【1回目の告白は「ジャブ打ち」①】

From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

前回までの記事では、女性と男性では、異性を好きになるまでのスピードやタイミングに違いがあることをお伝えしました。

(前回の記事はこちらをクリック)

今回は、その流れで「1回目の告白はジャブ打ち」というテーマをお伝えします。

男性が女性とお付き合いを始めたいと思った時、「僕の恋人になってください」という意思表示として、「告白」という一大イベントがあります。

もちろん、男女が付き合い始めるのに、告白は絶対に必要なわけではありません。

告白なんて泥臭いことをしなくても、自然に流れるように、いつの間にか深い関係になっていく・・・そんな持って行き方をする男性も一定数います。

もしあなたがそんな器用で経験豊富な男性だとしたら、この記事を読む必要はありません。

この記事は、初心者向けです。

そして、長く続く関係を築くために、自分の気に入った女性と本気で向き合いたい人向けのブログです。

結婚してパートナーと一緒に生活していると、他の人達から、「お二人の馴れ初めは?」「告白はどっちからしたんですか?どんな状況でしたか?」「プロポーズの言葉はありましたか?」などなど、色々聞かれることがあります。

そんな時、女性心理としては「ちゃんと告白してもらえた」「ちゃんとプロポーズしてもらえた」と自信を持って答えたい。そういう経験をしてから付き合ったり、結婚したい・・・と思う傾向があります。

以上を踏まえた上で、男性からの告白はしておいた方が良い、というスタンスで話を進めていきます。

 

凝った告白のセリフは必要ない

恋愛ドラマなどの中でも、男性から女性への告白シーンはロマンチックに描かれるので、「凝ったセリフを用意しなければ!」とハードルが上がりがちです。

でも、あいまいな表現や態度では何を言っているのか分からなくなってしまい、女性に伝わらなくなってしまいます。

それに女性は、大事なシーンでは男らしいストレートな表現を好む傾向があります。

【パターンA】

「もし君が僕の前で永遠に輝き続ける星になってくれたら、僕は君の光を受け止める海の水になるよ。」

【パターンB】

「君のことが好きです!僕と付き合ってください!」

この2パターンでは、分かりやすいパターンBの方がウケが良いです。

もちろん、パターンAは極端な表現なので、もっとカッコ良くて自然な言い回しがあると思います。

でも、いざ告白しよう!という本番では緊張してしまって、凝ったことを言う余裕なんてないのが普通です。

かといって、パターンBのようなストレートな表現がいつもうまくいくとも限りません。

せっぱ詰まった感が出てしまうと、相手の女性に引かれてしまうことも多くあります。

 

セリフよりも、言うときの雰囲気が大事

実は告白は、「何を言うか?」よりも、「どう言うか?」の方が大事です。

つまり、言うときの声のトーンや雰囲気の方が、印象を大きく左右します。

「君のことが好きです。僕と付き合ってください。」

というセリフも、言い方によってずいぶん印象が変わります。

目を血走らせて、額に血管が浮き出た状態で、汗をダラダラ流しながらこの言ったとしましょう。

「き、き、き、君のことが・・・す、す、す、好きです!!!・・・ぼ、ぼ、ぼ、僕と・・・つ、つき、つき、付き合ってください。」

こんな感じで怒鳴るような大声で言われたら、相手の女性は威圧感を感じて、ドン引きしてしまうかもしれません。

「あら!かわいい!」とポジティブに捉えてくれる女性もいるかもしれませんが、それは告白する前から確実に好かれている相手にしか通用しません。

ふつうは切羽詰まった雰囲気の告白は、撃沈するだけで終わります。

(この記事を書いている私シンヤも、このパターンで何度も撃沈した経験があるので、「うまくいかない度合」が良く分かります)

 

ギャップが「驚き&引き込み」効果を生む

でも、もしこのセリフ、

「君のことが好きです。僕と付き合ってください。」

を、いつも通りの声のトーンで、自然な感じで言ったら、どう聞こえるでしょうか?

おそらく、相手の女性はギャップを感じて驚くでしょう。

もちろん、「この人は本気ではない」と捉えられるのは良くありません。

ニヤニヤしたり茶化したりせずに、ちゃんとマジメな表情で言うことが大事です。

でも、ストレートな告白のセリフを、マジメな表情でサラッと普通のトーンで言われたら、ちょっと驚くはずです。

このギャップが、引き込みを生むのです。

でも、ただでさえ緊張する告白に、余裕を持たせるなんて、とてもできそうにありません。

実はこの心の余裕を強制的に生み出すための戦略が、「1回目の告白はジャブ打ち」という考え方なのです。

・・・つづく。

 

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