From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
※火曜日のブログは夫シンヤが担当します
(→前回の続き)
サヤが2人目の子どもを出産する直前にこの記事の前編を書いてしまったため、順番が前後してしまいました。
続きが気になる人もいるかもしれないので、ちゃんと完結させます。
前回の記事で書いたように、僕もサヤも2人目の子どもを作ることには、かなりビビりまくっていました。
特に僕の場合は、
①産後クライシス
②自分が二児の父親になれるのか?という不安
③サヤが無事に出産できるか?という恐怖
と、3つも不安がありました。
でも結局、今は生まれたばかりの2人目の赤ちゃんの世話をしている真っ最中です。
では、なぜこんなにネガティブな感情があるのに、2人目を作ろうと思ったのか?
その理由は、僕もサヤも「兄弟仲が良い」ことだと思います。
僕のケース
僕には、4才年下の弟がいます。
小さな頃から、2人でよく遊びました。
正直、僕にとっては同学年の友達と遊ぶよりも、弟と遊んでいる時の方が楽しかったのです。
また、お互いの友達が来ている時にも、よく混じって一緒に遊んでいました。
僕の友達が来ている時に、弟が混じって一緒に遊びました。
弟が友達を連れてきた時には、僕も混じって一緒に遊びました。
ジャッキー・チェンのカンフー映画が流行っていた頃には、弟と2人でカンフーごっこをして遊びました。
ミスター・マリックのテレビ番組が流行っていた頃には、おもちゃ屋さんでマジック用品を手に入れて、弟と一緒に練習して、兄弟でマジックショーを近所の子ども達に披露していました。
ドラマの「あぶない刑事」が流行っていた頃には、弟と2人で火薬銃で打ち合いごっこをしていました。
その火薬は、「カネキャップ」という名前のアイテムで、小さな輪っかに少量の火薬が何発分も詰め込まれていました。
カネキャップがちょうど入る大きさの専用の銃で撃つと、大きな音と火花が散るので、とても楽しい遊びでした。(おそらく今は規制が厳しそうなので、もう売られていないと思いますが)
大人になってもよく遊ぶ兄弟
大人になってからも、僕らはよく一緒に遊びました。
弟は20代前半の早い時期に結婚して、2人の子どもができました。
でも、その後も僕は弟の家に遊びに行って長居することがよくありました。(弟の奥さんにとっては、迷惑だったと思いますが)
さらに、僕が31才で弟が27才の頃から、2人で兄弟マジシャンとして活動するようになりました。
子どもの頃に好きだったマジックを本格的にやり始めたのです。
最初は趣味で楽しんでいましたが、凝り性の僕たちはどんどん本格的になってきて、そのうちプロとして活動するようになりました。
結婚披露宴、お祭り、テレビ局主催のイベント、企業の周年祭やクリスマス会など、色んなイベントに呼ばれるようになったのです。
兄弟でステージに立つと息がピッタリ合うため、他のマジシャン仲間たちからよく、
「兄弟でやってると最強だなぁ~!マジシャン同士でコラボして、ここまで足並みを揃えて演じるのはなかなか難しいよ。」
と言われます。
確かに、実の兄弟でマジシャンをやっている人は多くありません。
「てじにゃ~にゃ」の山上兄弟が有名ですが、他に兄弟でやっているコンビを知りません。
今は、僕は結婚と同時に妻のサヤの本拠地である東京に引っ越したので、僕と弟はマジックショーを一緒にやる機会は減りました。
それでもたまに電話すると、お互いに積もる話をしてしまい、1時間半以上しゃべっるので、妻から「女子みたいに長電話だね(笑)まったく仲良いね~!」と言われます。
そんな感じなので、「もし、自分の人生に弟がいなかったら・・・」と考えると、とても想像できないぐらい、味気ない、つまらないものになっていたような気がします。
よく弟や妹が生まれると、上の子が愛情不足になって、焼き餅を焼くと聞きます。
でも、僕は自分が記憶している限り、弟に対してそういう感情を抱いたことがありません。
両親に聞いても、僕が弟に対して焼き餅を焼くような言動をしたことはなかったそうです。
よく、「一人っ子は親の愛情もオモチャも何でも独り占めできて、うらやましい」と言われるらしいですが、僕は何でも弟とシェアする人生を送ってきて、それがとても楽しかったので、一人っ子で一生を終える人生が考えられませんでした。
だから必然的に、1人目の娘にも「妹や弟がいる人生」を体験させてあげたかったのです。
サヤも兄弟仲が良い
そして、サヤにも弟がいいます。
子どもの頃から今に至るまで、仲が良いです。
サヤが子どもの頃に、弟と一緒に遊んだ時の思い出を、僕はよく聞きました。
今でも正月に家族で集まった時に会うと、よく姉弟で昔の思い出話を楽しそうにしています。
今は一緒に遊ぶことはないそうですが、色々と人生相談もし合える仲のようです。
やはりサヤも、僕と同じように「弟のいない人生は考えられない」というタイプです。
僕とサヤは、「きょうだい仲が良い」という共通点があるのです。
それが、2人目を作ろうと思えた大きな理由です。
もちろん、娘たちが姉妹で仲良くやっていけるのかは分かりません。
仲が悪い兄弟もたくさんいるのは知っています。
でも、そこはコントロールできる部分ではありません。
僕たちにコントロールできるのは、「1人目の娘に、きょうだいと一緒に過ごす人生をあげること」だけです。
そして今回、妹が生まれました。
2人がどんな仲になっていくのか、今はまったく分かりませんが、2人が一緒に遊ぶ姿を見ることが、僕とサヤの喜びになることは間違いありません。
(完)
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