【自慢より失敗談や不安を話す:私たちシンヤ&サヤの出会った時の体験談41】

From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む

※サヤと出会ってから付き合うまでの体験談を、シンヤ視点(男性脳視点)で描いたストーリーの続きです。

サヤが初めて僕の地元の静岡に来て、僕のルーツをたどるドライブをしました。

道中で、たくさんの話をしました。

・僕が高校時代にヤンキーの巣窟の恐ろしい教室内で、何を考えて毎日行動していたのか?

・なぜ高卒で働き始めたのか?

・どんな理由で転職したのか?

・各職場でどんな学びがあったのか?

・これまでにやってきた習い事(演技、ダンス、カラーコーディネーター資格、マジック、英会話など)から得た学びは何か?

などなど、細かいことを色々と話しました。

普通、「高卒で職を転々として、多趣味な男」という表面だけ見れば、

「何も考えずに気の向くままに適当な生き方をしている野蛮人」

というイメージがわくでしょう。

でも、実際には色々と考えて、悩んで、決断しながらやってきました。

もちろん、趣味などはそこまで悩まずに、気になったものに気軽に手を出して、ハマって極めたくなってしまう・・・という流れがほとんどでした。

でも、転職の時には将来のことをあれこれ考えました。

文章にまとめると、頭の中がスッキリする

考えるときには、僕はいつも文字に書く習慣がありました。

自分の考えを文章にまとめるのです。

思いつくままに、今考えていることを書き綴ります。

もし転職した場合のメリット、デメリット、うまくいかなかった場合の最悪のパーターン、そこから立ち直れる確率、立ち直り方、などなど、あれこれ想像を張り巡らせながら、あらゆる可能性に考えを向けていきます。

 

すると、頭の中が整理されて、スッキリしてくるのです。

そして、頭の中が整理された状態だと、人から「なぜその時に転職したんですか?」と聞かれたときに、理由を分かりやすく説明することができます。

ただ「何となく」とか、「イヤだったから」といった、感覚的なものではなく、論理立てて自分の行動理由を解説できるようになるのです。

 

そういった解説をサヤに話す機会が与えられたことが、僕にとってはチャンスにつながりました。

もちろん、これはドライブデートなので、あまり堅苦しい雰囲気で仕事面接のようになっては、雰囲気が台無しになってしまいます。

できるだけ僕の職場の個性的な登場人物のキャラ描写を中心に、ストーリーを伝えました。

実は、サヤは今でもこの「ストーリーを聞くこと」が好きです。

サヤは後にコーチとして独立してしまうほど、「人の個性を引き出す」ことに興味がありました。

もちろん、僕はこの時点ではそこまで深読みしたわけではありませんでしたが、結果的にサヤに話を喜んで聞いてもらえました。

その日のドライブデートは、終始楽しい雰囲気で終わりました。

サヤは、僕のことを深く知れたことで、安心したようでした。

サヤの言動から、明らかに心理的な距離が縮まったのを感じました。

 

女性に自分の感情や考えを伝える大切さ

男性は本能的に、自分の感情や考えを女性に伝えるのが苦手です。

よく映画などのシーンでも、主人公の男性が何かトラブルに巻き込まれてピンチになっている時に、愛する妻や恋人に対して、

「大丈夫!君は何も心配しなくていい。俺が何とかするから。君はただ、家に帰ってゆっくり休んでいてくれ。」

などと言いながら、1人で問題解決に飛び出していく・・・

なんて所が描かれます。

あの手のシーンは、女性に不評です(笑)

男性向けのアクションものなどによく出てくるので、男性目線で描かれているのでしょう。

男性からしたら、「女性に心配をかけたくない」という本能が働くため、これが正解のように感じます。

でも、実はこの行動パターンは女性にとっては嫌われる確率が高くなります。

なぜなら、女性は感情や考えをシェアすることで、愛情を示すように脳が作られているからです。

女性にとっては、男性が抱えている問題や不安を自分にシェアしてもらうことが、愛の証なのです。

 

感情を隠すと嫌われる

でも、男性が感情や考えを隠して、

「何でもない。心配いらないから。」

と言うと、

「君は何も知る必要はない。君には僕の心の内を知る価値はない。僕は君をそこまで愛してはいない。」

と言っているように聞こえるのです!

恐ろしいですね!

でも逆に、不安や恐怖などの、男性が隠したい感情を女性にシェアすると、それは「愛している」というメッセージに受け取られるのです。

僕は今回のドライブデートで、過去の恐怖や不安などをサヤにシェアしました。

転職する時に、将来に対する不安や恐怖を感じない人はいないでしょう。

それをただ、伝えるだけで良いのです。

特に過去の感情であれば、今のこととは関係ないので、男性にとっては話しやすくなります。

 

自慢話はNG

男性は女性の前で「過去の自慢話」をしがちですが、逆に過去の失敗談や不安体験などを話すと、意外なほどに女性との距離が縮まることがあります。

もちろん、不安を伝えることが100%恋愛に有効とは限りません。やり過ぎると、頼りない人と思われてしまうリスクはあります。

でも、少なくとも自慢話を延々と続けるよりも、効果があることは間違いありません。

僕は、その点に関しては心理学の知識として持っていたので、サヤの前で必要以上に自分を大きく見せる自慢話をしないように気をつけながらドライブデートをしました。

その結果、大きな前進の手応えを感じることができました。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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