From サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
※水曜日のブログはサヤが担当します。
(→前回のつづき)
遠距離恋愛を成功させる条件も、今回でいよいよ最終回です。
1つ目は、無理せず楽しめるポイントを見つけることでした。
2つ目は、お互いに関係にコミットすることでした。
今回は3つ目の条件を見ていきましょう!
③結婚を見据えるなら「区切り」を決める
今の関係を楽しむのであれば、1つ目、2つ目の条件で十分です。
でももし結婚をゴールにするのであれば、遠距離恋愛に期限を決めることが大切になってきます。
結婚を「お互いのタイミングがあったとき」にするのはズレが出やすいです。
私たちも認識にズレがあって何度もケンカしました。
シンヤは最初、今の仕事を辞めた後、起業して軌道に乗ってから結婚するつもりでいました。
でも、今の会社との契約の関係で仕事を辞められるのは2年半後、さらに起業が軌道に乗るまで・・・となると何年かかるかわかりません。
私はとてもそこまで待てませんでした。
期限を短くするためにはどうすればいいか、何度も考えました。
区切りを考えると、急に現実が見えてくる
遠距離恋愛の期限について話し合ったことで、人生プランを考え直すことになりました。
もちろん、結婚を考えたときは、誰しもそうかもしれません。
ただ、遠距離恋愛の方が、結婚による変化がよりダイナミックになります。
別居婚でない限りはどちらか一方は転居と転職(辞職)が必要で、もう片方はその変化を支えてあげなくてはなりません。
「結婚しても共働きで、生活圏がなるべく変わらず、お互いの会社に通勤できる範囲に住む」という一般的な選択肢がないのです。
私たちもどちらに住むかで色んなパターンを考えました。
私は仕事にすごくこだわりがあるわけでなかったですが、まさかこんな早く仕事をどうするか決断を迫られるとは思っていませんでした。
もし私が静岡に行く場合、会社の店舗が静岡にないため、転職するか、または「グループ会社に転勤願いを出す」という選択肢が出てきます。
この選択肢があるのはかなり贅沢です。が、遠距離恋愛がなければ絶対考えることのなかった選択肢でした。
グループ会社とはいえ、仕事内容も企業文化も全く違うので、半分転職のようなものです。
そもそも希望が通って、受け入れてもらえるのかもわかりません。
逆にシンヤが東京に来る場合は、東京の方が家賃も物価が高いので、収入はかなり自分の肩にかかってきます。
その覚悟はあるのか?
何度も考えました。
結論として、私たちはシンヤの起業と同時に結婚し、私は今の会社で仕事を続けることを選びました。
話し合いでは何度もぶつかりましたが、その時間があったおかげで、結婚後に生活習慣のズレはあっても「こんなはずじゃなかった!」というほどの大きなズレはなかったなと思います。
また、期限を決めたことで、そこに向かって準備を進めるという2人の共通のゴールができて、よりお互いの関係にコミットできたこともよかったです。
さらに遠距離恋愛でお互いに行ったり来たりすることが「限りあるもの」になったので、残りの期間を目いっぱい楽しみました。
つまり区切りを決めることで、「2人の関係にコミットして、今を楽しむ」という、遠距離恋愛を成功させる1つ目の条件と2つ目の条件も自然と達成できたのです。
以上、今回は遠距離恋愛を成功させる条件についてお伝えしました。
遠距離恋愛は難しいところもありますが、パートナーとの愛を深めてくれる面もあります。
何か1つでも参考になる物があったら嬉しいです。
※このブログでは、恋人や夫婦のケンカを乗り越え、パートナーと長く幸せな関係を築く方法を発信しています。
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