
Fromシンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
「セックスレスって、やっぱり愛が冷めているってことなんでしょうか?」
こういうご相談、実はとても多いです。
特に関係が長くなってくると、自然と頻度が減ってきて、
「これって普通なのか?」
「もう異性として見られていないのでは?」
と、不安になることもありますよね。
結論から言うと、
セックスレス=愛がない
とは限りません。
ここを誤解したまま関係を見てしまうと、本来うまくいくはずの関係まで、すれ違ってしまうことがあります。
今日はこのテーマを、できるだけシンプルに整理してお話しします。
テレビなどでは、「セックスレス=問題」という扱い方をされることが多いです。
でも、現実にはセックスレスでも問題なくうまくいっている夫婦もいれば、関係がギクシャクして離婚に発展するケースもあります。
セックスレスに対して2つの視点を加えると、かなり見え方が変わります。
1.「愛の言語」の違い
2.男女差
です。
セックスレス=愛がない
ではなく、
「愛の伝え方のズレ」と「男女の感じ方の違い」
が重なっているケースがとても多いのです。
チャップマン博士の「愛を伝える5つの言語」とは
上記1.の「愛の言語」とは、アメリカの心理学者ゲイリー・チャップマン博士が提唱した「愛を伝える5つの言語」のことです。
人はそれぞれ、「どんな形で愛を感じるか」が違います。
そして、その違いを、
「5つの言語」
として整理したのがこの理論です。
①ポジティブな言葉=言葉での愛情表現
「ありがとう」「好きだよ」など、言葉で気持ちを伝えること
②クオリティータイム=質の高い時間
一緒に過ごす時間に集中すること、スマホを見ずに話を聞くことなど
③ギフト=贈り物
物そのものではなく、「あなたのことを考えて選んだ」という気持ち
④サービス行為=奉仕(行動で示す)
家事を手伝う、困っているときに動くなど、行動で支えること
⑤タッチ=身体的接触
ハグ、手をつなぐ、そしてセックスなどのスキンシップ
この中で、どれを強く感じるかは人によって違います。
ここがズレると、「愛されていない」と感じやすくなります。
最初の恋人の段階では、男女ともにガンバって①〜⑤まですべてを行おうとするケースが多いのですが、時間と共に落ち着いてきて、最終的には自分の中での優先順位の1つか2つだけが残る、と言われています。
そして、最終的に残った言語の違いが、夫婦のすれ違いを生むのです。
この「愛の言語」の違いは、母国語が違う人同士が話した時のようなインパクトがあります。
日本語がまったく分からない外国人に、「愛してるよ」と言っても、気持ちを伝えることはできません。
それと同じぐらい、愛の言語の違いでお互いの想いが伝わらないのです。
セックスレスでも愛があるケース
ここが重要なポイントです。
例えば、あなたが「身体的接触」を重視するタイプだとします。
その場合、セックスレスはとても大きな問題に感じます。
でも相手が、
・仕事を頑張って家族を支えている
・家事をしっかりやってくれる
・困ったときにすぐ動いてくれる
こういった行動をしている場合、
それは、「奉仕」という言語で愛を表現している可能性があります。
つまり、
相手は愛を出しているけど、あなたの受け取り方と一致していない
という状態です。
このとき、
妻=「愛されていない」
夫=「ちゃんとやっているのに伝わらない」
というすれ違いが起きます。(男女逆パターンも同じ)
これは愛の有無ではなく、翻訳のズレです。
男女差がズレを大きくする
ここにさらに、
男女の感じ方の違いが重なります。
男性は、
・断られることへの恐れ
・うまくできないことへの恐れ
・自分から動くことへのプレッシャー
を感じやすく、一度セックスを断られたり、うまくできなかったりといった気まずい経験をすると、距離を取ります。
女性としては、たまたまその日は気分じゃなかっただけで、その後のセックス自体を断ったつもりはなくても、男性は距離を取ってしまうことがあります。
女性はその距離を、
「求められていない」
と感じやすい。
つまり、
夫=傷つくのを避けて距離を取る
妻=距離を取られて不安になる
という悪循環が起きます。
これも、愛がないからではなく、感じ方と表現のズレです。
男女逆転パターンも同じです。
妻がセックスに応じてくれない場合、「安心が足りていない」可能性があります。
一般的に、
男性=セックスすることで、「自分は受け入れられている」と安心を感じる
女性=「安心できる状態」になると、セックスに応じやすくなる
という順番の違いがあります。
つまり、
夫=「つながりを感じたいから触れ合いたい」
妻=「つながりを感じているから触れ合える」
というズレが起きやすいのです。
問題は「頻度」ではなく「翻訳」
ここで大切なのは、
「どちらが正しいか」
ではありません。
「どうすれば伝わるか」
です。
例えば、愛の言語が「身体的接触」の側は、相手に対して
「もっとセックスの頻度を増やしたい」
と伝えるとプレッシャーを与えやすいです。
なので、
「触れられると安心する」
「ハグがあると落ち着く」
と、自分の感覚として伝える方が届きやすいです。
逆に、相手が「ポジティブな言葉」タイプなら、やってくれていることに気づいて、言葉で返すことが大切です。
「助かってる」
「ありがとう」
この一言で、相手は
「自分の愛が伝わっている」
と感じます。
この翻訳ができるようになると、関係は少しずつ変わっていきます。
セックスレスは「終わり」ではなく「ズレのサイン」
セックスレスは、関係の終わりではありません。
むしろ、
・愛の言語のズレ
・男女の感じ方の違い
この2つを教えてくれるサインです。
愛があるかないかを疑うよりも、
「どうすれば安心してつながれるか」
この視点に立つことが、関係を変える一歩になります。
セックスレスという現象だけを見るのではなく、その奥にある「伝わり方のズレ」に目を向けてみてください。
2人の関係は、そこから変わり始めます。
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