【「どっちの服がいいと思う?」~パートナーと楽しく買い物デートする方法④~】

From サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

※木曜日のブログは妻サヤが担当します。

(→前回の続き)

今回は「どっちの服がいいと思う?スムーズにお買い物する方法」のまとめ&応用編です。

①お買い物ルールを作ろう

人によって買い物に求めるものやスタンスは違います。

男性の傾向としては、買い物を「タスク」と考え、早く目的の物を見つけて終わらせる(任務を遂行すること)と考えている人が多いです。

一方女性は、せっかく買うならじっくり見比べてよりいいもの、合ったものから選びたい、買い物の過程も楽しみたい、と考えていることが多いです。

互いのお買い物の定義を話し合い、尊重する必要があります。

とはいえ全面的に相手に従え、というのではありません。

どちらかが我慢しすぎない方法を探る&選択する話し合いが必要なのです。

我が家も、一緒に住み始めたときにはいろいろ買い揃えないといけないので大変でした(汗

週末のたびに

「なんで一緒にみてくれないの?」

「俺に決定権がないのに何で一緒にみないといけないの?」

の応酬・・・

そこで話し合った結果、今はこんな感じになっています。

・一人で買い物できるものは一人でする

・買い物前にあらかじめネットで目星をつけ手共有しておく(ネットで買える物はネットで)

・お出かけついでの買い物は、お互いに見れそうなお店を見つけて分かれる(電気屋と雑貨屋など)

・買いたい物があるが、目的の物があるかわからない場合(洋服など)は、「今日は買い物ではなく試着」と伝える

・重たいものを買う時は、先に行って目星をつけ、シンヤには1時間半~2時間後に来てもらう

・これが買えればOKの最低ラインを下げる

・ウィンドウショッピングと買い物を分ける
(百均や300円ショップに目的買いしに行ったときに「ついでにもっと見たいな!」をこらえて後日行く)

・「楽しい休日を過ごす」という目的を忘れない

特に最後の「楽しい休日を過ごす」を忘れないことは大事です。

ケンカしそうになると、必ず口に出します。

でないと「どちらが正しいか戦争」を何度もやってしまうからです。

「どちらが正しいか戦争」には終わりがなく、勝ち負けもつかず、もし仮にどちらかが言い負かされても後味が悪いです。(しかもどこかで報復されるかもしれません)

特に新婚で買い物が多くなるカップルは、長い結婚生活のためにお互いの要求をうまく伝え合う練習としても、ぜひ試してみてほしいです。

 

②洋服選びの極意は「答えを相手に言わせる」

どっちの服がいいと思う?に対しては、

「こっちがいいよ」

と解決策を出すのではなく、

「どこで迷っているの?」

と頭を整理してもらえると喜ばれるという話でした。

これがわかればいろいろなことに応用することができます。

たとえば彼女が会社の人間関係についてグチを言ったときの対処にも使えます。

「会社の後輩が何度言っても同じミスをするんだよね。毎回尻拭いするこっちの身にもなってほしい。反省してるのかな」

と彼女に言われたときになんと答えるのが正解でしょうか?

「○○(彼女)が舐められてるんじゃないの?もっと厳しく指導した方がいいよ」

「だったら上司に進言してビシッと言ってもらうべきだね」

「そんなに嫌なら異動願いだしてみれば」

はい、ちょっと極端な回答ですが、どれも不正解です。

この時点で彼女は解決策を求めていません。

「大変だったね」
「それはグチのひとつも言いたくなるよね」
「○○は頼りにされているんだね」

と共感したり、彼女を肯定してあげるのが正解です。

彼女の方は問題の解決ではなく、感情のモヤモヤを解消したいのです。

不満を吐き出せばスッキリするので、端から見ると「あれ?さっきまであんなに怒ってたのにもう忘れたの?」という風に見えるでしょう。

でもそれでいいのです。

これに関しては、夫シンヤさんは私の話を聞く時に次のことをしてくれています。

①話を始める前に、「これからする話は解決策は求めてないということでいい?」と確認してきます。

②解決策を出したくなると、「解決策はいらない。話を聞くのが目的」と小声でブツブツ言い聞かせています(笑)

おかげで不満の内容以外の、話の聞き方でケンカすることがなくなりました。

解決策を出さずにまずは話に耳を傾ける、というのはパートナー以外も、会社の同僚やお客さんにも有効です。

もう一つの本業では、英語学習法を伝えていますが、男性と女性とでは悩み相談への返し方が全然違います。

男性にはビシっと簡潔な言葉で解決策をすぐに伝えることが多いです。

一方女性には、まず悩みに共感し、話をよく聞いて整理できた段階で必要に応じて解決策を出します。(整理している段階でご自身で解決策を出される場合も多いです)

そうするとどちらにも喜ばれます。

ということで、話を聞けるとパートナーシップもビジネスも征することができ、一石二鳥なのです。

最初は話を聞くのが面倒に感じたり、苦痛に感じたりするかもしれません。

でも結局その後の余計疲れるケンカの火種をなくし、パートナーに感謝されると考えればこれも一つの投資、と考えることができると思うのですがいかがでしょうか?

 

 

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