From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)
前回の記事では、ペットが原因で選択肢が狭まることで、逆に婚活にプラスに働くというお話をお伝えしました。
婚活の落とし穴は、「選択肢が多すぎて選べなくなること」です。
マッチングアプリなどを使って異性のプロフィールをチェックすると、魅力的な人達の写真やステータスがズラっと並びます。
そういうデータを見ていると、「もっと良い相手がいるかもしれない・・・」と思ってしまうのです。
ただ実際には、そんなに選択肢は多くないです。
プロフィールデータの上位にランクしている人達は、引く手あまたの超人気会員たちです。
自分が手が届く範囲にいるわけではありません。
「いいね」やメッセージを送ったりすることはできても、そこからその相手の気を引いてデートにつなげて、さらに付き合いにまで発展させ、結婚するところまで持っていくのは、ものすごいハードルが高いです。
数多いライバルの中から自分が抜きん出る必要があるからです。
マッチングアプリなどで知り合った異性は、多くの場合は何人か同時進行でデートをして、最終的に自分に合うと感じた相手を選ぶ形になります。
(ハイステータス男性の場合、こっそり複数の女性と恋人関係を続ける人もいる確率が高いそうです)
そんな状態では、相手の選択肢が多すぎて、選べなくなってしまいます。
その結果、本来の目的である結婚は遠のいてしまいます。
同じ趣味や嗜好で絞ると、相手を選びやすくなる
でも、特定の趣味や嗜好を持っている人同士なら、ライバルの数はグッと減ります。
趣味や嗜好の中でも、ペットは最たるものでしょう。
ペットを飼っている者同士なら、
①自分と相手の相性
②自分のペットと相手の相性
③相手のペットと自分の相性
④自分のペットと相手のペット相性
という4つのハードルをクリアしなければなりません。
この4つがクリアできる相手は、そう多くありません。
自分にとっても、相手にとっても、選択肢が絞られるのは良いことです。
目の前にいる相手にコミットできるようになるからです。
その結果、結婚までの到達が早くなる可能性が高まります。
子連れの人同士の再婚に似ている
こうして書いていると、改めてペットを飼っている人同士の結婚は、子連れの人同士の再婚に似ているな、と感じます。
子連れの人同士も、
①自分と相手の相性
②自分の子供と相手の相性
③相手の子供と自分の相性
④自分の子供と相手の子供の相性
の4つをクリアしないと、なかなか再婚できないからです。
もし相手が子連れでない場合は、①と②のみになりますが、それでもやはり選択肢が狭まることは間違いないでしょう。
逆に言えば、婚活中にペットを飼い始める場合は、あまり気軽に捉えない方が良い、とも言えます。
「ちょっと寂しいから、とりあえずペットを飼い始めようかな・・・」
ぐらいの軽い気持ちでいる場合、飼い始めた後に想像以上に選択肢が狭まって、婚活が難航する可能性もあります。
そう考えると、結婚相談所のカウンセラーが、会員女性がペットを飼い始めることに反対する理由もよく分かります。
でも、「私の結婚に、ペットのいない生活は考えられない!ペットを受け入れてくれて、大事に育ててくれる男性と結婚するんだ!」という強い意志を持って飼い始めるのであれば、逆に婚活はスムーズに行くかも知れません。
表面的なことは関係ない
大事なのは、ペットがいる、いないという表面的なことではない気がします。
ペットのいる生活は、自分にとってどんな意味があるのか?
ペットを受け入れてくれる男性が、自分にとってどれだけ大切か?
を自分でしっかり分析できて、言葉にして伝えられるぐらいになっていれば、自分にピッタリ合うパートナーが見つかる確率がアップします。
これは、ペットに限ったことではありません。
みんな、自分の中に「これだけは譲れないもの」があるはずです。
・ギャンブルをしない人
・タバコを吸わない人
・お酒を飲まない人
・年収は最低○○万円の人
といった条件は、自分の幼少期の体験談と結びついているケースが多いです。
それをしっかり分析して、向き合って、「だから私は、ここは譲れないんだ」と自分で分かっていれば、たとえ選択肢が狭まってもピンポイントで相性の良い相手を見付けられるでしょう。
ということで・・・
結論:ペットを飼っていても、いなくても、関係ない。婚活がスムーズにいく秘訣は、自己分析と自己理解。
だと思います。
(完)
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