Fromシンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回の続き)
※僕が17年間使い続けてきた腕時計を初めて修理に出した時の体験談の続きです。
僕は、自分の時計を修理に出している1ヶ月半の間に、娘から借りたキティーちゃん時計を使ってしのぐことにしました。
ところが、いざ使い始めてみると、色々と問題が出てきました。
まず、キティーちゃん時計はサイズが子ども用なので、かなり小さいです。
そして、表示はデジタルです。
もともと小さな本体に、さらに小さな液晶画面。そこに表示される液晶数字は僕の目にはかなり見づらく感じました。
さらに、キティーちゃん時計は派手なピンク色です。
まだ長袖を着ている時期なので、人前で恥ずかしいなどは無いのですが、仕事中にチラチラとシャツの袖から派手なピンクが見えます。
これが、パソコン作業中などにめちゃくちゃ気が散りました。
軽くて小さいので、身につけている時にはそんなに気になりません。
でも視覚的に目立つので、気が散るのです。
このまま、1ヶ月半も今の状態を続けるのがキツいです。
僕は泣く泣く、キティーちゃん腕時計を娘に返しました。
第2の選択肢
その後、僕は2つ目の選択肢として、メルカリで中古の大人向け格安時計を探すことにしました。
予算上限を2,000円程度に抑えて、デジタルでもアナログでもいいから、とにかく1ヶ月半しのげるものを見つけようとしたのです。
いざ探し始めてみると、思った以上に選択肢が多いことに驚きました。
これまで、メルカリで腕時計を検索したことなどありませんでしたが、たくさん出品されています。
試しに、自分が今修理に出している腕時計とまったく同じものを検索してみましたが、あまりに古すぎるのか、状態が悪いものが1つだけ出品されていて、しかも売り切れ状態でした。
たとえ売り切れでなかったとしても、買ったところですぐにまた修理が必要になるでしょう。
同じ時計は諦めて、他の選択肢を色々と見ているうちに、僕の目に見覚えのある腕時計が飛び込んできました。
文字盤に「WD」と書いてある時計です。
伝説のカップル用腕時計
それは、「ダニウェル・ウェリントン」というブランドの腕時計でした。
これは、今から10年以上前、僕が婚活をガンバっていた頃に、日本で大ブームを巻き起こしたブランドの時計です。
たしか、当時やっていた石原さとみさんと山ピーの共演ドラマの中で、石原さとみさんが着用していてブームになった記憶があります。
ドラマの名前は忘れてしまいましたが、山ピーがお坊さん役で、石原さんが英会話スクール講師役でした。
「ダニウェル・ウェリントン」は、当時としてはまだ選択肢が少なかった、男女兼用の腕時計で、まったく同じデザインで文字盤の大きさが違うだけのモデルを何種類か出していました。
デザインもシンプルで、どんな服装にも合いやすいので、若い男女がこぞって買っていた記憶があります。
僕の周りでも、ダニエル・ウェリントンの腕時計を着けている人が増えていました。
男女兼用なので、カップル用の腕時計としても人気が出ていました。
文字盤の大きさだけが違う、まったく同じデザインの腕時計を、カップルで身につけるのです。
ペアものアイテムでも、ネックレスや指輪などのアクセサリーと違って、腕時計は男性にとっても着けやすいです。
そのためか、カップル用アイテムとして、かなり売れたようです。(今でも売られています。)
色んな芸能人が着用して人気になったのに加えて、価格がそれほど高くないので、なおさら一般の人が手を出しやすかったんだと思います。
憧れても買えないもどかしさ
僕は当時、ダニエル・ウェリントンのペア腕時計に憧れていました。
婚活をしていたので、「この人だ!」と思える女性に出会えて付き合えたら、一緒にペア時計を着けたいと思っていたのです。
でも、当時はかなり迷走していました。
婚活パーティーで知り合った女性とデートを重ねて、やっと付き合えた!と思っても、数ヶ月で破局してしまう・・・というパターンを、繰り返していたのです。
そのため、新しい彼女ができても、「また3ヶ月後には別れてしまうのでは?」と、自信が持ていなくなっていました。
3ヶ月後に別れるかもしれない状態で、ペア時計などとても買えません。
さすがに別れた後にも、同じ腕時計を身につけるのは抵抗があります。
僕にとって、ダニエル・ウェリントンの腕時計は、「1人の女性と長く付き合えるようになった証拠」のような存在だったのです。
残念ながら、その後も短期間での破局が続いたので、結局ダニエル・ウェリントンの腕時計は買えませんでした。
※このブログでは、恋人や夫婦のケンカを乗り越え、パートナーと長く幸せな関係を築く方法を発信しています。
読者登録をしていただくと、最新の記事をメールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
コメントを残す