【夫が黙るとき、何が起きているのか?】

 Fromシンヤ(男女のパートナーシップ研究所)

「どうして何も言ってくれないの?」

妻からよく聞く言葉です。

話し合いをしているはずなのに、途中から夫が黙る。
質問しても、返事が短くなる。
最後には何も言わなくなる。

妻は不安になります。

「怒っているの?」
「もう話す気がないの?」
「私のことをどうでもいいと思っているの?」

でも実は、この沈黙の中で起きていることは、妻が想像していることとは少し違う場合があります。

夫が黙る瞬間に起きていること

夫が黙るとき、多くの場合、心の中ではこんなことが起きています。

・何を言えばいいのか分からない
・これ以上言うと状況が悪化しそう
・どう説明しても誤解されそう

つまり、考えていないのではありません。
むしろ、考えすぎて止まっている状態です。

言葉を探しているうちに、会話の流れが速くなり、さらに言いにくくなる。
その結果、沈黙になります。

男性は「整理できないと話せない」

多くの男性は、頭の中で整理がついていない状態で話すのが苦手です。

何を感じているのか。
どう説明すればいいのか。
どこまで言っていいのか。

この整理ができないと、言葉が出てこなくなります。

女性の場合は、話しながら気持ちを整理することが多いですが、男性は逆の順番になりやすい。

整理してから話す。

だから整理の時間が必要になります。

黙る理由は「拒絶」ではない

妻からすると、沈黙は拒絶のように感じます。

でも多くの場合、夫の沈黙は拒絶ではありません。

むしろ、衝突を避けようとしている場合が多い。

これ以上言うと、相手を傷つけるかもしれない。
喧嘩になるかもしれない。

そう感じると、言葉を止めます。

「黙ることが防御になっている」のです。

黙る夫に対して起きるすれ違い

ここで大きなすれ違いが起きます。

妻は沈黙を見ると、こう感じます。

妻=「何も言わないなんて、向き合う気がないんだ」

一方で夫は、こう思っています。

夫=「これ以上言うと、もっと悪くなる」

つまり、
妻は「距離」を感じている。
夫は「衝突」を避けている。

同じ沈黙でも、意味が違うのです。

そして皮肉なことに、夫が「もっと悪くならないように」黙ることによって、妻がもっと不安になり、夫にとっての状況も悪くなっていきます。

沈黙の時間をどう扱うか

夫が黙ったとき、無理に言葉を引き出そうとすると、さらに閉じてしまうことがあります。

「何か言ってよ」
「どう思っているの?」

こう迫られると、余計に言葉が出なくなる。

そんなときは、少しだけ間を置くことが役立ちます。

「少し考えたい感じ?」
「落ち着いてから話そうか」

この一言で、会話の圧力が下がります。

すると、時間が経ってから言葉が出てくることも多いのです。

「黙ることの意味」の違い

夫が黙るとき、何も起きていないわけではありません。

むしろ、心の中ではいろいろなことが起きています。

言葉が見つからない。
どう伝えればいいか分からない。
衝突を避けたい。

その結果が沈黙です。

沈黙は関係の終わりではありません。
むしろ、関係を壊さないためのブレーキであることもあります。

女性脳では「沈黙=拒絶」ですが、男性にとっては違います。

むしろ真逆です。

「彼は私を拒絶している」と決めつけず、少しだけ余白を作ってみる。

その余白があると、止まっていた会話が、もう一度動き出すことがあります。

P.S.
夫婦関係がギクシャクした時には、自分ひとりで解決しようとして、孤独を感じてしまいがちです。
そんな時には、第三者の力を借りることも良い選択肢です。
あなたの夫婦関係に何が起きているのかを、男女両方の視点から客観的に分析し、解決策を一緒に探っていく「シンヤ&サヤの結婚生活再構築コンサルティング(オンライン)」を活用してみてください。

↓↓↓

※このブログでは、恋人や夫婦のケンカを乗り越え、パートナーと長く幸せな関係を築く方法を発信しています。

読者登録をしていただくと、最新の記事をメールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。