From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)
前回の記事では、
「恋愛経験が少ない人の方が、異性に対するルックスの要求レベルが上がる」
というメカニズムについてお伝えしました。
逆パターンで、「モテ過ぎて理想が高くなり、選べない」というケースもあります。
ただ、そういうモテる人はかなり少数派です。
また、昔モテていても、年齢を重ねるごとに恋愛&結婚市場ではアピール力が下がってしまいます。
自分のアピール力ダウンに気付かないまま、相手への理想だけは高いまま、もしくは上がっていく・・・なんてこともあるようです。
とはいえ、おそらくパートナーが見つからない人の8割以上は、
「モテなくて経験値が積めないまま、理想だけが高くなるタイプ」
だと思います。
こんな風に記事を書いている僕自身も、最初は理想だけが高くて困ったヤツでした。
もちろん、「モテなくて理想が高い」方のタイプでした。
だから、これは決して他人事ではありません。
僕は20代半ばまでは、典型的な「この人絶対結婚できないだろうな」と周りから思われるタイプの男だったのです。
僕のケース
僕の通っていた高校は男子クラスで、卒業後は大学に行かずに、すぐ鉄工場で働き始めたので、女性と接する機会がほとんどありませんでした。
同年代の男子たちが大学で初めての彼女を作って経験値を積んでいた時期に、僕は鉄工場で汗まみれになりながら、男達の世界を生きていました。
その後、転職してスーパーの店員になってからは、急にアルバイトの女子大生たちに囲まれる生活になりました。
まさに生活は激変しました。
それまで話す機会すらなかった、同年代&少し年下ぐらいの女性たちと、話す機会を得ることができたのです!
チャンスを活かせる人 VS 活かせない人
よく「職場に出会いがないから、付き合う人がいない」という声を聞きます。
でも僕の場合、職場に出会いがあっても、ぜんぜん付き合えませんでした。
僕は当時、職場の気になる女性に片っ端から告白しまり、撃沈しまくってダメージを負い続けていました。
しかも、同じ職場の中で違う女子数人に告白してしまったのです。
一番やってはいけないパターンです。
女子の間では、そういう話がすぐに噂が広がります。
「あいつ、今度は私のとこに来たよ!」
みたいに思われていたに違いありません。
僕は職場の女性たちから、「相手は誰でもいい、ガッツいた男」というレッテルを貼られてしまいました。(たぶん)
当時の僕は、「行動力はあるけど、失敗から学べないタイプ」の典型例でした。
宝くじと一緒
よく、ドキュメンタリー番組や本などで「宝くじで一億円当たった人の末路」が描かれることがあります。
それまでお金がない生活を送ってきた人が、いきなり一発当てて1億円を手にしても、1年後には全部なくなって、しかも借金まで作っている・・・という不思議な実話です。
その理由は、これまでの人生で大きな金額のお金を持ったことがない人が、急に大金を手にしても、扱い方が分からないからです。
その結果、気が大きくなって急に金遣いが荒くなってしまったり、悪い人にダマされて持ち逃げされてしまう・・・というトラブルに見舞われます。
1億円の宝くじが当たって、そのお金を上手に運用して増やせる人は、
「それまでの人生で1億円以上のお金を手にした経験があり、なおかつそのお金を失わずに持ち続けられている人」
だけと言われています。
環境が急に変わっても、そのチャンスを活かす「知識とスキル」がないと、すぐにまた以前の生活に戻ってしまうのです。
これは、パートナーシップにも言えることだと思います。
僕は20代前半まで、男達に囲まれた生活を送ってきました。
女性との付き合いはゼロ状態の生活が、何年も続いていたのです。
そんな僕が、突然、若くて美しい女性たちに囲まれた職場に転職できたからといって、急に彼女ができるわけがありません。
チャンスを活かす知識もスキルも無い状態で、ただ女性がたくさんいる職場に放り込まれても、僕のように暴走して自らを追い込んで、身動きが取れなくなって終わります。
僕は、かつての自分が「絶対結婚できなさそうな男」だったからこそ、このトピックを話す資格があるのでは?と思っています。
そうなってしまう人達の気持ちが、痛いほど分かるからです。
そんな僕に、大きな転機が訪れました。
・・・つづく。
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