From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回の続き)
質問サイトに投稿があった、46才公務員男性の婚活の悩みは、「自分の希望の女性とカップリングされない」ことです。
この男性のターゲットの女性タイプは、
・年齢40才~45才
・スラッとしたスタイルの良い美人タイプ
・都会的で洗練された雰囲気
という条件でした。
年齢以外で言えば、かなりハイスペックな女性を狙っている、と言えるかもしれません。
婚活においては、ある程度の経験値が必要なので、場数を踏むことは大事です。
でも、だからといってひたすら「数打ちゃ当たる作戦」を続けてもも通用しない厳しさがあります。
どんなタイプの女性が希望であったとしても、需要と供給がマッチしなければ、絶対にカップリングはされません。
カップリングまず最初にやるべき戦略は、リサーチです。
ターゲット女性の欲求をリサーチする
婚活で結果を出そうと思ったら、まずは自分のターゲット女性の欲求をリサーチする必要があります。
「そのタイプの女性がどんな男性を求めているのか?どんなルックスでどんな言動をする男性だったら、満足するのか?」
を考えることが大事です。
アプローチをかける前に、しっかりリサーチしておくことで、自分の婚活パーティーでの言動も変わってきます。
まず、女性は年齢や経験によって「好む男性タイプ」が変化するのが普通です。
一般的な傾向として、女性の年齢による好みの違いは、このように変化していきます。
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10代~20前後
この頃の女性は、身体能力の優れた男性を好む傾向があります。
スポーツ万能君、ケンカの強い不良タイプ君など。
個人差はありますが、ガリ勉君やオタク君の男性が学生時代に女子からモテることは少ないです。
20代前半~半ばまで
社会人になると、将来有望な、仕事がデキる男性を好む傾向が強くなります。
とはいえ、野暮ったい雰囲気の男性は敬遠されます。
特に20代のうちは、女性は「恋愛のドキドキ感を味わってから結婚したい」と考える傾向があります。
そのため、いくら仕事ができる男性でも、女性の扱いが苦手な男性はモテません。ここでもやはり、マジメ君は不利です。
20代後半から30代前半まで
この時期になると、最初の焦りがやって来ます。「得体の知れない不安に駆られるようになった」と告白する女性も多いです。
これは、生物学的に子供を産める年齢のタイムリミットが近づいて来ることによる、脳からの指令と言われています。
一般的には35才以上は高齢出産と呼ばれる部類に入ります。
どんなに文明が発達しても、人間の肉体年齢を変えることはできません。
20代後半~30代前半になると、女性脳の中に埋め込まれた本能が、
「早くパートナーを見付けて子孫を残せ!」
と警報を鳴らすことで、不安や焦りの感情を生み出すと考えられています。
女性はこの年齢から婚活パーティーに行き始めるパターンが多いです。
この年齢ステージでは、「ドキドキ恋愛」よりも「安定感や経済力」をもった男性重視する傾向が強くなります。
また、過去の男性経験から、自分がこれまで好みだと思っていたタイプの男性は結婚には向かないと気付き始めます。
モテ男君の元彼に浮気されて傷ついた経験があるかもしれません。
その結果、違う方向にかじを切ろうとし始めるのです。
いよいよ、これまでコツコツとキャリアを積み上げてきたマジメ君が、モテる時期です!
この時期の女性は、しっかりした社会人の雰囲気がある男性を好み始めます。
できれば数年以内に結婚~出産まで持っていきたいと考えるからこそ、男性に安定とマジメさを求めます。
35才~40代
35才までは焦る女性が多いですが、逆にこのステージを超えると、あきらめモードに突入する人が多いようです。
特に40代に入ると、それまで本能レベルで感じていた不安や焦りの感情が落ち着いて、違うステージに突入するそうです。
この時期は、肉体的な衰えを全力でカバーするため、美容や健康に気を配り始めます。
このステージの女性は、「結婚を見据えた安定感のある男性」よりも、「再び恋愛のドキドキ感を味わえる、年下のイケメン」を選びたくなる傾向が出てきます。
これは男性も同じで、40代以降になると急にバイクに乗り出したり、若い頃に憧れたスポーツカーを乗り回したりすることがあります。
人生の折り返し地点で若い頃の憧れを叶えることで、人生の楽しみを取り戻そうとするのです。
この年齢ステージの女性で美女の場合は、男性に対する要求レベルが最も高くなる傾向があります。
なぜなら、若い頃に男性にモテた経験があるからです。
40代でも婚活パーティーで人気を誇るぐらいのルックスの持ち主の女性であれば、20代の頃はもっとモテていたに違いありません。
男性経験が豊富になればなるほど、洗練されたレストランに連れて行ってもらった経験があるでしょう。
イケメンの彼氏とデート中に、スマートにエスコートされた経験もあるでしょう。
その時の経験が、男性に対する期待値の「最低ライン」をどんどん引き上げていきます。
その結果、女性経験の少ないマジメ君は、相手にされなくなるのです。
40代女性の欲求は、「結婚につながらなくてもいいから、年下のイケメンとドキドキする恋愛をしたい」ということです。
自分をレディーとして上手に扱ってくれるなら、年下イケメン君に自分がご飯をおごってもOK!とさえ考えます。
なぜなら、自分で十分稼いでいるので、年下男性におごってもらうところまでは期待していないからです。
ターゲットを間違えると、苦戦する
以上が、年齢別のざっくりした「女性の欲求」です。
もしかして今回の投稿男性は、一番ハードルの高い年齢層を狙ってしまっているのかもしれません。
むしろ、希望年齢を30代前半~半ばぐらいに下げた方が、選ばれる確率が上がるかもしれません。
もちろん、40代の女性全員が男性経験が豊富で要求のハードルが高いわけではないでしょう。
ただ、女性の欲求の一般的な傾向を知っておくことは、婚活を有利に進めるのに役立ちます。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
なのです。
婚活戦略は、まずはリサーチから!が第一ステップです。
・・・つづく。
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