From シンヤ＆サヤ（男女のパートナーシップ研究所）
（→前回のつづき）(→この記事のシリーズを1話目から読む）
※サヤと出会ったばかりの頃の体験談を、シンヤ視点（男性脳視点）で描いたストーリーの続きです。
２度目のデートで場所選びに失敗した僕は、３度目のデートで巻き返しをかけることにしました。
３度目は、絶対期待に応えてくれる場所、夢の国ディズニーです！
今回は、サヤの要望により、ディズニーシーに行くことになりました。
僕は静岡から新幹線で東京に向かい、そこから電車を乗り換えて、サヤとは現地集合することにしました。
実は、僕はディズニーに電車で行くのはかなり久しぶりでした。
おそらく１５年ぶりぐらいです。
まだ車を持っていなかった頃は、電車でディズニーに行った時期もありました。
でも、自分の車とナビをゲットしてからは、車で行くのが当たり前になっていました。
静岡からだと、東名高速道路を使って行けば、トータル３時間程度で行けます。（首都高の分岐でミスして迷わなければ）
地方に住んでいると、遠出する場合は車の方が便利です。
・時刻表に縛られず、自分のタイミングで自由に出発できる
・終電を気にする必要がない
・自分たちだけのプライベート空間で過ごせる
などなど、デートにも有利な要素が満載です。
特に、車の中での会話が重要なデートの一部だったりします。
でも、今回は現地集合なので、車で行くメリットがほとんどありません。
それに電車なら寝ていても着くので、ラクです。
ディズニーまでは体力と集中力を温存し、着いてからはフルパワーで会話に集中できるようにしようと思い、今回は電車を選びました。
実は、それが大きなミスを引き起こすことになるとは知らずに・・・
僕が当日、電車で向かった駅
僕の頭の中には、「ディズニー＝浦安」という図式が埋め込まれていました。
「東京ディズニーランドって名前だけど、実際は千葉の浦安にあるんだぜ～！俺はよく知ってるぜ～！」
と思っていました。
実際、車のナビで検索する時にも、浦安周辺の地図が出てきました。
当然、デート当日も、僕は「浦安駅」を検索して、しっかり時間通りに駅に着くルートで出発しました。
（もしあなたが、ディズニーに電車で行ったことがあったら、この時点で「え？」と思うでしょう）
僕は新幹線から乗り換えて、浦安駅に向かう電車に乗り込みました。
日曜日だったので、てっきりディズニー風衣装を着た若い女子たちがたくさん電車内にに乗り込んでいるのかと思いきや、そんな雰囲気の人は１人も見当たりませんでした。
たしか１５年前に電車でディズニーに来た時には、行き帰りの電車の中にはディズニー衣装を着た女子やカップルたちであふれかえっていたのを思い出しました。
「おっ！まだディズニー女子はいない！よし！今日は空いているのかな？ラッキー！」
僕は、ウキウキしながら電車に乗り続けました。
どんどん浦安駅が近づいてきました。
近くなっても、ちっともディズニー女子達が乗ってきません。
生活感あふれる光景
電車の窓から周りを見ても、ディズニーらしき建物は見当たりませんでした。
なんだか、すごく生活感あふれる光景が広がっています。
アパートが建ち並び、住宅街っぽさが満載です。
（あれ～？ディズニーまでの道のりって、こんな雰囲気だったけ？）
浦安駅の雰囲気
そうこうしているうちに、浦安駅に着いてしまいました。
駅から降りても、人々からはウキウキ休日感は伝わってきません。
ディズニー女子は１人もいません。
あれ？駅からディズニーって遠かったっけ？
僕は遠い昔の記憶をたどりながら、
「時代は変わったもんだ。もう、人々にとってディズニーは特別な存在ではなくなってきたんだな。まあ、その方がゆっくりデートできて良いな！」
なんて思いながら、浦安駅の改札に向かいました。
サヤとの待ち合わせ時間には少し早かったのですが、一応念のため「着いたよ」とＬＩＮＥしました。
すると、サヤからすぐに返信が来て、「私も今、着いたところ。どの辺にいる？」と聞かれました。
僕：「改札のすぐ前にいるよ。まだ駅から出てない状態。」
サヤ：「私も改札の前にいるんだけど、改札のどの辺り？」
僕：「左端にいるよ。この改札そんなに大きくないから、すぐ分かると思うんだけど・・・」
サヤ：「見えないなぁ・・・どこ？」
僕：「俺からもサヤが見えないなぁ・・・改札を出た方がいい？っていうか改札って何個かあるの？」
そんなメッセージをやりとりをした後、すぐサヤから電話がかかってきました。
衝撃の事実
サヤ：「あのさ、一応確認なんだけど・・・今いる駅って何駅？」
僕：「え？浦安駅だよ。」
サヤ：「えーーー！！浦安駅！！イヤな予感が当たったぁ～！！」
僕：「え？・・・違った？？」
サヤ：「・・・ディズニーは舞浜駅だよ。」
僕：「え？？舞浜？？・・・あー！なんかその響き、聞き覚えがある！！」
サヤ：「私、今、舞浜駅の改札にいるんだけど・・・」
僕：「しまったーーーーーー！！ごめん！！どうりで、周りにディズニー女子がいないと思ったんだよね！なんか乗客からもウキウキ感が伝わってこないし！」
サヤ：「浦安駅かぁ・・・」
僕：「え？でも、近いんでしょ？きっと。同じエリアだし。」
サヤ：「う～ん・・・浦安から舞浜に行ったことないから分からないけど、これは駅員さんに聞いて乗る電車を教えてもらった方が早いかも。」
僕：「了解！ごめんよ～！！急いで行くから！！」
浦安から舞浜までの所要時間
僕はモーレツに焦って駅員さんに舞浜駅までの経路を聞きました。
駅員さんは、丁寧に教えてくれました。
だいたいの所要時間を聞いたところ、「約３５分」と言われました。
え～！そんなにかかるの？！と、ちょっと驚きました。
同じエリア内なら、てっきり５分～１０分ぐらいで行けると思ったのに、電車はそう単純ではないようです。
「やっちまった・・・」
僕は、
・今回、交通手段を電車に変えたこと
・慣れない電車なのに、降りる駅を事前に調べなかったこと
・「ディズニー＝浦安」という自分の中の図式を疑わなかったこと
を、激しく反省しました。
僕は、３度目のデートでも、初っぱなからやらかしてしまったのです・・・
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む）
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事をメールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
シンヤ＆サヤの個別セッションの詳細・お申込みはこちら
↓↓↓
コメントを残す