From サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
※水曜日のブログはサヤが担当します。
(→前回のつづき)
前回は、遠距離恋愛のカップルの約8割は別れてしまうことをお伝えしました。
遠距離恋愛で別れやすい理由は、「3つのコスト」がかかるからです。
1つ目は、お金でした。
今回は、遠距離恋愛で覚悟しなけれならない2つ目と3つ目のコストをお伝えします。
遠距離恋愛2つ目のコスト
遠距離恋愛でお金と同じくらいかかるのは、「時間」です。
デートは前もって日程を決めなけれならず、だいたい丸一日になります。
夜仕事が早く終わる日に少しだけ顔を見に行く、などはできません。
また、デートの時間だけでなく、移動時間も長くなります。
2時間、3時間あるいは半日かかることもあるでしょう。
休みを丸一日取るために、仕事を残業したり、他の予定を前倒ししたりと、デート以外にも時間を使います。
時間がかかるだけでなく、時間に縛られる面もあります。
電車や飛行機の時間が決まっている場合は、早起きしたり、どんなにいい雰囲気でも帰らなければなりません。
私も何度新幹線のホームまで走ったかわかりません。
(ちなみにシンヤは、最終の新幹線で反対方面に乗ってしまい、1泊して翌日の始発で帰ったことがあります。遠距離恋愛は、移動でミスしたときの時間の代償が大きいです・・・)
休日は一人で過ごす時間が必ずほしいタイプや、予定に縛られたくないタイプにとっては、遠距離恋愛は煩わしいと感じるかもしれません。
あるいは、「会社帰りにちょっと会う」「寂しいから会いに来て」など隙間時間に会いたいタイプにも向かないでしょう。
遠距離恋愛のコスト3つ目は「労力」
その他、遠距離恋愛では見えない労力がかかります。
・一度デート日を決めると、予定をずらすのが難しいので、他の予定や仕事をやりくりしないといけない
・移動手段を調べたり、切符を予約する手間がある
・頻繁に会えないので、毎回デートプランを張り切って調べがち
・電車や飛行機の時間に遅れられないプレッシャー
・少しの体調不良ならキャンセルのお金がもったいないので行く
・お金の節約のために夜行バスに乗ったら着くまでにクタクタ・・・
・デートは楽しかったけど、翌日の出社が辛い
なんてことはよくあります。
お金や時間と違って、労力は見えづらいコストです。
なので、相手がコストをかけてくれていることを想像できないと、
「相手が○○してくれない!」
「自分ばかり犠牲になっている!」
となりがちです。
お金や時間はもちろんですが、労力のコストに対する2人の温度差が、遠距離恋愛ですれ違う要因として大きい気がします。
では、どうすればこの3つのコストを乗り越えて、遠距離恋愛を成功させられるのでしょうか?
・・・つづく。
※このブログでは、恋人や夫婦のケンカを乗り越え、パートナーと長く幸せな関係を築く方法を発信しています。
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