From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
※火曜日のブログはシンヤが担当します
(→前回のつづき)
前回の記事では、「周りの女性たちの意見を参考にして、自分のパートナーを選ぼうとするのは、女性の本能である」ということをお伝えしました。
今回は、この投稿主の女性の友達の価値観である、
「恋愛経験をたくさんした男性でないと、結婚には向かない」
という部分を見ていきましょう。
その前に、「友人の荒っぽい口調」への違和感についてのコメントが多かったので、そこも分析してみます。
確かに、女友達の口調は「恋愛経験ナシの男と結婚しようなんて、おまえはアホか!」的なノリなので、ヒドい言い方に聞こえます。
「そんな言い方は友達ではない!」
というコメントがあるのも、うなずけます。
でも僕は、この女友達は投稿者の女性を軽蔑して言っているわけではなく、おそらく「普段からこの口調が当たり前の関係」だと思われます。
勝手な推測ですが、おそらくこの投稿者の女性の友達は、ギャルっぽい感じの雰囲気を持っているのでは?と感じます。
なぜそう言えるのか?というと、自分がギャル系の女性の言動を見る機会が多かったからです。
僕は高校時代にヤンキーの集まる学校に通っていました。
とはいえ、僕自身はまったくヤンキータイプではありませんでした。
ただ、ギャルっぽい女子生徒たちがたくさんいて、彼女たちの言動を観察する機会はありました。
また、20代前半~後半にかけて、僕はストリートダンスの楽しさにハマって、ダンススクールやクラブに通い続けました。
そこでも、ギャルっぽい女性たちがたくさんいました。
僕自身は心底ダンスが好きで踊っていたので、クラブでナンパしたりはしませんでしたが、ギャル系の女性たちと話す機会はありました。
また、30代前半~後半は、婚活パーティーを通じて、日常生活ではあまり関わらないような色々なタイプの女性と話す機会がありました。
そこにも、たまにギャル系の雰囲気の女性たちがいました。
その経験を元に気付いたことは、3つあります。
ギャル系女性の3つの特徴
①本能に正直に行動する
②ラフな言葉遣いを好む
③癒やし系の依存タイプの女性がグループに1人はいる
ということです。
①は分かりやすいのですが、ギャル系女性たちは、公共の場でも喜怒哀楽の感情をストレートに表現する傾向があります。
また、自分の快楽欲求に対しても素直に従うので、お酒、タバコ、セックスに対しても、あまり罪悪感を持たずに開放的です。
②のラフな口調は、割とイメージしやすいと思います。
「テメ-、ふざけんなよ!」
「おい、コラ!」
「こいつ、マジうっぜー!」
といったセリフを、友人との間で日常的に使います。
そして、そこに愛情を込めて表現するのです。
実は愛情がある言葉
「恋愛経験ゼロの男と結婚する?ありえないね!おまえアホか!」
というセリフは、ギャルではない女性にとってはひどい言い方に聞こえます。
でも実はこのセリフは、ギャルではない女性にとっての、
「う~ん、もし私だったら、ちょっと不安になっちゃうかもしれない。その歳まで恋愛経験なかった理由が気になって、結婚をためらっちゃうかも・・・」
ぐらいのセリフと変わりません。
ギャル系の女性たちの間では、ストレートな言葉の方が本心を伝えている感が出るので、「アホか!」も、実は友愛のこもったセリフなのです。
グループの中にいる「癒やし系」
③は、人間関係のバランスです。
人間はグループを作るときに、本能的に役割分担をするようになります。
リーダー的な存在が1人いて、その右腕的な存在がもう1人、後はリーダーに従うメンバーが数人、そしてグループ全体にとって癒やしになるよおうな存在が1~2人います。
それは、ギャル系女性のグループでも同じです。
見た目は他のイケイケのギャルと同じ雰囲気なのに、話してみるとほわ~んとしている、大人しい女性もいるのです。
おそらく、投稿主の女性はこの癒やし系のタイプではないか?と推測しています。
余計な分析かもしれませんが、本題を深掘りする上では、この人間関係のバランスを理解しないと、この投稿がリアリティーを感じられなくなってしまいます。
癒やし系の女性にとって、周りの友達からの意見はとても、強い影響力を持つのです。
以上は、すべて僕の勝手な分析と予測なので、当たっているかどうかは分かりません。
ただ、僕がこの質問の投稿を読んだ時に感じた脳内の分析結果をお伝えしました。
次回の記事では、投稿主の女性の女友達が言っている、
「恋愛経験豊富な男性の方が、結婚に向いている」
という価値観を深掘りしていきましょう。
・・・つづく。
※このブログでは、恋人や夫婦のケンカを乗り越え、パートナーと長く幸せな関係を築く方法を発信しています。
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