【夫が趣味に大金を使おうとしている。止めていいの?!②】

From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)

※月・金曜日のブログはシンヤが担当します。

(→前回の続き)

前回の記事では、旦那さんが大きな買い物をしようとしているのを知って、モヤモヤしている奥さんの投稿を元に、男女脳の違いについてお話ししました。

旦那さんは自分の月々のお小遣いを年単位で貯めて、ついに20万円たまったので、意気揚々とゲーム用のパソコンを買おうとしている。

けれど、奥さんはパソコンを5万円ぐらいにして、残りの15万円を自分と子供のために使って欲しいと思っている。それを伝えるべきか?迷っている。

という状況です。

パートナーシップでは、どちらが正しいのか?どちらの選択肢が良いのか?といった考え方で見るのではなく、「なぜ、そう感じているのか?」をお互いに探ることが先決です。

今回は、なぜパートナーの買い物で、こういったすれ違いが起こるのか?その理由を探っていきましょう。

モヤモヤ=愛がおびやかされている

まず、「モヤモヤする」気持ちの根源には、

「自分はパートナーから愛されていないのでは?大事にされていないのでは?」

という悲しみや不安があります。

人は、自分が愛されていると心から思えると、安心して落ち着きます。

でも、愛されていないと感じると、安心がなくなって、モヤモヤします。
愛がおびやかされているのです。

そう感じるきっかけが、今回のパソコンの購入に関係しているのです。

まずは、投稿主の奥さんの理由から見ていきましょう。

女性はコミュニティーの中で愛を感じる

女性脳は、人間のコミュニティーの中で愛を感じる仕組みになっています。

(もちろん常に例外はありますが、ここでは全体の傾向としてお話しします)

これは、太古の時代から男性が村の外で狩りをしていた時代に、女性たちが村の中でコミュニティーを形成して、子育てや木の実を収集するなどの作業をしていた時代から来ていると言われています。

女性の脳は、コミュニティーを重視するのです。

コミュニティーを重視するということは、「自分が貯めたお金や財産であっても、それはコミュニティーに属する」という意識があるのです。

これは本能的なものです。

大事なコミュニティーであれば、自分のお金や財産を共有することが、愛の証なのです。

そして、女性にとってのコミュニティーの最小単位が「家族」です。

結婚した後は、夫と子供が最小単位のコミュニティーになります。

だから、男性が自分で貯めたお金を自分のことだけに使おうとするのを見て、不安になるのです。

「自分と子供は、大事にされていないのではないか?」

と、本能が警報装置を鳴らしてきます。

それが、モヤモヤの正体です。

男性は「担当制」

一方で、外で狩りをしながら脳を進化させてきた男性は、「担当制」が基本です。

命がけで狩りをする時には、男性は自分の担当の持ち場を死守します。

勝手に誰かを手助けしようとして持ち場を離れることは、チーム全体のメンバーの命を脅かすことになるからです。

担当の持ち場を離れずにしっかり守れる男性だけが、命を落とさずに生き残ってきました。

そして、その末裔達が、私たちなのです。

当然、現代の男性たちの脳にも、祖先の残した本能が受け継がれています。

男性は、自分の持ち場を死守しようとします。それは無意識レベルです。
男性は、自分が貯めたお金であれば、自分の持ち場の範囲内にあると考えます。

そのお金をどう使うか?は、自分の裁量に任されているのです。

そして、そのお金の使い道を別のメンバーのために使うことは、男性の間では「ルール違反」と見なされることが多いです。

たとえば男性は、困った時に頼んでいないのに救いの手を差し伸べられると、それを「屈辱」と捉えることがあります。

そして、「施しはいらん!」などと断ることがあるのです。

これは、よく映画のシーンなどで描かれます。

おそらくこの感覚を理解できる女性は、多くはないと思います。

女性は、愛する人が困っていたら、頼まれなくても手を差し伸べるのが愛の証だからです。

でも、男性はこれを喜びません。

だから男性は、本能的に自分のお金を自分のことに使おうとします。

それが、パートナーの愛をおびやかすことになるなんて、みじんも思っていないのです。

そして、もし男性が女性から「そのお金を私と子供のために使って!」と言われた場合、まったく予想していなかった状態で本能的なリアクションをすることになります。

それは、「俺の持ち場に入ってくるな!」というようなリアクションになることが多いです。

男性にとって、自分の持ち場に踏み込まれることは、「自分は信頼されていない」という証しになってしまいます。

そして、相手からの愛を感じられなくなってしまうのです。

もう一度まとめます。

①女性は、自分の貯めたお金を、家族のために使うのが、愛情の証しと捉えます。だから夫が自分のためだけにお金を使うのを見ると、「愛されていない」と捉えます。

②男性は、自分の貯めたお金を自分のために使うのが当たり前だと思っています。それを妻から禁止されると、「信頼されていない=愛されてない」と捉えます。

これが、男女脳の違いのメカニズムです。

男女ともに、「自分は愛されていない」と感じて、ケンカやすれ違いが起こるのです。

まずは、このメカニズムを知ることからスタートする必要があります。

次回は、この違いを踏まえた上で、さらに深掘り解説をしていきます。

 

・・・つづく

 

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