From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)
前回の記事では、りゅうちぇるさん&ぺこさん夫妻のニュースを元に、自分の中にあるパートナーシップに対する価値観を洗い出す練習方法をお伝えしました。
離婚話を聞いたときに、自分がどんなリアクションをするか?で、自分の中で大事にしているものが見えてきます。
見えるようにすることで初めて、客観的に自分の価値観を眺めることが出来るようになるのです。
客観的に見ると、実はムリしていることに気付くことがあります。
人は、自分が生きてくる中で体験したことから作り出した、色々なルールに従って生きています。
「○○すべき」
「○○するのが、人として当たり前」
「○○は常識でしょ?」
という言葉が自分の中に浮かんできたら、それが自分の中にある「マイルール」です。
マイルールは毎年アップデートが必要
最初は自分の心を守るために作ったマイルールでも、年月が経つにつれて、自分に合わなくなって、逆に心を締め付けてくることがあります。
人生のステージが変わったり、自分の人生経験値や、自分の心の変化に合わせて、毎年マイルールを柔軟に見直す機会があればベストです。
でも、そもそも人は、自分のマイルールの存在にさえ気付いていません。
そもそもマイルールは、幼少期の体験をベースに出来上がっていることが多いので、思い出すのも大変です。
「どこで自分がこの考え方になったかだって?
いや、それは世間一般の常識だから!
人として当たり前の、最低限守るべきルールでしょ?」
という風に、マイルールを他人ルール(多数派ルール)の中に入れ込むことで、さらに存在に気付きにくくなります。
マイルールの存在は、僕たちの人生にめちゃくちゃ大きな影響を与え続けます。しかも、気付かなければほぼ丸一生、マイルールに縛られ続けることになります。
気付かないまま年月が過ぎると、いつの間にか合わなくなったマイルールに、ムリしてガマンしながら従っている状態になります。
#ルールを破る人に腹が立つ理由
そんな時に、マイルールを破る人が現れたら・・・
人は腹が立ちます。
「なにをぉーーー!!俺はこんなに普段からガマンして、気を遣って生活してるのに!!それをあっさり破るなんて!!許せない!!この非常識人め!!」
という気分になるのも、ムリはないでしょう。
極端な例で言えば、「引きこもりのニートの人」に対する考え方も、マイルール次第で大きく変わります。
「毎日自分が汗水垂らしてガマンしながら、仕事をするのが美徳」
というマイルールがある人なら、ニートの人を見ると腹が立つでしょう。
でも、
「会社に勤めることなく、自分のやりたいこを追求しながら色んな事業を手がけてお金持ちになった自由人」
であれば、ニートの人を見ても腹が立たないかもしれません。
「あぁ、俺も以前は引きこもりって言われたことあったっけ!」
と、笑い飛ばすかも知れません。
パートナーシップの例
パートナーシップの例で見てみましょう。
たとえば、もし自分が普段から、「夫としての責任と務めを果たそう!」と必死にガンバっている場合。
それが「心からそうしたくてやっている状態」なら、自分と同じことをしない人を見ても、腹が立ったり、うろたえることはないはずです。
でも、もしそうではなく、本当はイヤだけど、「夫や父親としての責任」というマイルールに縛られて、毎日自分の心にムチ打ちながら、自己犠牲感満載で生活しているとしたら・・・
おそらく、今回のりゅうちぇるさんの離婚の決断を見て、
「けしからーん!!」
「あり得ない!!」
「責任放棄だ!!」
というリアクションになるでしょう。
ちなみにこれは、独身でも同じです。
次回は、独身の人が芸能人の離婚話に過剰反応するパターンを見ていきましょう。
・・・つづく。
ご本人の言葉を読んでみたい場合は・・・
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