Fromシンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
「もういい!」
妻からこう言われた時、あなたはどう反応していますか?
夫の耳には、
「もう、話し合うつもりはない。放っておいて!」
と聞こえます。
そして、男性はストレスを感じた時に一人になりたい本能があるので、
「今はそっとしておくのが解決策になるな」
「自分も疲れたから、これで一人になれる」
と考えがちです。
でも多くの場合、女性の「もういい!」は、本当に会話の終わりを意味しているわけではありません。
「もういい!」の本当の意味
でも多くの場合、女性の「もういい!」は、本当に会話の終わりを意味しているわけではありません。
むしろ逆です。
本当はまだ伝えたいことがある。
分かってほしいことがある。
でも、これ以上うまく言えない。
そんな状態のときに出てくる言葉です。
つまり、
「もういい!」=「これ以上話しても、分かってもらえない気がする」
というサインです。
男性の受け取り方とのズレ
ここで、男女の大きなズレが起きます。
夫=「会話終了のサイン。これ以上関わらない方がいい」
一方で、妻の中ではこうなっています。
妻=「本当は分かってほしかった。でも、もうこれ以上は私から言うことに疲れた。」
つまり、
夫は「終了」だと思って離れる。
妻は「限界」だから止まっている。
このズレが、そのまま距離になります。
なぜ「もういい!」になるのか
この言葉が出るまでには、必ず流れがあります。
最初は、妻もちゃんと伝えようとしています。
でも、
・話を途中で遮られて、解決策を出された
・気持ちを伝えたら、説明で返された
・感情よりも正しさで返された
こうしたやりとりが続くと、
「このまま話しても、また同じことになる」
と感じます。
そして、
「もういい!」
になります。
これは、話したくなくなったわけではありません。
むしろ、話したいのに続けられなくなった状態です。
ここでの分岐点
問題は、「もういい!」という言葉そのものではありません。
そのあと、どう関わるかです。
夫がそのまま距離を取ると、
妻=「やっぱり分かってもらえなかった」
となり、関係は一段階冷えます。
でも、関わり方を少し変えると、流れは変わります。
では、夫はどうすればいいのか?
大事なのは、無理に話を続けることではありません。
一度止まりながらも、状態を受け取ることです。
例えば、
「受け取れなくてゴメン。俺ちゃんと分かれてないかもしれないけど、しんどいのは伝わってるよ」
「しんどくなってきたんだね。」
「うまく言えなくなってる感じなんだね。」
「俺も今、うまく受け取れる自信がないから、落ち着いたら、またゆっくり話そう」
この一言があるだけで、妻の中に少し余白が戻る可能性があります。
ここで必要なのは、正解ではありません。
「分かろうとしている」というサインです。
「もういい!」は終わりではなくサイン
女性の「もういい!」は、終わりの言葉ではありません。
話し合いを諦めた言葉でもありません。
これ以上うまく伝えられない、というサインです。
だからこそ、すぐに解決しようとしなくていい。
無理に話を続けなくていい。
一度止まって、状態を受け取る。
その余白があると、止まったはずの会話が、もう一度動き出すことがあります。
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