Fromシンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)
婚活で行き詰まった時に、打開策として1つの選択肢になるのが、「世界に目を向ける」ということです。
僕が婚活していた頃に出会った国際カップルと話してみて、「市場を変えれば、こんなに自分の需要も変わるんだ!」ということが分かりました。
僕は以前、アメリカ人のオーナーが経営しているパブによく出入りしていました。
そこには、日本人はもちろん、外国人のお客さんも多く通っていました。
そのパブでは、定期的にイベントが開催されていて、初夏には近くの海辺でBBQを毎年やっていました。
僕は、そのBBQに参加したのです。目的はもちろん、「パートナー候補の女性と出会うこと」でした。
でも、僕はここで予想外の出会いをしました。
年下のイギリス人男性と結婚した日本人女性と意気投合して、色んな体験談を聞かせてもらえたのです。
婚活をあきらめたアラフォー女性
その女性は、自分が40代なかばだと話していました。
30代の頃は日本で積極的に婚活していたものの、男性たちからまったく相手にされずに、疲れ切っていた時期があると、話してくれました。
僕も当時は婚活に疲れていたので、すごく共感しながら話を聞きました。
その女性は、30代なかばで日本での婚活を始めたものの、男性たちからまったく相手にされず、「女性は年齢で価値が決まる」という現実を、身をもって味わったそうです。
どんなに服装やトークに気を遣っても、男性たちは結局、20代女性に群がっていく姿を見て、大きな失望を感じていました。
それでも何とか、自分に合う人がいるはずだと信じて、婚活を何年も続けたそうです。
でも、まったく結果が出ずに40才を迎え、あきらめて人生にリセットをかけることにしました。
気分を切り替えるために、ほぼ「やけくそ精神」で仕事を辞めて、昔から興味があったイギリスに行き、3ヶ月ほど滞在したそうです。
先のことを考えるのに疲れたので、帰国後の仕事なども考えていなかったと言っていました。そのぐらい傷ついていたのです。
イギリスで予想外の展開
ところが、そんな精神状態で行ったイギリスで、予想外の展開が待っていたのです。
もともとお酒好きだった彼女は、イギリスでもバーやパブなどのお酒を飲める場所を見つけて、よく行っていたそうです。
そこで、人生初の「モテ期」を体験することになります。
男性客たちから、ものすごい好意の目線を浴びせられながら、話しかけられたそうです。
しかも、話しかけてくる男性たちは、年上だけではなく、年下の男性たちも多くいました。
これは、日本では一度も経験したことがなかった現象です。
この時彼女は、「日本人女性はイギリス人男性のモテるのかも?!」と思いました。
さらに驚いたことは、日本人ほど年齢を気にしない男性が多いことでした。
むしろ「成熟した女性の方が魅力がある」と、年下の男性たちから何度か言われたそうです。
それでも彼女は、「私のことを真剣に付き合う相手候補として見ていないから、そんなことが言えるんだろう」と思っていたそうです。
とはいえ、この時点ではほぼ結婚をあきらめていた彼女にとっては、若い男性たちとのこういったやりとりは新鮮で、自分のモテ期を楽しんでいたそうです。
言葉のカベも、割と何とかなる
ちなみに、この時の彼女は英語ペラペラだったかというと、そんなことはないそうです。
向こうが日本好きなイギリス男性であれば、ある程度の日本語を勉強しているので、日本語で話してきます。
彼女の方も、カタコトながら知っている英単語を並べるだけで、それなりにコミュニケーションは成立していたそうです。
そんなに英語ができなくても割と会話が続くという点も、現地で色んな男性と話してみて、初めて気づいたことだと言っていました。
確かに、僕がこれまで出会ってきた他の国際カップルたちを見ていても、「2人のうちどちらかが、相手の国の言葉をペラペラに話せる」というケースは、ほとんどいませんでした。
国際恋愛や結婚における言葉のカベは、おそらく僕たちが思っているほど高くないのかもしれません。
そして、結婚をあきらめていた彼女に、イギリスで大きな転機が訪れます。
・・・つづく。
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