From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)
前回の記事では、僕自身の過去の体験談をお伝えしました。
20代前半まで、まったく女性に縁の無い人生を送ってきた僕が、突然女性がたくさんいる職場に転職したことで、暴走してさらにモテなくなる経験をしました。
モテないのは「出会いがないから」と思っていたのに、出会いがいくらあっても、ダメだということが分かってしまったのです。
いくら周りに女性がいても、モテない男はモテないのです・・・
そのことを、僕は身をもって知ってしまいました。
でも当時の僕は、モテない状態からモテる状態に変化するためには「女性心理学の勉強と、実戦練習」を繰り返す必要があることを知りませんでした。
代わりに僕が信じていたのは、「運命の人論」でした。
若い女性が「白馬の王子様が迎えてやって来てくれる」ことを祈るように、僕もおとぎ話を信じていました。
「美しいお姫様と運命的な出会いをして、そのお姫様は自分だけを好きになってくれて、告白したらすぐOKがもらえる」
そんな奇跡を信じていたのです。
そして、何の学習もしないまま、「下手な鉄砲数打ちゃ当たる作戦」で撃沈を繰り返していました。
理想だけが高くなる
失敗を繰り返す一方で、なぜか僕の理想はどんどん高くなっていきました。
彼女にするなら、顔は整っていて、細身でスタイルが良くて、声が高めで、性格はおとなしくて・・・
などなど、外面的な欲求がどんどん高くなっていきました。
僕自身の経験上、女性経験値のない男性の好みは、けっこう似通ったものになると思います。
よくネット上でモテない男性が理想の女性の条件として挙げる要素が、この頃の自分の理想とすごく似通っていたからです。
その理想のせいで、せっかく巡ってきたチャンスを逃してしまったこともありました。
職場の女性陣の中で、ただ一人、僕のことを好みだと言ってくれた人が現れたのです。
でも、当時の僕は理想が高くなりすぎて、その女性に対してまったく興味がわきませんでした。
今だったら、あの頃の自分に向かって「女性経験値を積むためにも、とりあえずお付き合いしてみたら?」と言うでしょう。
実際、僕の周りの男の先輩達も、僕の同じアドバイスをしてくれました。
でも、当時の僕は「一攫千金思考」でした。
「超理想の女性に出会って、一撃で恋に落ちて結婚する」
という、少女マンガのような幻想を、恋愛に対して抱いていたのです。
その結果、何の経験値も積めないまま、年月だけが過ぎていきました。
勉強を始める
そして24才の時、たまたま出会った本を読んで、僕は衝撃を受けました。
その本には、
「女性の口説きは、サッカーの練習と同じ。練習しないとできるようにならない。
もちろん、中には練習などしなくても、女性の心を捉えてしまう、要領の良い男もいる。
また、生まれつきハンサムだったり、親がお金持ちだったりと、女性にモテる要素を備えている男もいる。
でも、そういう人達を参考にしてはならない。90%の男達は、女性心理学を学ぶ必要がある。
当たって砕けろ精神では、女性はゲットできない。学びなき行動には、何の上達も進展もない。
理想の女性とお付き合いしたければ、女性全般にモテる男になるのが先決。そういう自分になれないと、理想の女性と出会っても、振り向かせることはできない。」
という、すごい骨太なことが書いてありました。
試行錯誤の1年間
それを読んで衝撃を受けた僕は、本のアドバイスに従って片っ端から実行していきました。
その骨太本には、「モテる男になるための100の戦略」が書かれていました。
「とにかく、ここに書かれている100の戦略を、文句を言わずにやりなさい。片っ端から試していきなさい。
失敗するのが当たり前だと思って実行し続けなさい。
100個目の戦略が終わる頃、あなたはこれまでとは違う自分に生まれ変わっているだろう。
少なくとも、今とは視点がまったく変わっているはずだ。
信じてやってみて欲しい。」
という、熱いメッセージが書かれていました。
僕は、それから1年かけて、100の戦略をすべて試すことにしました。
365日で100の戦略を試すためには、3日に1回ペースで新しい戦略を実行しなければなりません。
それは当時の僕にとって、決してラクな道のりではありませんでした。
今までの自分では考えられないぐらい言動を変える必要があったからです。
すごい精神的に疲れることが、目に見えていました。
「でも今、ここでこの修行をしないと、自分は一生結婚できない男のまま年だけを取っていくだろう・・・」
ということが、何となく直感で分かったので、やると決めて、続けました。
・・・つづく。
※このブログでは、恋人や夫婦のケンカを乗り越え、パートナーと長く幸せな関係を築く方法を発信しています。
読者登録をしていただくと、最新の記事をメールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
シンヤ&サヤの個別セッションの詳細・お申込みはこちら
↓↓↓
コメントを残す