From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)
※あなた自身がセックスレスで悩んでいる場合の対処法の続きです。
最初に自分がセックスレスで悩んでいること、なんとか今の状況を変えたいことをパートナーに伝えるのが第一ステップということを、前回の記事でお伝えしました。
まずは聞いてみないと相手のリアクションは分からないので、どのぐらいの温度感で返事が返ってくるか?を見極めます。
・相手が男性の場合のリアクションは、話題をそらしたり、物理的にその場からいなくなることで「逃げようとする」確率が高いです。
・相手が女性の場合は、「あなたは自分のことばっかり!」と言われる確率が高いです。
最初からリアクションのパターンが分かっていれば、冷静に対処できます。
どちらにしても、この第一ステップでは「自分が悩んでいることを言語化して、伝えること」にあります。
拒絶されるのはとてもツラいですが、ここからが始まりです。
一応、この先は「拒絶される前提」で進んでいきますが、場合によっては相手にまったく悪気はなく、ただ気づいていないだけということも、まれにあります。(ホントにまれにですが)
特に2人の間でふだんからコミュニケーションが取れていて関係が良い場合、相手が「そうだったのか!気づかなくてゴメン!」とあっさり応じてくれる可能性もゼロではありません。
ただ、確率としてはとても低いので、拒絶された後のステップを解説します。
ステップ②相手の愛を満たす
いよいよ、ここからが本題です。
セックスレス状態はほとんどの場合、「どちらかの愛情タンクが空っぽになった時」に起こります。
愛情タンクとはその名の通り、自分が受けた愛情をためておくタンクのことです。
「自分はこの人から大事にされている、愛されている」と実感できる体験を積み重ねていくと、愛情タンクは満たされていきます。
愛情タンクが満たされている時には、人は「心に余裕を持つ」ことができます。
余裕があると、多少イヤなできごとを経験しても、怒ることはありません。
人がピリピリ神経をとがらせて過剰に反応する時は、たいてい心に余裕がない時です。
人間が心に余裕を感じるためには、「自分は周りの人から大事にされる存在なんだ」という実感が必要なのです。
そして、世の中で一番自分を大事にして欲しいと思っている人が、自分が一生の伴侶として選んだパートナー、つまり夫や妻なのです。
もし、あなたの奥さんが普段からピリピリして怒りっぽいとしたら、それは「あなたから愛されている」という実感がないからです。
恋人時代との決定的な違い
恋人時代には、男女ともに恋愛ホルモンのパワーで、自分から積極的に相手の愛情タンクを満たしに行きます。
①できるだけ会う努力をし、会えない時でもマメに連絡を取り合い(クオリティータイム)、②誕生日プレゼントも欠かさず(ギフト)、③お互いにホメ合ったり感謝の言葉をかけ合います。(ポジティブな言葉)
④相手のためなら、多少面倒なことでも進んでやってあげます。(サービス行為)
⑤そして、会えたときには手をつないで歩いたり、キスやハグ、セックスをする頻度も高くなります。(タッチ)
つまり、恋人時代には「愛を伝える5つの方法」すべてを、お互いがフルに活用して、相手の愛情タンクを満たし合っているのです。
でも、これは本能のパワーでムリをしている状態なので、時間と供にだんだん本能がおさまってきて、5つすべてをやろうというモチベーションが下がってきます。
下がりきった時に最後に残るのが、「自分にとって一番優先順位の高いこと」です。
もしあなたがセックスレスで悩んでいるなら、あなたの最優先順位は「タッチ」の可能性が高いでしょう。
そして、あなたのパートーナーがセックスに応じてくれないのであれば、あなたのパートナーの愛の言語は間違いなく「タッチ以外の4つのどれか」だということが分かります。
まずは先に相手の愛情タンクを満たす
あなたが再びセックスのある夫婦生活を取り戻したいなら、まずは「相手の愛情タンクを再び満たす」ことから始めれば良いのです。
あなたが相手の愛情タンクを満たし続けて、ついにそれがあふれ出した時に、相手は初めて「あなたの愛情タンクも満たしてあげたい!」という気持ちになるのです。
だから、セックスレスを解消する第一ステップは、「先に相手の愛情タンクを満たすために、自分の行動パターンを変えること」です。
・・・つづく。
今回のブログはこちらの記事を元に書いています。
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