【オススメドラマ:ルシファー⑤】

From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

(→前回のつづき)

※私達シンヤ&サヤが、今最もハマって毎日見ているネットフリックスの連続ドラマ「ルシファー」の詳しいレビューの続きです。


付き合い始めてからしばらくすると出てくる、


「恋人なら、このぐらいはしてくれるはず!」


「恋人なのに、○○をしてくれないなんて!」


といった不満は、自分の中にある自己無価値感とリンクしています。


恋人に対する「○○してくれない!」という落胆は、言い換えると、


「自分は○○してもらえる価値がない人間なんだ・・・」


という、自分に対する見方から出てきます。


本当は、自分で自分のことがキラいなのです。


だから、人から何か言われると、過剰に反応して猛反撃してしまいます。


多くのカップルはこのステージで、自分を落胆させた相手に失望するのです。


そして、「別れる」という道を選ぶことで、自己無価値感から逃れようとします。


相手と一緒にいて自己無価値感を感じるぐらいなら、1人になった方がまだマシだ!と考えるからです。


ルシファーとクロエにも、何度か別れの危機は訪れます。


でも、そのステージを何とか乗り越えて、再び絆を深めるステージに突入します。

 

④ピンチを乗り越えて、再び絆を深めるステージ


このステージになると、最初の頃のような浮ついた感情は消えて、相手に深いつながりと信頼を感じるようになります。


ドラマの中では、ルシファーとクロエは落ち着きを取り戻します。


このステージでは、ルシファーの兄弟や親との関係性が強く描かれます。


兄弟の間にある競争意識や劣等感などが、明るみに出てくるのです。


そして、実の兄弟から、ルシファーに向かってたくさんの罠が仕掛けられます。


ルシファーとクロエは、襲いかかる数々のピンチを協力して乗り越えて、愛を深めていきます。


ドラマなので、日常生活では起こりえないような危険なシーンがたくさんやってきますが、パートナーシップの力で乗り越えるシーンは感動モノです。

 

⑤結婚することを決めるステージ

結婚を決めたルシファーとクロエは、多くのカップルが遭遇する悩みに突き当たります。


それは、どっちの仕事を優先するか?です。


最初はクロエが刑事の仕事を辞めて、ルシファーの仕事の手伝いをしようとするのですが・・・


色々と問題が発生します。


アメリカのドラマでは珍しく、結婚を機に女性が仕事を辞めるシーンが描かれますが、そこで生じる問題がリアルに描かれています。


結婚しても、お互いの中にある自己無価値感や罪悪感は消えることはありません。


この時に、ルシファーとクロエの友人も結婚式を挙げます。


その結婚式でその友人がパートナーに向かって言う「誓いのセリフ」が、結婚の本質を見事に表していて、感動しました。


「あなたは、自分の価値をなかなか信じられない、困った人です。


その自己無価値感が理由で、今までに何度も暴走して、私達の関係をめちゃくちゃにしてきました。


これからも、おそらく何度も問題が起きるでしょう。あなたは、この先もずっと私に迷惑をかけ続ける。


でも、これだけは覚えておいて。


私は、あなたが何をしようとも、どんなに暴走しても、『あなたは愛される価値のある人だ』ということを証明するために、あなたを愛し続けるわ。


その道は決してラクではないけれども、私は諦めない。

今日、それをここに誓います。」


・・・と。


この「決意表明」こそが、結婚の本質だと感じます。

 

シンヤ:「このシーンは泣けましたね!サヤもボロ泣きしてたし。」


サヤ:「もう、感動しすぎてドラマが終わっても放心状態でした。このセリフを結婚式で言えるのは、本当にスゴいわ!」


シンヤ:「愛は感情ではなく、決意である。『愛を伝える5つの方法』の著者のチャップマン博士も、そう言ってましたね。」

 

⑥親になるステージ

このステージでは、ルシファーとクロエが、親になります。


詳しいストーリーはネタバレになるので言いませんが、


「これまでさんざん自分の親を批判してきたルシファーが、今度は自分の子供に批判される側になる」


という、逆転現象が起こります。


これまで自分の父親を「親らしいことを何一つしてくれなかった!」と怒っていたのに、今度は自分が親になった時に同じことをしていることに気付きます。


そしてまた、激しい罪悪感に駆られるのです。


これまで親に向けてきた批判の声が、今度は自分にも向けられるようになります。


「良い親でありたい」


その願望が、実は自分を苦しめていることに気付くのです。


ルシファーとクロエは、親としての自分の不完全さを、どう受け入れて乗り越えていくのでしょうか?


ここから先は、ドラマ本編をご覧ください。

 

サヤ:「特に最後のシーズン6は、毎回の話が涙なしでは見れませんでした。」


シンヤ:「本当に、毎回ボロ泣きさせれました。見終わった後30分ぐらいは、今日のストーリーを振り返りながら、2人であれこれ話しました。」


サヤ:「シーズン6は、ぜひ夫婦やカップルで一緒に見ることをオススメします!」

 

以上、私達シンヤ&サヤの中での大ヒットドラマ「ルシファー」の詳細レビューをお届けしました。


見て損はない!と断言します!


シーズン1までは、ちょっとエンタメ色が強い感じですが、シーズン2以降は急に学びの要素が増えてくるので、ぜひそこまでは見続けてみてくださいね。

 

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(おすすめドラマ:ルシファーのレビュー 完)

 

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