From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)
前回の記事では、1回目の告白をボクシングのジャブに例えて解説しました。
今回は、ジャブ告白の2つの役割をお伝えします。
効果① 相手との心理的な距離を測りながら、攻めるリズムをつかむ効果。
意中の女性が「脈あり」かどうかを見極めるのは、男性にとってはかなり難しいです。
よほど経験値を積んでいる男性でない限りは、なかなか攻めのタイミングはつかみづらいでしょう。
特に男性に多いのは、早く距離を縮めすぎて、女性に逃げられてしまうケースです。
ふつうの男性は、女性の心が読めません。
だからこそ、ジャブを打つ必要があるのです。
この記事を書いている僕(シンヤ)も、以前は告白を「白黒ハッキリさせるための手段」と考えていました。
女性心理学を勉強する前だったので、僕は告白の位置づけもやり方も、何も知りませんでした。
ただ、恋の熱い気持ちを相手に伝えて、「僕の彼女になってください!」と突進するだけでした。
当然、ドン引きされてフラられます。
誰もYESと言ってくれる女性はいませんでした。
僕は、職場や習いごとなどで知り合った女性にいきなり告白してフラれるという、ムチャなサイクルを繰り返していました。
1度もデートすらしたことのない女性にいきなり告白したことさえあります。
それはまるで、リングに上がった瞬間にいきなり右ストレートで仕留めようとするようなものです。
相手はまだピンピンしているし、こちらの動きに警戒しているので、大振りのパンチを振っても、かすることすらありません。
逆パターンもある
ただし、草食系男子の場合は逆パターンで逃げられることもあります。
何もモーションをかけないまま時間だけが過ぎていき、女性を待たせ過ぎてしまいます。
時間をかけるのは大事ですが、待たせ過ぎるのもNGです。
後からやってきた肉食系男子に彼女をさらわれてしまうこともあります。
・動きをかけるタイミングが早すぎるパターン
・いつまでも動かず待たせすぎるパターン
どちらのパターンも、「女性の心理に合わせられていない」という点で、逃げられる確率が上がってしまいます。
そこで、ジャブ告白が役に立つのです。
ジャブ告白をして相手の女性の反応を見ることで、
「今どのぐらいまで心理的な距離が近づいているのか?」
が、男性の目にも分かりやすくなります。
パターン別:距離のジャッジ
相手の女性の熱量に応じて、反応が変わります。
【レベル1:まだ冷水】
一番低い温度の場合は、
「え?そんなつもりじゃなかったんだけど・・・」
という反応が返ってくるでしょう。
「○○君とは友達だと思ってるから、そんな風に見てなかった。」
というようなセリフを言われた時には、まだ距離感がだいぶ遠いです。
これからじっくり時間をかけて距離を縮めていきましょう。
もしこの冷水レベルの反応だったとしても、あきらめる必要はありません。
女性の心は「じっくりコトコト」タイプです。
これから時間をかけて加熱していくつもりで仕切り直せば、チャンスがやって来るかもしれません。
ふつうは、3回連続で2人きりでデートできていれば、さすがに相手にとって「生理的に受け付けない」というレベルにはいないと思います。
ただし、あまりにもストレートにぶっきらぼうに「あなたとはそういう関係はナシだわ」みたいに言われたら、潔くあきらめましょう。
深追いしても、見込みはありません。
ジャブ告白の段階でフラれたならば、心理的なダメージもそこまで大きくはないはずです。
【レベル2:ぬるま湯】
友達以上、恋人未満ぐらいの距離感だった場合は、こんな反応が返ってくるかもしれません。
「え?ちょっと早すぎない?」
「まだ心の準備ができてないんだけど・・・」
「ここで告白されるとは思ってなかった・・・」
というようなニュアンスの反応だったら、ぬるま湯状態だと思って良いと思います。
「まだ早い」というのは、言い換えると「もう少したったらOKかもよ」という意味です。
「この先のあなたの反応次第でアリになるかも」
というチャンスをもらったようなものです。
焦らずヘコまず、じっくりコトコト煮込みましょう。
シンヤ:「最初に僕がサヤにジャブ告白した時は、サヤはレベル1~2の間ぐらいだったと思いますが、どうでしょう?」
サヤ:「そうですね。このタイミングで早くない?と思いました。」
シンヤ:「実際に口に出して言われましたからね(笑)まさか、告白しようとしてないわよね?って、釘を刺されました。」
サヤ:「ここで告白されたら「ジ・エンドよ」と思っていました(笑)でも、強引に告白してきましたね。」
シンヤ:「あくまでジャブなんで!打つこと自体に意味があると思って強引に打ちました。」
【レベル3:熱湯】
たまにジャブ告白がクリーンヒットしてしまうこともあります。
「あ、はい、そうですね・・・はい。よろしくお願いします。」
というような反応が来たら、すでにかなり熱くなっている可能性が高いです。
とりあえず、最初のハードルは超えたことになります。
後は、次のステージである「パートナーシップを長続きさせるコツ」を学び始めてください。
私達シンヤ&サヤのブログや動画を見て、この先に待ち受けている至難を予想して、いざという時の解決法を脳内にインストールしておいてくださいね。
多くはレベル1~2
とはいえ、レベル3の熱湯状態は、まず起こりません。
男性の方が相手を好きになるペースが早いことが多いからです。
ふつうは、レベル1冷水~レベル2ぬるま湯からのスタートになります。
それでも、一度ジャブ告白をすることにより、火力を強くすることができます。
次回は、そこを深掘りしていきます。
・・・つづく。
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