From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(※→前回のつづき)
前回の記事では、女性脳は「じっくりコトコト」タイプだということをお伝えしました。
子供を産む性として生まれた女性脳は、相手選びをする時に、
・この男性は自分だけを見続けてくれるか?(浮気しないか?)
・この男性は自分が出産&育児などで働けなくなる時期に、家族に肉(お金)を運び続けてくれるか?
・この男性は、家事や育児に協力的か?
などを見極めようとします。
意識して見極めよう!とするというよりも、脳の作り的に「見極める期間を取るために、早急にコトを進めてはならない!」という指令が出ている感じです。
その指令のために、急に男性を好きになるようにはなっていません。
一方で、男性脳は違います。
一瞬で燃え上がる男性
男性脳は基本的に、一瞬で燃え上がるようにできています。
見た目が好みの女性であれば、話したことすらなくても、好きになることができるのです。
(※注:もちろん、男性にも女性にも個人差はあるので、例外はあります。でも例外は少数派なので、ここでは多数派の話をしています。)
男性脳の全体的な作り自体は、一瞬で燃え上がるようにプログラムされている傾向が強いのです。
なぜなら、もし男性側も女性と同じように「じっくりコトコト」タイプで好きになる人ばかりだったら、恋愛関係が成立までにものすごく時間がかかってしまいます。
時間がかかり過ぎると、生物学的に種の保存がしづらくなってしまうので、神様は男性脳は一瞬で燃え上がるように作ったようです。
また、「種の保存」という点で見ると、男性は「タネ付け」までが生物学的な役割になります。
道徳的な話は横に置いておくと、「たくさんの女性と関係を深めて、1人でも多く子供を残すのだ!」という指令が脳内に組み込まれています。
そのため、本能的に浮気をしやすいのは、女性よりも男性の方が多いです。
(浮気の話になると長くなるので、またの機会に譲ります)
男性は脳の作りが女性とは違うのです。
「一瞬で燃え上がる」という性格上、どうしても女性とは好きになるタイミングがズレます。
好きになるタイミングがズレると、空振りしやすくなるのです。
デート3回説
デート指南本などに昔からよく書かれているメソッドに、「デート3回説」があります。
「デート3回目で告白したり手をつないだりといった、アプローチをかけよ」
というものです。
逆に言えば、「3回目までは急なアクションを起こすな」という戒めでもあります。
これは、とても理に適っている戦法です。
男性の本能である「早く白黒つけたい!」という欲求を抑えて、女性の本能に合わせて動くためには、3回というのは最低限のガマン回数になります。
このメソッドは、今でも十分過ぎるほど有効です。
何万年もかけて進化してきた人間の本能は、数十年~数百年単位では変わりません。
どんなに文明が発達しても、デート3回説は、まだ数百年以上は有効であり続けるでしょう。
そして、デート3回を繰り返すのにも、ちょっとしたコツがあります。
それが、「グラデーション式デート術」です。
グラデーション式デート術
女性の「好きメーター」は、グラデーションのように段階的に少しずつ変化していきます。
1回のデートが8時間でも、1時間でも、グラデーションの変化に大きな違いはありません。
男性は1回のデート時間を長く濃くすれば、それだけ女性の「好きメーター」も上がると考えがちです。
でも、実際にはそうではありません。
ランチ1回の時間を一緒に過ごすデートも、ランチ&ディナー&その後の飲みまで過ごす長時間デートも、女性脳にとっては「同じ1日」なのです。
どうせ同じ1日効果しかないなら、男性にとっては1回のデート時間は短い方が効率的です。
デート1回目:ランチだけ(2~3時間)
デート2回目:ディナー&その後のプチ飲み(3~4時間)
デート3回目:丸一日ドライブ
などといった感じで、徐々に一緒にいる時間を増やしていくのが有効です。
短い時間であれば、集中力を途切れさせずにいられます。
集中力が途切れなければ、デート中にボロが出る確率が減るので、成功率も上がります。
男性にとっては良いとこずくめです。
女性が「この男性好きかも?!」と感じられるようになるまでには、最低3回は会うことが必要、ということだけ押さえておけば、大丈夫です。
空回りして大きな失敗をする確率は減ります。
「相手を好きになるタイミングは、女性と男性で違う」ということだけ覚えておくと、きっと今後の行動プランを立てる時に役立つと思います。
次回の記事では、引き続き男性向けに「1回目の告白はジャブ打ち」というテーマでお届けします。
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