From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)
前回の記事では、1回目のジャブ告白をすることの効果の1つ目、
「相手との心理的な距離を測りながら、攻めるリズムをつかむ効果」
を、詳しくお伝えしました。
今回は、2つ目の効果である、
「相手にサプライズを与えながら、ジワジワと少しずつ、こちらに気持ちを傾けさせていく効果」
についてお伝えします。
告白はサプライズ
男性からの告白は、女性にとってはサプライズです。
しかも、1回目の告白で決めようとしなかった場合、そのサプライズはますます大きくなります。
ふつうの男性は1回の告白で勝負を決めようとしてくる中、あなただけが告白の位置づけを変えてきたら、きっと驚くはずです。
ジャブ告白は、機が熟すのを待たずに、少し早いタイミングでするのがポイントです。
なぜなら、目的は相手との心理的な距離を詰めるためだからです。
「1回目の告白は、彼女のためにする」
と考えると、気がラクになって、切羽詰まった感がなくなります。
ではなぜ、1回目の告白が彼女のためになるのでしょうか?
その答えは、少女マンガの世界にあります。
少女マンガの恋愛王道パターン
少女マンガは、女性に人気が出なければ売れません。
人気が出る少女マンガは、乙女心をうまく突いた描写が詰まっています。
ヒットする少女マンガでよくある王道パターンがあります。
それは、こんな感じです。
↓↓↓
①主人公の私は、特に突出した美貌や才能を持っているわけではない、何の取り柄もない普通の女の子。
②そんな私に、なぜかイケメンが現れて告白してきた!どういうこと??
③さらに!もう一人の違う性格のイケメンが現れて、また私に告白してきた!
④2人のイケメンから告白されてしまった私。いったいどうすればいいの?二人とも性格は正反対だし・・・もう、分からな~い!!
というような流れです。
たいてい、イケメンのうち1人は強気なS男で、もう一人は優男、というパターンが多いです。
ここで大事なのは、このストーリーが現実的かどうか?ではありません。
「乙女心は、こんな展開を求めている」
ということです。
イケメンである必要はない
ちなみに、女性も2人のイケメンから求愛されるなんてことは現実的ではないことは十分に分かっています。
だから、現実生活で彼女に告白する男性がイケメンである必要はありません。
女性が求めているのは、「イケメン」「ステータス」といった表面上のスペックではなく、「感情」です。
告白されて「え~!どうしよう?」と悩む感情、ソワソワする体験を楽しみたいのです。
これは、男性脳にはあまり理解しづらい感覚です。
でも、少女マンガを読むと、女性脳がこの「告白されて、どうしよう?」という感情を楽しみたいという欲求が伝わってきます。
そして、この感情を実現できるのは、ポスターの中にいる韓流イケメンスターではありません。
現実の世界にいる、あなたなのです。
現実に目の前にいる男性だけが、彼女を「少女マンガのヒロイン」にしてくれるのです。
ちょっと大げさかもしれませんが、これは女性の本能に直結する感情なので、多かれ少なかれ、女性脳はこの感覚を持っています。
少女マンガの世界を作り出す「ジャブ告白」
実はジャブ告白は、彼女を少女マンガの世界へと引き込む効果があります。
一度告白された女性は、あなたを「彼氏としてアリか?ナシか?」と悩むモードに入ります。
そして、それまでは水面下での探り合いだったところが、一気に表面化して来るのです。
「私は、この人のことを好きなのだろうか?」
と、何度も自問自答することになります。
この自問自答期間が、女性脳にとっては「嬉しい悩み」になります。(よほど生理的に受け付けない相手でない限りは)
そして、男性が何もしなくても、勝手に恋愛モードがコトコト煮込まれて熱くなっていくのです。
ここで大事なのは、時間です。
彼女は自動で煮込まれているので、あなたは何もする必要はありません。
何事もなかったかのように、今まで通り彼女にメールを送ったり、電話したり、会ったりするだけでOKです。
それ以上は何もアクションを起こす必要はありません。
もう好意は伝わっているので、後はむしろ普通にしている方が引き込む力が強くなります。
よく「恋愛には押し引きが大事」という表現が使われます。
ジャブ告白は、強い押しです。
そして、その後は普通に接することで「引き」の効果が生まれるのです。
以上が、ジャブ告白の効果です。
次回はジャブ告白の最終回として、実際にどういう流れとタイミングでジャブ告白を繰り出せば良いのか?
また、その後の対応はどうすればいいのか?
など、具体例をできるだけ詳細にお伝えします。
・・・つづく。
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