From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
※月・金曜日のブログはシンヤが担当します。
今回は、質問サイトにあった投稿について一緒に考えてみましょう。
おそらくこのトピックは、多くの夫婦に通じる部分があると思います。
それは、「夫(妻)のお金の使い道についての不満」です。
今回の投稿では、奥さんが旦那さんのお金の使い道について不満を抱えている、という内容でした。
状況をざっくりまとめると、こんな感じです。
↓↓↓
・夫が20万円のパソコンを買おうとしている。
・そのパソコンは、仕事用ではなくゲーム用パソコン。
・お金の出どころは、夫が月々のおこづかいを節約して2年間コツコツためてきた貯金。
・別に家計費から出すわけじゃないから、文句を言うべきじゃないとは思うけど、モヤモヤする。
・奥さんとしては、パソコンを5万円ぐらいの安いモデルにして、残りの15万円を家族のために使って欲しい。
・ウキウキしている夫にそれを伝えるべきか?この買い物を止めるべきか?悩んでいる。
というものでした。
このパターンは、けっこうあるあるではないでしょうか?
男女が入れ替わるパターンも多そうです。
たとえば、奥さんが美容やファッションに大金を注ぎ込むのを見て、夫が不満を抱えるパターンなど。
決して人ごとではない、ということで、この状況を分析していこうと思います。
よくある回答
まず、この質問サイトにコメントされていた回答の中で多かったものをご紹介します。
・夫がおこづかいから自分で貯めた貯金だから、文句を言うのは可哀想では?
・ゲーミングPCの相場はもっと高いので、20万円はかなり妥協している価格だと思う。
・もし5万円のパソコンにしたら、目的であるゲームができなくなって、それこそお金のムダ遣いになってしまうのでは?
というのが多数派でした。
つまり、夫の立場を擁護する派です。(おそらく、男性の回答者が多い気がします)
男性脳の特徴
こういった相談の場合、男性はどうしても「客観的な事実」に照らし合わせて、ものごとを判断する傾向があります。
つまり、
・20万円という金額が妥当なのか?
・今回の出費が家計に大きなマイナスの影響を与えるのかどうか?
などを、合理的に判断してジャッジしようとします。
女性脳の特徴
一方、女性の心理としては、「自分の気持ちに寄り添って、共感して欲しい」という願望から、投稿することが多い傾向にあります。
(本人がそれを意識している、しないに関わらず)
なので、「正論」を言われても、納得できないことが多いのです。
今回の投稿者が男性であれば、
「なるほど!そうなのか。このスペックで20万はむしろ安いのか。じゃあ、まあ良いかな。」
と結論づけるかもしれません。
でも、女性は正論を求めていません。
相談という形を取ってはいますが、寄り添って共感して欲しいと思っていることが大半です。(もちろん、個人の性格や状況によっても変わりますが)
正しさを求めない
こういう夫婦間のすれ違いの場合、「どちらが正しいか?」を議論することはあまり意味がありません。
どちらにも主張があって、どちらにとっても正しいからです。
そうではなく、「なぜ、モヤモヤしているのか?何が原因でこの対立が生まれているのか?」を分析して、自分が本当に引っかかっている部分(感情)を知ることが大事です。
そして、その感情をぶつけるのではなく、言葉にしてパートナーに伝えることが大事です。
伝えるときには、相手を責める言い回しはNGです。
あくまで、「今、自分は悲しみを感じている。その理由は、たぶんこうだと思う。」ということを、冷静に言葉で伝えるのがポイントです。
それができれば、どんなすれ違いもパートナーシップを深めるのに役立ちます。
ということで、次回の記事では、今回の相談ケースの「理由」を分析していきましょう。
・・・つづく。
※このブログでは、恋人や夫婦のケンカを乗り越え、パートナーと長く幸せな関係を築く方法を発信しています。
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