From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
※最近Facebookのショート動画で見付けた、未来の婚活スタイルを描いたストーリーの感想の続きです。
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https://www.facebook.com/reel/1792432791168147?fs=e&s=TIeQ9V
(→前回の続き)
前回の記事では、「未来にバーチャルリアリティーの世界で婚活するようになっても、男女が求める条件は変わらない」という予想をお伝えしました。
実際に、このショートドラマの中でも、女性たちは男性を年収で選び、男性たちはおそらく年齢で選んでいるっぽいです。(主人公が女性なので、男性視点は出てきません)
ただ面白いのが、最初は主人公の女性も男性たちを年収で判断しているのですが、誰にも声をかけてもらえず、ヘコんだところに声をかけてくれたのが、年収400万円のフリーランスの男性だったのです。
最初は「う~ん・・・」というリアクションをしてしまい、それを見てあきらめて去ろうとする男性を呼び止めます。
その後、話してみたら意気投合して、また会うことになる。
でも、返って母親にそのことを相談したら、
「その人はやめときなさい!」
と言われて、「えっ?!」となる。
という、よくあるパターンです。
実はこの動画は、3本仕立てになっていて、その後もストーリーが続いていきます。
親の価値観が相手選びに影響する
婚活では、「女性は年収、男性は年齢で相手を選ぶ」という一般的な傾向に加えて、それぞれの親の価値観が影響することもよくあります。
たとえば母親に、「結婚するなら○○の男性にしなさい」というように、具体的に言われて育てられたり、そこまで具体的に言われなくても、親の姿を見ながら影響を受けます。
両親のパートナーシップがうまくいっていたら、
「父親に似たタイプの男性(母親に似た女性)を選ぼう」
とする傾向が上がります。
逆に両親がうまくいっていない場合は、
「父親(母親)とは真逆のタイプを選ぼう」
となるでしょう。
親から直接何か言われるかどうかに関係なく、僕たちは常に親の影響を受けていると言えます。
親の影響は、結婚前から始まり、結婚後も続いていきます。
家事のやり方、子育ての仕方、家を買うかアパートにするか?など、色んな決断をする場面で、それぞれの親の価値観がぶつかり合うシーンがあるのです。
自分の基準で相手を選ぶ(ネタバレあり)
※ここから先はネタバレがありますので、先に動画を最後まで見てから読むことをオススメします。
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https://www.facebook.com/reel/1792432791168147?fs=e&s=TIeQ9V
ちなみに、このショートドラマのストーリーでは、主人公の女性は、親に反対されたその男性と結婚を前提にした交際を始めます。
その後も、母親からあれこれ言われるシーンが出てきます。
最終的に結婚するシーンが出てくるわけではありませんが、おそらく結婚するだろうと思わせるような、ハッピーエンドなシーンが出てきます。
ここで面白かったのが、主人公の口から「私には親がいないの」というセリフが出てきたことです。
その後、実は彼女には両親はいなくて、母親役の女性はAI秘書だったことが分かります。
世間の価値観を反映したAI秘書
その母親風のAI秘書は世間の価値観を反映したデータを元に、発言内容が決められていたのです。
つまり、社会全体の一般的な価値観に照らし合わせて、「その男性がアリか?ナシか?」をジャッジしていたというわけです。
色々と否定的なことを言ってきたのは、世間の人たちの声を代弁していたのです。
結果的に、主人公の女性はAI秘書の母親に言い返して、母親はそれを受け入れます。
「自分の価値観で人生を決めていい」
というメッセージが伝えられるのです。
パートナー選びに正解はない
この先、いくらテクノロジーが発達しても、男女の「パートナー選び」の基準は、常に「親と世間一般の価値観の影響を受け続ける」という点では変わらない気がします。
そして、パートナー選びに正解はないと思います。
親が決めた結婚相手とお見合い結婚してうまくいくケースもあれば、大恋愛した相手と、親の反対を押し切って結婚したのに、その後離婚するケースもあるからです。
僕自身も、最初の結婚は失敗しました。
でも、あの経験があったからこそ、その後は自分の価値観と真剣に向き合い、自分にとっての理想の結婚生活のイメージを、少しずつ明確にしていきました。
その結果、「理想の女性13条件」が出来上がり、それを全部満たす女性 !が目の前に現れました。
それが、今の妻のサヤです。
「どんな相手を選ぶのが正解か?」という視点よりも、「自分はどんな関係を築ける相手を探しているのか?」という視点で相手を選ぶ方が、パートナーシップはうまくいく。
パートナーシップがうまくいけば、幸せな人生になりやすい。
それが、今回のショートドラマを見て、自分自身の経験を思い出しながら感じたことです。
このドラマは、作った企業の宣伝要素が入っているので、多少の強引さを感じましたが、ハッピーエンドの、心温まるドラマでした。
(完)
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