【1回目の告白は「ジャブ打ち」⑥】

From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

(→前回のつづき)

今回の記事は、ジャブ告白シリーズ最終回として、ジャブ告白のコツをお伝えします。

コツは、「女性脳に寄り添う」ということです。

女性はよく、自分の感情を他人とシェアします。

たとえば、イヤなことがあった日は、その感情を恋人や夫、友人などにシェアします。

「私は今、こんな気持ちになっているの!それを知って欲しい」

というのが、女性脳なのです。

別に解決策を求めていません。

ただ、自分の感情を知ってもらえるだけで、ストレスの8割は解消しているのです。

男性は妻や恋人にグチを言われたら、「それなら、こうすればいい!」とすぐ解決策を出してしまいがちです。

すると女性は、「話を聞いてもらえていない」「自分が拒絶された」と感じて、ケンカが始まる原因になります。

男性脳は白黒ハッキリつけたい仕組みになっているので、

「気持ちを知るだけでは意味がない。状況が改善されなければ意味がない」

と考えます。

でも、女性脳は違うのです。

「自分の感情を相手に知ってもらうこと」で、親密さを増すのです。

ジャブ告白のセリフ例

この女性脳の仕組みに寄り添った、ジャブ告白のセリフ例を1つお伝えします。

「僕は、○○さん(ちゃん)のこと、好きだよ。もし付き合ってくれたら、すごく嬉しい。でも、きっとまだタイミングが早いよね。

別に今、ここで返事が欲しいわけじゃないんだ。

ただ、僕は○○さん(ちゃん)のことを好きだってことを知っておいて欲しいなと思って。」

このセリフの中にあるポイントは2つあります。

①「自分の気持ちを知っておいて欲しい」というセリフのは、感情のシェアです。しかも、「相手を好き」というのは、できれば隠しておきたい感情です。

それをシェアしてくれるのは、女性脳にとってはまさに「親密さの証し」なのです。

 

②こう言われた場合、「Yesか?Noか?」の返事はできなくなります。結果的に、断られる確率は減ります

 

男性脳はモヤモヤする

「告白しているのに、返事を求めない」

というのは、男性脳にはモヤモヤが残ります。

問題があるのに解決しないまま、その場を去る時の不快感に似ています。

でも、女性脳はそれで問題ないのです。

よほど嫌われていない限り、「彼が秘めた気持ちをシェアしてくれた!」と感じて、好感度がアップするでしょう。

そして、これまで以上にあなたに親近感を感じるようになります。

これが、ジャブ告白の目的です。

 

ジャブ告白の後は、今まで通りに接する

ジャブ告白が終わったら、後は今まで通り普通に接するだけでOKです。

このことについて、こちらからは一切触れる必要はありません。

今まで通りのペースでメールをして、内容も変えず、今まで通りのペースでデートに誘います。

この間は、彼女の気持ちが盛り上がるのを待つ期間なので、下手にモーションをかける必要はありません。

ジャブ告白は「強い押し」の効果を持っています。

その後は、普通に接することで「引き」の期間を作ることができます。

ジャブ告白でなければ、こういう引きはできません。

本気の告白をしてしまえば、返事を求めることになります。

その時の返事がNoであれば、逆転は難しいでしょう。

次のデートにも誘いづらくなります。

でも、ジャブ告白は違います。

ジャブ告白は、本気告白と同じぐらいの威力を持ちながらも、その後も今まで通り普通に接することができるのです。

返事を求めてもいないし、断られてもいないのですから。

もし、この期間でデートに応じてもらえなくても、焦る必要はありません。

メールが返ってくるようなら、問題なしです。

もし、メールが返ってこなくなったら、深追いせずに潔く手を引いた方が良いでしょう。

とはいえ、メールの返事が来なくなっても、1ヶ月ぐらいは様子を見た方がいいかもしれません。

こちらが何もしていない間に、彼女は色々と考えて、気持ちの整理をしているかもしれません。

次に会ったときには、彼女の心はかなりホットな状態になっている、なんてこともあり得ます。

2回目の告白は1回目よりラク

ジャブ告白さえうまくいけば、2回目の本気告白はオマケ程度の位置づけになります。

もちろん、ちゃんと本気度が伝わらなければなりませんが、2回目は1回目のジャブ告白よりもずっと難易度が下がります。

また、すでに心理的な距離が縮まっていますので、多少せっぱ詰まった感が出ても、問題ありません。

おそらく、一度ジャブ告白をしていることで、あなた自身の心に余裕が出てくるはずです。

そして、2度目の告白のタイミングやセリフは、自然に言えると思います。

ジャブ告白は、心理的に「女性脳に寄り添う」スタイルの告白なのです。

 

注:ジャブ告白は2回ぐらいまでにしておく

ジャブ告白は、あまり打ち過ぎるのもよくありません。

まったく脈がないのに何度も告白するのは、女性脳に寄り添った行為ではありません。

しつこいだけの告白は、ストーカーになってしまいます。

2回ジャブを打ってもまったく手応えがなかったら、手を引いた方がいいかもしれません。

ジャブ告白は試す価値アリ

以上、6回に渡ってジャブ告白の効果とやり方について解説してきました。

ジャブ告白の何よりのメリットは、自分の心に余裕が生まれることです。

1回で決めなくていい、というのは、プレッシャーを減らして、肩の力を抜くのに役立ちます。

一度試す価値アリです。

あなたの戦略の中の1つに加えてみてください。

(完)

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