【婚活中の独身女性がペットを飼うと、結婚できなくなるって本当?!④】

From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

(→前回のつづき)

※僕自身の「ペットで彼女とモメた体験談」の続きです。

彼女と付き合い始めて最初の1年目には、まったく気にならなかったペットの存在が、2年目から一気に存在感を増しました。

きっかけは、結婚の話が持ち上がってきた頃でした。

将来の話をする中で、彼女が、

「私たちは、ペット可のアパートを探さないとならないしね。」

とボソッと言ったのです。

僕はてっきり、ペットの犬は実家に置いてくるものだとばかり思っていました。

犬を飼っている人にとっては、「え?そんなわけじゃないじゃん!」というリアクションでしょう。

でも、犬やネコを飼ったことがない人は、おそらくその程度の認識が普通だと思います。

後から分かったことですが、その犬は彼女が大人になって自分で選んで子犬から育てたとのことでした。

もし、両親が選んで買ってきて、「家族の犬」として育てられていたら、実家に置いてくるのもアリだったかもしれません。

でも、彼女が選んで自分で育てている犬は、結婚したら一緒にセット付いてくるものらしい、ということが分かりました。

子連れ女性と結婚するような感覚

僕にとっては、「子連れの女性と結婚する」ぐらいの覚悟が必要だと分かりました。

・新しい父親になる自分は、子供に受け入れられてもらえるかどうか?

・もし自分にも子供がいる場合は、自分の子供と相手女性の子供の相性はどうか?

などなど、色々なことを気にしなければなりません。

ペットを飼っている人同士でも、ペットの相性が悪くて困っているケースがあるようです。

僕はネット上で自分と似たような環境の男女がいないかどうか調べてみました。

そしたら、想像以上にたくさん出てきました!

主に、女性側がペットを飼っていて、パートナーの男性がペットを嫌がって別れた、というケースが多く見られました。

本当に、人間の子供を連れているのと近い感覚なんだなぁ~と思いました。

当事者にならないと分からない感覚

もし、自分の彼女がペットを飼っていない状態でこれらのネット記事を読んでいたら、

「そんなことで別れるなんて、もったいない。ちょっとガマンすれば、ペットの方が早く寿命を迎えるのに・・・」

と感じていたかもしれません。

でも、自分が当事者になってみて、ペットと一緒に暮らすハードルが想像以上に高いことが分かりました。

人間の子供も育てる責任重大ですが、僕にとっては犬と一緒に暮らす方が難しいと感じます。

なぜなら、幼少期からのトラウマがあるからです。

僕は、犬が怖くて仕方ないのです。

たとえ喜びの吠えだろうと、僕の耳には威嚇の吠えと同じです。

「ネコならまだしも、犬かぁ~・・・しかも、屋外に出せない小型犬とは・・・」

僕は悩みました。

ネコだったらまだ、何とかガマンできなくもない気がします。

というのも、ネコは僕の祖父の家で飼っていたので、幼少期から馴染みがありました。

また、ネコは犬と違って吠えません。

さらに、ネコは人間に向かって猛スピードで向かって来るようなこともありません。

たまにゆっくり歩いてきて、身体を僕の足にスリつけてくる程度です。

でも、僕は犬だけはガマンできません・・・吠えられたり、走り寄られただけで、全身がビクン!となって硬直してしまうのです。

そして、心臓がバクバクして、すごいストレスを感じます。

たとえ小型犬であっても、です。

いえ、むしろ小型犬の方がアグレッシブな気がします。

彼女には申し訳ないですが、とてもじゃないけど「カワイイ」なんて1ミリも思えませんでした。

恐怖のリハビリ

僕が彼女のペット犬を怖がっているのを知ったことで、恐怖のリハビリ活動が始まりました。

まずは、僕が彼女の家に車で迎えに行ったら、1度車から降りて、庭で犬に近づかなければなりません。

彼女のペット犬は、僕の姿を見るなり、モーレツに吠えて暴れました。

今にも僕に襲いかかってきて、噛みつく勢いです!

彼女によると、犬は飼い主への嫉妬が強く、知らない人間が飼い主に近づくと、威嚇することがあるらしいのです。

僕は完全にロックオンされていました。

何度やっても、僕は毎回モーレツに吠えられました。

その度に、僕はビクビクしながら恐怖を感じました。

毎回のデートが憂鬱になってきました。

車で彼女の家に迎えに行くのを全身が拒絶するようになってきたのです。
そこで彼女は、新たなリハビリを思いつきました。

なんと、ペットショップに僕を連れて行って、慣れさせることにしたのです。

 

・・・つづく

 

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