From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
※月・金曜日のブログはシンヤが担当します。
(→前回の続き)
前回の記事では、奥さんが旦那さんの買い物に不満を伝えた場合、かなり高い確率でケンカやすれ違いに発展する理由をお伝えしました。
でも、だからといって奥さんがガマンして何も言わなければ、感情爆弾をため込むことになります。
そして、その感情爆弾はずっと消えることなく、いつか別のタイミングで爆発してしまうかもしれません。
では、どうしたらいいのでしょうか?
今回は、その対策アイデアをお伝えします。
感情的なしこりを残さない伝え方3ステップ
自分の感情が整理できていないまま、怒りや不満をパートナーにぶつけた場合、ほぼ間違いなく相手から反撃を食らいます。
そして、お互いの主張を言い合って並行線のまま終わるか、どちらが負けて折れても、感情的なしこりが残ります。
それを避けるための方法として、次の3ステップを試す価値があります。
ステップ①自分の感情をそのまま紙に書き出す
今回のケースでは、不満を抱えているのは奥さん側なので、まずは旦那さんに不満を伝える前に、自分の感情を分析します。
自分はなぜ、不満を感じているのか?
その理由を深く探ってみるのです。
できれば、紙に書き出してみるのがオススメです。
たとえば、
「彼がそんなにお金を貯め込んでいるとは知らなかった。すごくショック!」
「しかもそのお金を、100%自分の趣味に使おうとしているなんて、もっとショック!」
「そんなことするなんて、信じられない!」
「私だったら、同じお金があってもそんな使い方はしないのに・・・私だったら、家族のために惜しみなく使うのに・・・」
「彼は自分さえ良ければいいの?私と子供のことは愛してないの?」
というように、感情のおもむくままに、思ったことを書き殴ります。
これは別にパートナーである旦那さんに見せるわけではないので、一切遠慮なしで熱い言葉を書いてOKです。
ステップ②そういう感情になった理由を冷静に分析する
ステップ①から一晩寝かせて、少し冷静になったタイミングで、ネガティブな気持ちになっている理由を、各項目ごとに分析しながら紙に書き出します。その時に、「私は」を主語にして書いてみます。
たとえば、
「旦那さんがそんなにお金を貯め込んでいるとは知らなかった。ショック!」
↓↓↓
理由:なんだか隠し事をされているような気分になったから、私は悲しい気分になった。
「しかもそのお金を、100%自分の趣味に使おうとしている。さらにショック!」
↓↓↓
理由:お金を使う用途は、私と子供にも関係あるものにして欲しい。そうでないと、私は自分と子供が大切にれていないと感じる。
「そんなことするなんて、信じられない!」
↓↓↓
理由:私の中の常識と、彼の中の常識にズレを感じている。そのズレがあることで、気持ちがモヤモヤしている。
「私だったら、同じお金があってもそんな使い方はしないのに・・・私だったら、家族のために惜しみなく使うのに・・・」
↓↓↓
理由:私はこれまで、自分のお金は家族のために使うことが当たり前だと思って育ってきた。私の両親がそうしているのを見てきたのも影響していると思う。彼は同じ考えではないと分かって悲しい。
「彼は自分さえ良ければいいの?私と子供のことは愛してないの?」
↓↓↓
理由:私は彼のお金の使い道と、自分が愛されているかどうか?が関係していると思っている。彼が自分のためにお金を使ってくれないと、愛されていないのでは?と不安に感じてしまう。
という感じです。
これをやると、だいぶ心が冷静になってきます。
そして、パートナーと自分がまったく違う環境で育って、考え方が違うことを、改めて認識できます。
ここまでできたら、あともう少し!
次回は、ステップ③を詳しくお伝えします。
・・・つづく。
※このブログでは、恋人や夫婦のケンカを乗り越え、パートナーと長く幸せな関係を築く方法を発信しています。
読者登録をしていただくと、最新の記事をメールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
コメントを残す