From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)
前回の記事では、男性脳は「担当制」であるということをお伝えしました。
「役割分担をして、チームで狩りをせよ」
という本能が埋め込まれているので、自分にも相手にも役割分担を求めます。
つまり、自分の周りにいる女性に対しても、役割分担を与えているのです。
不倫をしている男性は、ほぼ無意識レベルで、「不倫担当の女性」「妻担当の女性」というように、役割を与えてビシッと線引きをしています。
だから、不倫担当の女性から「妻担当への異動願い」を出されると、とても困るのです。
もちろん、異動願いを真正面から突っぱねると、辞表を出されてしまう危険があります。
そうなると、また不倫担当の女性を新しくリクルートするコストがかかります。
なので多くの不倫男性は、
「今すぐに異動させるのは難しいけど、君のガンバリは認めているんだ。あと1年待ってくれたら、妻ポジションに空きが出る予定だから、そしたら君を異動させるよ。」
と言いつつ、何年も関係を保ったまま引きずっていくのです。
でも、多くのケースでは、男性は妻担当の女性を手放しません。
そもそも、妻担当の女性と不倫担当の女性は、何が違うのでしょうか?
妻担当女性の特徴
男性にとっての妻担当女性の条件は、おおむねこんな感じです。
↓↓↓
①家庭的で、家事と育児をしっかりこなしてくれる。(生活が安定する)
②あまり文句を言わない。(一緒に暮らすのがラク)
③適度に放っておいてくれる。(自由を与えてくれる)
④お金を節約して使う。自分の服や化粧にお金をかけすぎない。(夫が使えるお金が増える)
⑤浮気しない。(男性は自分のことは棚に上げて、女性にこれを求める)
⑥賢い。(先のことをしっかり考えて行動できる)
⑦ピンチの時には、自分を支えてくれる。(信頼できる相手)
という感じです。
もちろん、この条件をすべて満たすような女性はいませんが、いくつか満たしているだけで、男性は妻担当として考えます。
また、男性の性格によって好みのタイプは違いますが、妻にする女性の条件としては、似通っているケースが多い印象です。
不倫担当女性の特徴
一方で、男性にとっての不倫担当女性の条件は、おおむねこんな感じです。
↓↓↓
①若くて色気がある。(性欲が満たされる)
②妻子持ちの自分の立場を脅かさない。(付き合うリスクが低い)
③恋愛体質。(口説きやすい)
④服や化粧にお金を使う。(見た目はキレイな方が良い)
⑤他の男にもモテる。(いざという時に、別れやすい。重くない)
⑥賢すぎない。(今の関係に未来がないことに気付かないで欲しい)
⑦ピンチの時には、別れても後腐れがない。(付きまとわれない)
という感じです。
もちろん、男性のタイプによって好みは違いますが、不倫担当にする女性の条件としては、似通っているケースが多い印象です。
男性が妻となかなか別れないのは○○だから
いかがでしょうか?
妻担当の女性タイプと、不倫担当の女性タイプでは、根本的に全く条件が違うということです。
どっちが良い悪いの問題ではありません。
ただ、求める条件が違うのです。
そして、不倫男性がなかなか妻と別れないのは、「希少性の高さ」です。
妻タイプの女性は、なかなか出会えません。
男女平等が叫ばれている今の時代、家庭的な女性を見付ける方が難しかったりします。
また、もし子供がいる男性の場合は、自分の子供にとっての母親は自分の妻だけなので、希少性がよりアップします。
年月を重ねるほど、妻ポジションがますます揺るぎないものになっていくのです。
一方、不倫担当の女性の希少性は、妻ほど高くはありません。
若くてキレイな女性であれば、すぐに代わりが見つかるケースが多いです。
不倫している男性は、その辺りをちゃんと冷静に計算した上で、担当女性を決めていることが多いのです。
異動願いは受け付けられない
いかがでしょうか?
これが、不倫担当女性からの異動願いが男性に受け付けられない理由です。
もちろん、双方納得の上で「私は不倫担当として採用されたことに満足している」ということなら、全く問題ないでしょう。(道徳的な部分は横に置いておいて)
ただ、もし不倫担当女性が、「いつかは妻担当に異動したい」と思っている場合は、報われない確率が高いです。
もちろん、可能性はゼロではありません。
ただ、もしうまくいって妻ポジションに異動しても、その男性はまた空きポジションの不倫担当の女性を新しくリクルートすることになるでしょう。
自分が元いた不倫担当の部署に、新しく若い女性が採用されても、まったく問題ない!という場合は、妻ポジションを狙う価値はあります。
ただ、もし「自分が愛する男性のオンリーワンの存在になりたい!」と願うなら、今すぐ別れて違う男性を狙った方が、目的は達成しやすくなるでしょう。
以上が、質問サイトの投稿に対する、私たちシンヤ&サヤの考察です。
(完)
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