Fromシンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回の続き)
※僕が17年間使い続けてきた腕時計を初めて修理に出した時の体験談の続きです。
メルカリで中古で買ったダニエル・ウェリントンの腕時計。
をさっそく着けてみると、すごくテンションが上がるのを感じました。
時計を新しく買うのは、17年ぶりです。
しかも、僕にとっては婚活していた頃に憧れていたブランドなので、思い入れがあります。
これまで使い続けてきたシチズンのブラックチタン腕時計は、金属製なので高級感はあるのですが、全体的に黒なので、パッと見は地味に見えます。
存在感が強くないので、スーツにも合わせやすいです。
対して、ダニエル・ウェリントンの腕時計は、シンプルながらも存在感があります。
文字盤は大きめで、腕に着けると「腕時計着けてます感」が強く出ます。
クラシックな見た目ながら、外側の金属枠はゴールドで、文字盤も同じゴールドです。
悪目立ちする感じではないのですが、これまで全部のパーツがブラックの腕時計に慣れ親しんだ僕の目には、けっこう派手に感じます。
明らかにこれまで着けていたシチズンの腕時計とは雰囲気が変わるのが、新鮮でした。
僕はこの時に、自分が婚活をしていた時期を思い出しました。
当時の僕は、婚活パーティーで出会った女性とお付き合いして数ヶ月後にケンカしたりギクシャク別れてしまった後、また婚活パーティーに戻る、というサイクルを繰り返していました。
同じテツを踏まないように、別れた女性とは正反対のタイプの女性にアタックして、お付き合いOKの返事をもらえたときには、高揚感がありました。
「今度こそ、うまくいくのでは?ついに、運命の人に出会えたかもしれない!彼女は、これまでとは違うタイプの人だから、うまくいくに違いない!来年あたりには結婚してたりして?!」
という期待感です。
この時の感覚と、今回ダニエル・ウェリントンの腕時計を着けた時の感覚が似ているのを思い出しました。
メインの腕時計を修理に出している間に使うために買ったダニエル・ウェリントンでしたが、もしかしてこれで十分だと思えたら、メイン腕時計を使わなくなるかもしれないとさえ、思ったのです。
ところが・・・
3日目で感じた不便さ
ダニエル・ウェリントンを使い始めて3日目で、早くも不満が出てきました。
最初から分かっていた部分と、使い始めて気づいた部分の両方がありました。
最初から分かっていた部分としては、「曜日や日付の表示がないのが、やはり不便」ということです。
僕はふだん仕事をしていて、メールの送信日付をセットする時などに、今日の日付を念のためもう一度チェックする作業が多いのですが、ダニエル・ウェリントンの腕時計を見るたびに、「あ・・・日付も曜日もないんだった・・・」とがっかりする自分がいました。
最初から分かっていて覚悟して買ったんだから、不満は感じないだろうと思っていたのですが、やはり不便なことに変わりありません。
これまで当たり前だと思っていたことができないことに、毎回ガッカリしてしまう自分がいました。
婚活時代に味わったガッカリ感
この「分かっていたのにやっぱり不満に感じてしまう」というのは、婚活時代にも味わったことがありました。
婚活パーティーでは、プロフィールカードに自分のステータスやライフスタイルを書かなければなりません。
付き合った後に、「こんなはずじゃなかった!もっと早く言ってよ!」とお互いになるのを防ぐためです。
婚活は、時間(加齢)との勝負です。回り道をして自分と合わない人と付き合っている時間に、お互いに年を取っていきます。
そのため、男女ともにしっかりプロフィールカードを記入するルールがあるのです。(ユルさは業者にもよりますが、大手の主催する婚活パーティーでは、けっこう厳しめでした)
話し相手の女性のプロフィールカードに書かれた項目の中で、僕が気にしていたのが「喫煙」の部分でした。
僕は個人的に、喫煙する女性とは結婚したくないので、年齢や年収よりも先に、必ず見るようにしていたのです。
ところが、たまにこの項目を、妥協してしまうことがありました。
相手が美人だったり、人当たりが柔らかくて雰囲気が良かったりすると、
「喫煙の部分を妥協さえすれば、すべてパーフェクトじゃないか!何とかなるんじゃないか?それに、付き合ったら彼女がタバコを辞める可能性もゼロじゃないし!」
と期待してしまうのです。
そして、アプローチをしてうまくいって付き合うことになった時には、喫煙のことなど、頭から飛んでしまいます。
でも、いざ付き合い始めてしばらく経つと、やっぱり気になってしまう自分がいるのです。
彼女の口からタバコの臭いがするたびに、ガッカリする自分がいます。
最初から分かっていたんだから、文句は言えません。
彼女の方も、付き合う前に「私、喫煙するけど大丈夫?」と再確認してくれたこともありました。
そこで「大丈夫!」と答えているので、今さら「やっぱり気になる」とは言えませんでした。
気にしないようにすればするほど、気になってしまう自分が出てきてしまう。
この「最初から分かっていたのに、受け入れると決めていたのに、やっぱり受け入れられない自分」に対して、すごくイヤな気分になったのです。
今回のダニエル・ウェリントンの腕時計を使い始めて、久しぶりにその時の気分を思い出しました。
・・・つづく。
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