さんはもちろん、大型スーパーにもバラの花が並ぶようになりました。
バラだけではなく、バッグや時計などの高級アイテムもバレンタインのプレゼントとしてやりとりされるらしいです。
色んな種類のお店がこぞって「バレンタイン押し」で売り場を装飾して、宣伝していました。
僕は、花屋で小さなバラの花束を買って、ホストマザーにプレゼントしました。
そのまま渡したのでは面白くないので、バラの絵を使ったマジックを見せて、最後のシメとして本物のバラが目の前に現れる、という演出をしました。
ホストマザーはとても喜んでくれました。
海外でバレンタインを経験してから日本に帰って来ると、男女逆になっているのが逆に不思議に感じられました。
もちろん、ホワイトデーは海外にはありません。
おそらく、日本文化的には女性がプレゼントを贈ってそのままでは、バランスが悪いということで、男性がお返しするようになったのかもしれません。
バレンタインの歴史
僕は1日1回、オンライン英会話のレッスンを受けています。
ちょうど先日、2月14日には、アイルランド人の女性の先生のレッスンを受けました。
僕はレッスン内容を毎回フリートークにしています。
トークの中で、「今日はバレンタインですね。日本ではバレンタインを祝うんですか?」と聞かれました。
そこで僕は、日本のバレンタインの習慣を伝えました。
さらに、僕もアイルランドのバレンタインがどんな感じか聞いてみました。
基本的には、僕がカナダで経験したことと同じ内容でしたが、昔のバレンタイン習慣に関して面白いエピソードを聞きました。
シャイな性格の男性にとっては、女性を口説く勇気が出ません。
そこでバレンタインは、1年で唯一、シャイな男性が女性に愛を伝えられる日でした。
と言っても、面と向かって愛の告白をしていたわけではないそうです。
男性は、朝早く意中の女性の家の玄関のドアの前に行き、バラの花やプレゼントなどをこっそり置いて帰る、というのがバレンタインの習慣だったそうです。
その花やプレゼントには、小さなカードが添えられていました。
「いつも美しいマーガレットへ」
「君の透き通る天使のような声に、いつも心が洗われているよ」
など、詩のような短い言葉をつづったカードをつけていたそうです。
そして、そのカードは匿名でした。
名前を書いて自分の存在をアピールするのは、NGだったそうです。
匿名が与えるロマンチックな雰囲気
プレゼントとカードを受け取った女性は、そのカードの筆跡を見ながら、
「これは誰がくれたのかしら?トム?それとも、ハンス?」
といように、ドキドキしながらあれこれ推測したそうです。
そして、女性同士で集まって、もらったプレゼントやカードを見せ合い、
「この筆跡はハンスに違いないわ。」
とか、
「こんなに素敵な言葉を贈るなんて、きっとトムに違いないわ。」
などなど、あーでもない、こーでもないと話すことで、バレンタインのドキドキを楽しんだそうです。
日本のバレンタインも近い?!
僕はこの話を聞いて、割と日本のバレンタインも雰囲気は近いのでは?と思いました。
学校で、女子が男子にチョコをあげる時にも、アイルランドのシャイな男子と似たような心境だと思います。
本命チョコの場合はおそらく、直接みんなの前であげたりはしないでしょう。
こっそりお目当ての男子の下駄箱などにチョコを忍ばせて、ドキドキしながら帰る・・・
というのが、何となく日本の中高生のバレンタインのイメージです。(今はどうか分かりませんが、僕が中高生の頃はそんなイメージでした)
さすがに匿名にするというルールはないですが、恥ずかしくて自分の名前を書けない女子もいるかもしれません。
そうなると、まさにアイルランドのハンス君と同じ状況になります。
今はクリスマスと同じ扱い
ちなみに、今のアイルランドのバレンタインは、クリスマスと同じような扱いで「プレゼントシーズン」になっているそうです。
色んなお店がバレンタインのギフト商品を売り出して、「夫婦、恋人、家族でプレゼント交換しよう!」みたいな流れになっているとのことでした。
日本のバレンタインは、そこまで強いプレゼント交換イベントのイメージはない気がします。
が、ホワイトデーという新しい日を作り出すこと出、お菓子業界は2度にぎわうという、ちゃっかり習慣を生み出しているのが、いかにも日本人ぽいですね。
バレンタインやホワイトデーは、うまく活用すればパートナーとの絆を深めるチャンスです。
今回お伝えした、「シャイな男性が女性に匿名でカード付きのプレゼントを贈っていた時代の話」をあなたのパートナーにしたら、ちょっとロマンチックな気分になるかもしれません。
2人が出会ったばかりの頃の、甘酸っぱい気分を思い出すのに役立つ可能性がある・・・かも!
P.S.
僕は今年のバレンタインは、サヤから生チョコ&六花亭のホワイトチョコ(乾燥イチゴが中に入っているやつ)をダブルでもらいました。
生チョコは、変わったものが何も入ってない、シンプルな「ザ・チョコ!」という味のものです。
以前アップした動画でもお話ししていますが、男性はこういう単純な味を好む傾向があります。
サヤは、しっかりその法則を理解した上で、僕が喜ぶ種類のチョコをくれました。
まだ動画を見ていない場合は、良かったらチェックしてみてください。
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