【夫にお願いしても聞いてもらえない時の対処法④】

From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

(→前回のつづき)

※私たちシンヤ&サヤがケンカした時の分析結果の続きです。

男性は、大昔から狩りをして生活をしていたので、「持ち場担当制」が当たり前でした。

狩りの最中は、各自が自分の持ち場を死守して、他メンバーの領域には踏み込まないのがルールでした。

他メンバーの領域に踏み込むというのは、自分の持ち場を放棄することになります。

すると、チーム全体の統率が取れなくなり、全員の命が危険にさらされます。

だから男性脳は、「自分の持ち場を死守して、他のメンバーの持ち場には口出ししない。」ということを重視するように発達しました。

もちろん、助けを求められれば全力で助けます。

でも、助けを求められるまでは、相手の能力を信頼して、一切の口出しをしません。

それが、狩りの最中の男性同士のコミュニケーションの仕方でした。

現代人にも、その本能は受け継がれています。

これを前提に、私たちのやりとりを分析してみます。

③サヤが「頼まれていない状態で」シンヤにアドバイスした直後に、こんなやりとりが続いた。

↓↓↓

シンヤ:「ん~。この角度だとリングライトが映ってってことね。」

サヤ:「そう。だから、リングライトを消すか、○○をしたら?(さっきと同じ提案)」

シンヤ:「・・・」(無言でやり過ごす)

サヤ:「ちょっと私の話、聞いてる?」

シンヤ:「・・・」(怒りがこみ上げてくる)

サヤ:「ねぇ!」

シンヤ:「ぬぬっ!うるせーな!!もう!!俺に命令するな!!」

サヤ:「はぁ?何?命令なんてしてないじゃん!なんでこれが命令になるの?」

シンヤ:「命令だろ!俺が従わなかったから今怒ってるじゃん!それはどう考えても命令だろ!」

サヤ:「命令じゃないでしょ?これはお願いじゃん。」

シンヤ:「お願い?その上から目線の言い方は、どう考えてもお願いじゃないだろ!」

サヤ:「何?上から目線て!!私のことが自分より下だって言いたいの?」

シンヤ:「逆だ!俺を見下してるように聞こえるって言ってんの!」

ここまでを分析

今のやり取りの前半には、シンヤの脳内に埋め込まれている「持ち場担当制」の本能が発動しました。

サヤに対して、最初は「今の状況確認をして欲しい」と言っただけなのに、その後の自分の行動まで指示された、と感じたのです。

自分の持ち場に土足で踏み込まれた気分になりました。

#頼んでいないアドバイスは侮辱

男性脳は、頼んでいないのに一方的にアドバイスをされることを、侮辱(自分の能力を否定された)と受け取ります。

ストレスホルモンが分泌されるのです。

これは、昔の狩りの時代の名残と言われています。

命がけでマンモス狩りをしている最中に、メンバーが自分の持ち場を離れて勝手に動き回ると、統率が取れなくなります。

統率が乱れると、チーム全体の命が危険にさらされるのです。

そのため、男性は自分の持ち場を離れると、ストレスが発動する仕組みになりました。

また、他のメンバーが自分の持ち場に踏み込んできた時にも、ストレスが発動する仕組みになりました。

今回、シンヤが感じた不快感は、まさにこの本能によるストレスから来ています。

 

無視は最大の攻撃

一方で、シンヤに無視されたと感じたサヤは、女性脳の本能が発動しました。

女性は太古の時代から、コミュニティーの中で生きてきた存在です。

村八分にされることは、文字通り死を意味していました。

大昔の時代に人間が村から追い出されたら、たちまち野生の動物の餌食にされてしまいます。

そのため、女性脳は「自分が村八分にされた」と感じると、ストレスが発動する仕組みになりました。

女性脳にとって最大の恐怖は、「無視」です。

無視は、昔はコミュニティーからの追放を意味していました。

そのため、無視されたと感じると、女性はとても不快になるのです。

もちろん、男性も無視されたら怒りますが、脳内に分泌されるストレスホルモンの強さは、女性の方がずっと強いと言われています。

そこで、ストレスを感じたサヤが怒りを爆発させたのです。

一方で、怒りをぶつけられたシンヤは、自分が「命令された」と感じました。

ここも、実は女性と男性とで大きな差があります。

次回は、「お願い」と「命令」というキーワードを深掘りしていきます。

 

・・・つづく。

 

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