【腕時計を初めて修理に出して気づいた、「婚活」と似た感覚⑧】

 Fromシンヤ(男女のパートナーシップ研究所)

(→前回の続き)

※僕が17年間使い続けてきた腕時計を初めて修理に出した時の体験談の続きです。

メルカリで買った、中古のダニエル・ウェリントンの腕時計をしばらく使い続けてみて、「分かっちゃいたけど、やっぱり不満」という部分を実感して、ヘコみました。

日付と曜日の表示がなく、秒針も付いていないことが、仕事上ではどうしても不便に感じるのです。

ファッション性という点では、曜日&日付表示や秒針がないことで、スッキリしていてシンプルで、オシャレに見えるんだと思います。

時計はファッション的な役割も大きいです。特にスマホで時間が確認できる今の時代は、人々が時計に求めるのは、大部分がファッションとしての要素でしょう。

そういう意味では、ダニエル・ウェリントンの腕時計のデザインは、正しい方向だと思います。

しかし、どうしても僕は実用性も犠牲にできないことを実感したのです。
これは、使ってみて始めて気づいたことです。

使い始めて3日目で、早くも僕は「元のシチズンの腕時計を修理しないという選択肢はないな!早く戻ってこないかなぁ~」と心待ちにするようになりました。

時計に限らず、どんなアイテムでも、ファッション性と実用性は、反比例する部分があります。

ファッション性を追求すれば、華美になって使いづらくなったり、逆にシンプルになり過ぎて機能性が落ちたり、素材やパーツの扱いがデリケートになったりします。

実用性を追求すれば、デザインは無骨になり、機能が多ければごちゃごちゃしてきて、見た目の美しさはそがれていきます。

逆にそれを「機能美」と捉えて、カッコいいと解釈する男性も多いのですが、ファッションアイテムとして見た場合は、やはり洗練された印象からは遠のきます。

この感覚は、婚活でも当てはまります。

婚活で人気の高い男女のスペック

たとえば、婚活市場でいつも人気なのは、スペック的に見ると、

・女性であれば、若くて美人(特に20代女性は、どの年齢層男性からも人気)

・男性であれば、高年収&高身長(+最低限の清潔感)

です。

一方で、結婚後の「実用性」の部分では、

・男性は、女性に「家事や育児のスキル」を求める

・女性も、男性に「家事や育児の分担」を求める

というようになります。

つまり、男女どちらも「家事スキルを求める」という点では、変わらないのです。

婚活市場での人気要素と、結婚後の「実用性」の部分は反比例する確率が高いです。

反比例する要素

婚活男性に人気の「若くて美人」というのは、元の顔やスタイルだけではなく、メイクやオシャレに気を遣っている確率が高いです。

見た目を磨くためにネイルなどをしていれば、洗い物や料理などの家事は、物理的にしづらくなります。

ファッション性の高い服も、やはりデザインや素材、価格の面で、家事や育児との相性は悪くなるでしょう。

それでもある程度人生経験が長ければ、見た目磨きと家事との両立が上手にできるかもしれません。

でも、若いということは、必然的に人生経験は浅くなります。

もちろん、家事スキルなどは、生まれ育った家庭環境にもよりますが、あくまで確率で考えると、低くなるでしょう。

つまり、若くて美人の女性に対して、男性が家事スキルを求めるのは、ムリがあることになります。

さらに、男性よりも女性の年齢がだいぶ下だった場合、年代の違いから来る「男女の家庭での役割」に対する意識も変わってくるでしょう。

夫側は、「男は仕事、女は家庭」という価値観に対して、妻側は「そんなの、いつの時代の話よ!共働きで家事育分担が当たり前でしょ?」という価値観を持っているかもしれません。

そうなれば、結婚後にぶつかり合う確率も上がってきます。

最初の頃は、「若くて可愛くて、周りに自慢できる妻」だと思っていたのに、結婚後は「家事をしてくれない、文句ばかり言う生意気な妻」に感じられるようになる可能性が高いのです。

男性も同じ

男性も同じく、高年収の場合は仕事が長時間で、内容的にも激務の確率が高いです。

必然的に、家事をする時間が取れないことが多くなります。

それどころか、ふだん家にいる時間も短くなるでしょう。

また、仕事が得意でバリバリ稼ぐ男性は、男性ホルモンのテストステロンの値が高くなる傾向があります。

テストステロン値の高い男性ほど、家事や育児などは苦手に感じる確率が上がります。

また、テストステロンの値がが高い男性は、結婚後も若い女性を引きつけてしまうことがあるので、不倫する確率も高くなるというデータを、本で読んだことがあります。

これは、妻側が求める「夫の実用性」からは遠ざかります。

最初は「高年収で男らしくて、周りに自慢できる夫」を手に入れたと思っていたのに、結婚後しばらくすると、「家にほとんどいないし、家事もしない、おまけに浮気する夫」となって、不満を感じる確率が高くなるのです。

このように、実用性とファッション性は、婚活の世界でも反比例すると思われます。

 

・・・つづく

 

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