From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
※サヤと出会ったハロウィンパーティーでの体験談を、シンヤ視点(男性脳視点)で描いたストーリーの続きです。
長文メッセージでサヤと毎日やりとりをするようになったおかげで、また会う約束を取り付けるまでは、そんなに時間がかかりませんでした。
2人だけで会うのは初めてなので、「最初のデートは1食分だけにとどめる」というデート術のセオリーに従って、夕飯だけを一緒に食べて、数時間過ごすという形にしました。
僕の当時の仕事スケジュールは、日曜休み+平日1日休みの週休2日でした。そして、たまに日曜日に仕事が入ることがありました。
サヤは銀行員だったので、土日休みです。スケジュール的に会えるのは、日曜のみでした。
僕はできるだけ早い方が良いと思い、一番近い日曜日を、サヤに提案しました。
その日は僕は仕事でしたが、夕方には終わるので、すぐに新幹線で向かえば、夕食時には品川駅に間に合います。
どっちみち夕飯だけ食べるだけなら、休みの日でも仕事の日でも、あまり変わりません。
近さをアピール
さらに、仕事の後に会いに行くことで、
「すぐに会おうと思えば会える」
という印象をサヤに与える狙いもありました。
さっきまで仕事してたけど、一緒にご飯を食べに会いに来た。という状況は、普通に東京に住んでいる者同士と変わりません。
変わるのは、交通費のコストです。
行き帰りの新幹線代が8,000円ぐらいかかりますが、それを気にしなければ、時間的には割と近い感じがしました。
仕事終わりに会いに行くというのは、僕にとっては自分自身に対しても、
「東京に行くことが苦にならないかどうか?面倒だと感じないかどうか?」
を確かめる意味合いがありました。
20代の思い出
僕は新幹線に乗りながら、懐かしい気分になっていました。
実は僕は、20代の頃にアクション俳優を目指していた時期がありました。
その時期は、東京の演技スクールに、週1回のペースで通っていました。
当時の仕事は鉄工場の作業員で、週休1日でした。
その貴重な1日を使って、東京に通う生活を3年間続けました。
その経験を思い返すと、今の週休2日の生活のうちの1日で東京に通うことなど、たいした労力ではありません。
そう感じながら、色々と思いでに浸っていたら、あっという間に品川駅に着きました。
1度目のデートのゴール
僕は、サヤとのデートは完全にマニュアル通りに行いました。
僕はこれまで数年間、婚活必勝本を読んで新しい戦略を学んだらすぐ、婚活パーティーの現場で実践を繰り返してきました。
おかげで、デートマニュアルの動きが、身体に染みついていました。
1度目のデートのメインの目的は、サヤとの心理的な距離を縮めることです。
とはいえ、いきなり大幅ステップを目指しては距離を縮めるのはNGです。
1度目のデートのマニュアルでは、ゴールは「次に会う約束を取り付けること」です。
それ以上を狙ってはいけません。
もちろん、帰ってからLINEメッセージのやりとりでデートの約束を取り付けることもできます。
でも、それだと何往復かしなければならず、あまりスマートではありません。
それに、直接対面で話している時に次のデートの約束を取り付ける方が、成功率が高いと言われています。
これは、ビジネスの世界でも同じです。
クライアントにメールを送って次回のアポを取るよりも、直接会って話している時に、お互いに手帳を見ながら次回のアポを取る方が、ずっと
確実です。
女性を相手にデートしている時は、営業活動と同じなのです。
僕は、食事をしながら、いつ次のデートの約束をしようか?と頭をフル回転させていました。
幸い、僕とサヤはお互いに「パートナーシップを学ぶセミナー」の参加者同士という共通点がありました。
しかも、これまでセミナー内で一度も同席したことがありませんでした。
つまり、2人ともまったく違う日程の、内容の違うセミナーを受けていたのです。
そこで、「お互いに受けたセミナーの内容をシェアする」という名目で、会う約束を取り付けやすい、というメリットがありました。
2度目の約束は、思った以上にスムーズにいきました。
僕はこれまで、婚活パーティーで出会った「日常で何の接点もない、まだ出会って日が浅い女性」との1回目のデートに比べると、ずっとスムーズに進められました。
婚活パーティーの難易度の高さ
今思い返すと、婚活パーティーで出会った女性との1度目のデートは、男性にとってかなり難易度が高いと思います。
あまり共通点がない、お互いの情報もよく知らない、という状況でのデート進行は、かなり大変です。
1度目は何とか切り抜けても、2度目のデートの約束が取り付けられないことはざらです。
また、たとえ2度目のデートの約束をしても、その後のメッセージのやりとり内容次第では、約束をカンタンにキャンセルされてしまったりするからです。
ただ、「厳しい環境で経験値を積んで自分を鍛える場」としては有効だと思います。
僕は、これまでのキツい経験は、サヤとのデートをスムーズに進めるためにあったのでは?
と思い始めました。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事をメールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
シンヤ&サヤの個別セッションの詳細・お申込みはこちら
↓↓↓
コメントを残す