↑当時スマホから撮影した東京タワーです
From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
※サヤと出会ってから付き合うまでの体験談を、シンヤ視点(男性脳視点)で描いたストーリーの続きです。
ドライブデートがうまくいくと分かった僕は、その後も何度かサヤを静岡に呼んで、車で出かける日帰りプランを実行しました。
都会にないものと言えば、やはり自然です。
僕は山の上の方に車で行くプランを考えました。
ちょうど時期的にクリスマスが近づいていたので、御殿場の山の中で毎年恒例のイルミネーションをやっていて、ロマンチックな雰囲気を出すのに助けになってくれました。
「地の利」を使って、僕はできるだけサヤをもてなしました。
その結果、自分の株が上がっていく手応えを確かに感じました。
一度自分を落としたからこそ、上がり幅も大きくなっているようでした。
僕は、そろそろ2度目の告白をする頃かなと思い始めました。
2度目の告白プラン
1度目の告白をしたディズニーシーは、かなり気まずい状況で、時期的にも早いタイミングでした。
でも、1度目はあくまで「ジャブ打ち」です。
その結果、空振りでした。
でも、あれから数ヶ月かけて、僕らは明らかに絆を深めていました。
今、大ぶりの右ストレートを打っても、当たる確率が高いような気がします。
ただ、今の情報を作れたのは、1度目のジャブがあったからこそです。
もし、1度目のジャブ告白を打たずにいたら、僕らの関係はまだ表面的で探り合いのような状況が続いていたでしょう。
ジャブ告白を打ったことで、翌日には強制的に僕のネガティブポイント(将来の夫としての)すべてをサヤの前にさらけ出すことになりました。
その結果、サヤとの距離がグッと縮まったのです。
何かの本で「交渉は相手がNOと言った時から始まる」という言葉を聞いたことがあります。
西洋のビジネス文化では、交渉されたらとりあえず「NO」と言ってみて、相手の出方を伺うそうです。
そこから、どれだけお互いに譲歩するか?を検討し合います。
でも、日本文化にはNOをひっくり返す考え方はないので、日本相手のビジネス交渉では、NOと言った瞬間に引き下がってしまい、欧米の会社の担当者はビックリすることがあると聞きました。
男女の付き合いの告白も、似ているところがあります。
女性は男性に比べて、言葉の持つ意味が変わります。
男性にとっては、「NOやYES」は、絶対に変わらない決断です。
女性にとっての「NOやYES」は、その時の気分を表しています。
「今はNOの気分なの。でも、今後のあなたの対応次第では、YESになるかもしれないわよ。」
という意味です。
もちろん、生理的に受け付けない相手であれば、100%NO!が返ってくると思います。
「あり得ないから!」
みたいなリアクションを取られるパターンです。
でも、何度かデートに応じてくれて、さらに告白した時のリアクションも「キツいNO!!」ではなく、どうしよっかなぁ~困ったなぁ~みたいな雰囲気であれば、それは
「今はNOだけど、この先のあなたの対応次第で変わるかも?!」
というニュアンスを含んでいる可能性もあります。
だからこそ、告白は2段構えで考える方が良いのです。
2度目の告白プラン
2度目の告白は、ベタな雰囲気のプランでいきました。
クリスマス前だったので、ちゃんとしたお店でディナーを予約しました。
場所は、サヤのホームである東京エリアにしました。
僕は以前、チーズフォンデュの専門店と間違えて、チェーン居酒屋を予約してしまい、さんざんな目に遭いました。
今回はかなり慎重を期して、ちゃんとしたオシャレレストランを選びました。
雰囲気の良いディナーを食べた後、僕たちは東京タワーに登りました。
東京タワーのてっぺんで告白したら、ロマンチックな雰囲気になると思ったからです。
でも、予想外のことが起こりました。
告白に向かない東京タワー
追加料金を払って、いざ東京タワーの最上階に行ってみると・・・
想像とは違う景色が広がっていました。
狭いスペースに、人がギッシリ!
みんな観光客です。
しかも、全員外国人!!
日本語はまったく聞こえてきません。
西洋人からアジア人まで、本当にたくさんの人種が集まっていて、本当にここは日本か?!と疑いたくなるような光景でした。
よく考えたら、今どきわざわざ使い料金を払ってまで、東京タワーのてっぺんに登ろうとする日本人はいないのかもしれません。特に夜は!
なんでこんな目に遭うんだ!!
せっかくここまで良い雰囲気で進んできたのに!!
チクショー!!
僕は予想外の展開に、困り果てました・・・
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事をメールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
シンヤ&サヤの個別セッションの詳細・お申込みはこちら
↓↓↓
コメントを残す