(※画像はTBSテレビ公式サイトより引用)
①新婚カップルの離婚の危機
②熟年夫婦の離婚
2つの世代の危機を同時進行で描いた、ユニークなドラマです。
主人公カップル自身と、その親たちが離婚に向かって突き進む過程が、コミカルに描かれています。
【登場キャラ】
・サキ(バリバリのキャリアウーマンでオシャレ美人)
・コウイチ(体育会系全開の自衛隊員)
・コウイチの両親(昭和の伝統的な亭主関白スタイルの夫婦)
・サキの両親(お互いに束縛しない、自由なスタイルの夫婦)
・その他家族メンバーや、恋敵など。
【ストーリー】
主人公のサキとコウイチは、出会って3ヶ月でスピード結婚する。
最初はモーレツに盛り上がって恋の炎がMAX状態で結婚したものの、初日からいきなりバトルを経験する。
結婚して一緒に住み始めたばかりのカップルには必ずと言っていいほど訪れる「生活リズムや価値観の違いから来るすれ違い」がコミカルに描かれる。
オーバーなキャラ設定なので、どこか現実味がなくて笑って見ていられるものの、結婚経験者なら「あるある」とうまずきたくなるケンカのタネ要素がちりばめられている。
わずか数日で離婚話まで持ち出すことになるが、同時進行でなんと2人の両親も離婚に向かって別居が始まってしまう。
コウイチの両親は、保守的で亭主関白な文化の家庭だが、母親の方がガマンの限界に達して、家を出てしまう。
サキの両親は、自由でお互いに干渉しない主義だが、
父親の度重なる浮気に、母親がついに激怒して家を出てしまう。
お互いの両親が離婚の危機に向かい出したサキとコウイチは、いったん自分たちの離婚話は保留にしておいて、お互いの両親の夫婦仲の和解に乗り出す。
果たして、サキとコウイチは本当に離婚してしまうのか?
2人の両親も、本当に離婚してしまうのか?
以上が、リコカツ(離婚活動の略)のドラマのざっくりしたストーリーです。
男女の心理学の学び
このドラマの特徴は、何と言っても親世代&子世代の両方に等しく訪れる離婚の危機です。
新婚カップルと聞くと、世間では「幸せの絶頂期」というイメージがあります。
でも実際は、お互いの生活リズムや価値観の違いがハッキリ見えてくる時期でもあり、これまでメラメラと燃えさかっていた恋の炎が揺らぎ始める時期でもあるのです。
一緒に暮らすことで、それまで見えていなかった、相手の欠点や自分と合わない部分を見ざるを得なくなります。
そして、「自分の決断は間違っていたのでは?この人は運命の相手なんかじゃなかったのでは?」と不安になってくるのです。
一方で、親世代の離婚騒動を通して見えてくることは、
「それまで長く結婚生活を続けてきたからと言って、今後も同じように結婚生活が安泰に続くとは限らない」
ということです。
特に旦那さんが仕事を引退して家にいる時間が長くなると、生活が激変します。
それまでお互いに顔を合わせる時間が少なかった分、見て見ぬ振りをしてきた部分と強制的に向き合わされるようになります。
その結果、耐えられなくなって(多くの場合奥さんの方が)離婚を切り出すのです。
このドラマから学べることは、
①どんなに大恋愛を経て結婚しても、男女の恋の炎は長くは続かない。
②ただ長く一緒に暮らすだけでは、男女のすれ違いが埋まることはない。
という、厳しい現実です。
と同時に、一度壊れかけた関係も、相手を理解しようとすることで、修復できる可能性がある、ということも見えてきます。
価値観のスタイルが違っても、離婚の危機は変わらない
また、このドラマでのもう1つの学びは、「価値観のスタイルがまったく違っても、離婚の危機は変わらない」ということです。
サキとコウイチの両親カップルは、真逆のスタイルです。
コウイチの両親のように、保守的な亭主関白タイプの家庭の場合、真逆の自由なタイプの夫婦関係に憧れるかもしれません。
でも、自由で干渉しないタイプの夫婦のサキの両親は、また別の理由で離婚の危機を迎えます。
こっちのスタイルでうまくいかなかったから、今度は真逆を試そう!
とやっていても、実はうまくいかない、ということが描かれています。
もちろん、これはドラマなので、フィクションです。
実話ではありません。
でも、多くの人達の共感を得て人気が出た理由は、多くの人達が実生活で同じような気持ちになったことがあるからだと思います。
私達シンヤ&サヤがこれまで学んできた男女の心理学の要素が、分かりやすい形で大げさに描かれているな、と感じました。
決して人ごとだと笑い飛ばせない、リアルな離婚の現場を目撃することができます。
オススメです。
シンヤ&サヤの感想
毎回のエンディングで泣けるシーンが用意されているのも良かったですね。
確かに!毎回オチがあるのはスゴい!そして、毎回の最後のシーンで流れる主題歌が耳に残りました。
ずっとー!ずっとー!
気付くと風呂や台所で、ずっとー!と口ずさんでしまう自分がいました。
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最初に見始めた時には、大げさな演出がイマイチだと思ったけど、見ていくうちにだんだん引き込まれました。