From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
※月・金曜日のブログはシンヤが担当します。
(→前回のつづき)
前回の記事では、自分の愛の言語を夫に伝える方法をお伝えしました。
「私は~」を主語にして、自分がどういう時に悲しい思いをしたか?どういう時に嬉しかったか?を伝えます。
そして、それらのエピソードに共通する「自分の愛の言語」が何かも伝えるのです。
①もし、あなたが「夫が家事をしてくれないことに対して悲しさを感じた」のであれば、あなたの愛の言語は「サービス行為」の可能性が高いでしょう。
②もし、あなたが「自分の誕生日に、夫が何もプレゼントを用意してくれなかったことが悲しかった」のであれば、あなたの愛の言語は「ギフト」の可能性が高いでしょう。
③もし、あなたが「夫が自分をホメてくれなくなったことが悲しい」と感じるなら、あなたの愛の言語は「ポジティブな言葉」である可能性が高いでしょう。
④もし、あなたが「夫が自分と2人で過ごす時間を作ってくれないことが悲しい」と感じるなら、あなたの愛の言語は「クオリティータイム」である可能性が高いでしょう。
⑤もし、。あなたが「夫が最近、自分の身体に触れてくれなくなったのが悲しい」と感じるなら、あなたの愛の言語は「身体的タッチ」である可能性が高いでしょう。
あなたの愛の言語がどれだったとしても、あなたの夫はそれを知らないはずです。
だから、伝える必要があるのです。
そして、要望もしっかり伝えます。
「私は、あなたに○○をして欲しい。そしたら、愛されていると感じられるの。」
と。
自分がどうやって愛を表現してきたか?を伝える
次に、自分がどうやって夫への愛を示してきたか?を伝えます。
なぜかというと、あなたにとって
「これをしてもらえたら、愛されていると感じるに決まっているでしょ?」
と思っていることが、夫にはまったく伝わっていない確率がとても高いからです。
夫婦がお互いの愛の言語を学んで伝え合ったことがない場合、何もせずに自然に愛が伝わる確率は、1割にも満たないでしょう。
9割以上のケースで、「これだけ尽くしているのに、自分の愛がパートナーに全然伝わっていない」と感じるはずです。(逆もまたしかり)
だからこそ、自分はどういう方法でパートナーに愛の表現をしているか?をちゃんと言葉で伝える必要があるのです。
①もし、あなたの愛の言語が「サービス行為」の場合、「家事をしっかりやって、夫の身の回りの世話をしている」ことで愛を表現している確率が高いでしょう。そして、それが夫に「愛の証し」だということが伝わってない確率は高いです。
②もし、あなたの愛の言語が「ギフト」の場合、「夫の誕生日や昇進祝いに、必ずプレゼントを用意する」ことで愛を表現している確率が高いでしょう。(そして、それが夫に「愛の証し」だということが伝わってない確率は高いです。)
③もし、あなたの愛の言語が「ポジティブな言葉」の場合、「夫をホメたり、感謝を伝える」ことで愛を表現している確率が高いでしょう。(しつこいですが、それが夫に「愛の証し」だということが伝わってない確率は高いです。)
④もし、あなたの愛の言語が「クオリティータイム」の場合、「夫の過ごす時間を最優先して、大事にしている」ことで愛を表現している確率が高いでしょう。(もちろん、それが夫に「愛の証し」だということが伝わってない確率は高いです。)
⑤もし、あなたの愛の言語が「身体的タッチ」の場合、「何かあるごとに夫の身体にタッチしたり、セックスを定期的にしている」ことで愛を表現している確率が高いでしょう。(やはり、それが夫に「愛の証し」だということが伝わってない確率は高いです。)
「伝わってない」が当たり前
そんなわけないじゃん!これだけ分かりやすい表現をしているのに、なぜ私の愛が伝わらないの?
と思われるかもしれません。
そうなんです。「愛の言語は、伝わらないのがデフォルト」なのです。
だからこそ、愛の「言語」なんです。
僕ら日本人がアメリカ人の話す早口な英語を聞いて、何を言っているのか分からないように、愛の言語も違う言語の人にとってはまったく理解できません。
でも、英語を学び続けると、だんだん早口英語も聞き取れるようになってきます。
同じように、愛の言語も聞き取れるようになってきます。
でも、そうなるまでには時間がかかります。
だから、翻訳作業が必要なのです。
「私は、こういう方法であなたに愛を表現しています」
という字幕をつけてあげないと、理解されないのです。
この字幕作業が、大事なステップ2「自分がどうやって愛を表現しているか、言葉で伝える」作業になります。
おそらく、やってみると、
「え~!そうだったの??」
というリアクションが返ってくるでしょう。
それができたら、次のステップに移ります。
・・・つづく。
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