From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)
今回は、妻の妊娠中に夫が浮気する確率が高まる理由を分析していきたいと思います。
まず、人が浮気をする場合は、肉体的な理由と感情的な理由の2つが考えられます。
肉体的な理由
これは分かりやすい理由ですが、妻の妊娠中は、必然的に夜の営みがしづらくなります。
医学的に問題はなくても、気分的に妻がその気になれない、というのはよくあることです。
そして、夫が欲求不満になって浮気する、というパターンです。
もちろん、男女で逆転するパターンもあります。
妻がしたくても、夫がその気になれない、というケースです。
ただ今回は、妻の妊娠中に夫が浮気するケースの分析なので、逆パターンは別の機会にします。
夜の営みの理想の頻度や欲求の強さなどに関しては、かなり個人差がある部分です。
背の高さや体型などと同じぐらい、個人差が出ます。
夫婦で夜の営みの理想の頻度が一致することは、かなりレアなケースです。
たとえ独身時代に理想が一致していても、結婚したら変化するのは普通です。
さらに女性の場合は妊娠したら、ホルモンのバランスが変わるので、なおさら変化しやすくなります。
この変化を事前に予期していないと、「こんなはずじゃなかった!」と不満を抱えることが増えて、浮気に走る可能性がアップします。
心理的な原因
実は、こちらの方が浮気の理由としては大きいと言われています。
女性ホルモンのバランスが崩れると、感情が不安定になります。
パートナーの女性の感情が不安定になると、男性は普通、うろたえます。
たとえ平気なフリをしていても、内心ではうろたえてしまうのです。
なぜなら、男性脳は「問題を突きつけられると、解決策を探り始める」ようにプログラムされているからです。
そして、問題が解決するまでは不安定で不快な気分にになります。
ところが、女性の感情の不安定は、解決策がない場合が多いです。
男性には解決策が見つからなかったり、不確定要素が多い状況に置かれると、強いストレスを感じます。
仕事が終わってクタクタになって帰った家には、不機嫌な妻が待っている・・・そして妻の機嫌を良くする具体的な解決策はない・・・
というのは、男性脳にとってはとても苦しい修行のような状態になります。
男性脳はストレス源から逃げようとする
強いストレスを感じた時、女性と男性とでは、取る行動がまったく違います。
女性脳はストレスを感じたとき、パートナーや周りの人達に自分のネガティブな感情を伝えます。
そうすることで、ストレスを発散できる仕組みになっています。
男性脳はストレスを感じたとき、一人になろうとします。
そして、一人でまったく関係のないことをして、頭の中からいったん問題を離します。
(ゲームをする、ドライブする、パソコンのメンテナンスをする、工作をする等)
この脳の作りの違いが、「夫が家に帰らなくなる理由」の最も大きな原因です。
妻は夫が家に帰ってくるなり、ストレス発散のためにネガティブ感情をシェアしようとします。
その中には、夫への不満も含まれます。
そして夫は、妻の話を聞いてストレスを抱えます。
でも、自分がストレスを発散するためには、一人になるために外へ行くしかありません。
家の中にいては、問題源(妻)から離れることができないので、脳がストレスに対処できないからです。
その結果、夫が家にいる時間がどんどん減っていきます。
そして夫が家にいる時間が減れば減るほど、妻は強いストレスを感じるようになります。
お互いにストレスをどんどん募らせていくのです。
この負のサイクルは、どんな夫婦にでも、いつでも起こりえます。
ただ、このサイクルが最も顕著に出やすいのは、妻の妊娠中なのです。
肉体的にホルモンバランスが崩れて、強制的にネガティブな感情に支配されやすくなるからです。
・・・つづく。
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